吐き気、冷え、生理痛など
20代 女性
今年4月に関西から上京し、社会人になったことで環境がガラリと変わり、不安の中で突然起こった体調不良でした。
私の主な症状は吐き気・冷え・生理痛でした。
中でも毎朝、駅までの数分間に襲ってくる原因不明の吐き気には対応策がなく、ただただ我慢するだけでした。
思い切って大学時代の恩師(教授)に相談をしたところ、鍼がいいのでは、ということで、清明院を紹介していただきました。
鍼は全く初めてだったのですが、信頼できる恩師からの紹介でもありましたし、 身体全体を改善していくという中国医学の考え方に身を預けてみようと思い、すぐに予約をいれました。
初診の日はかなり緊張しましたが、問診で先生とゆっくり、細かくお話ができ、少しずつ緊張も解けていったように思います。
そしてその日、治療直後から効果を実感!!あれだけあった吐き気がスッと治まったのです。
私はこの日から"竹下マジック"と呼ぶことにしました。
毎回効果が実感できましたし、院内は落ち着きがあり、安心できる空間ですので、毎回行くのが楽しみになったくらいです。
私の場合、通い始めて2カ月ほどで症状はほぼ全て治まりました。
症状の原因としては"環境変化による精神的な過緊張"、"食生活"ということでした。
特に刺激物(ブラックコーヒー、唐辛子、ニンニクなど)は身体に負担をかけていたようで、やめるよう指示を受けました。
これがきっかけで自分自身の食生活を見直すようになり、鍼を通して"自分の身体を大切にすること"を教えていただきました。
竹下先生は、患者一人一人に対して、本当に一生懸命に対応してくださる先生です。
これは鍼では治らないだろう…と思っている方でも、まずは先生にご相談されるといいと思います。
今では、"竹下マジックがあるから大丈夫!"という支えができ、体調に関する悩みもほとんどなく、元気に過ごせています。
本当にありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いいたします。
清明院からのコメント
この方は大学時代に中国に留学した経験もあり、東洋医学に興味はあったものの、 初診時は、鍼が初めてということもあって、ガチガチに緊張しておられました。
問診していく中で、新生活からくる不安、食生活の問題、仕事での過緊張など、様々な生活上の問題が明らかになりました。
「肝脾不和(かんひふわ)」と証を立て、治療を開始すると、1回の治療で症状が大きく動き、5診目ぐらいには、あらかたの症状はとれてしまいました。
その後も少し残る症状や、随伴する症状を治療しつつ、体質改善、健康管理の目的も含めて通院を続行し、 2か月経った頃には全面的に回復され、今では2週間に1回程度、体調を整え、不調を予防する目的で来院されております。
上の文章にもある通り、この患者さんにとって、誰も知り合いのいない、不安な東京で、 清明院で治療を受けること自体が大きな安心材料となったことが、治療効果を非常に高めた面があると思います。
いずれにせよ、初診時あれだけ鍼を怖がっていたこの患者さんが、実際によくなられ、こういった文章を書いて下さるということは、我々治療者にとっては嬉しい限りです。
…なお、この患者さんで特筆すべきなのは、体調の改善とともに非常に表情が明るくなり、なんていうか、おキレイになられたことです。
初診時は不安と緊張から、表情も、肌の状態も、何となく冴えない印象でしたが、今では非常にはつらつとして、垢ぬけたというか、おきれいになられました。
これは、老若男女問わずよくあることで、他の患者さんでも何度も経験しております。
たまに、この事実を不思議がる患者さんから、 「どうしてですか??」と聞かれた時は、「清明院は"体の中から"美容鍼灸ですんで。(笑)」とお答えしております。(笑)
…まあ、それもこれも、「竹下マジック」ではなく、真面目に「東洋医学的な鍼灸治療」を施した結果だと考えておりますので、ご心配なく。(笑)