東洋医学 伝統鍼灸 清明院

〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601

鍼灸治療の清明院

東京都渋谷区代々木2-15-12 クランツ南新宿601

JR「新宿駅」から徒歩5分

お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)

お問い合わせ

休診日:日曜・月曜(土曜、祝日の診療は18時迄)

10:00-14:00 × ×
17:00-21:00 × ×

※診療は完全予約制です
※土曜日午後の診療は15時~18時までとさせていただきます。ご注意ください。
※月曜日は往診事業部は稼働しておりますので、電話受付は可能です。

03-6300-0763

メールでのお問い合わせ

料金・施術案内

料金一覧

初診料 治療費
大 人 一律
6,000円
7,000円
大学・専門学生
(学生証提示)
5,500円
中学~高校生 5,000円
小学生以下 4,000円
文書料
(紹介状、施術証明書等)
3,500円

※当院の治療費の領収書は医療費控除にお使いいただけます。

当院院長が所属する(一社)北辰会とは?

(一社)北辰会とは、奈良に本部を置く約40年の歴史を持つ鍼灸医学の学術研究団体で、
現在奈良で開業されている藤本蓮風先生が創始者です。

1996年より、東京にも関東支部が設立され、現在では一般社団法人として、国内での研究活動はもちろん、海外(主に中国の医薬大学)との学術交流など、盛んに活動を続けております。

鍼灸師をはじめ、医師、薬剤師等、国内に数百名の会員がおります。

鍼灸学術研究団体 一般社団法人 北辰会

北辰会方式とは?

当院では「北辰会方式」による鍼灸施術を採り入れております。

北辰会方式とは、前述の(一社)北辰会が提唱している鍼灸治療法で、中国が近代までの伝統医学を、国をあげて系統的にまとめあげた「中医学」を理論のベースとしながら、日本古来の流派による独特な鍼灸の技術も採り入れ、現代の日本人の体質や気候、風土に合わせながら、なおかつ伝統も踏まえた「古くて新しい」鍼灸施術法です。

その特長として・・・

1.弁証論治(べんしょうろんち)

病というものは、生きている人間の身体に存在するものなので、常に同じ状態でとどまって いるものではありません。病は常にうごめいているのです。

病は過去~現在~未来へと姿を変えていくものであり、そのうごめく病の状態の瞬間瞬間を 捉えたものを「証」と呼び、その「証」に合わせて施術を行うことを弁証論治と呼ぶのです。

ですから同じ人間の同じ病であっても、その時その時によって施術方法は変わる可能性もあります。
また、同じ病であっても異なった施術を施したり(同病異治)、異なった病であっても同じ施術を施す(異病同治)こともあります。

こういった特徴から最近では弁証論治のことを「オーダーメイド治療」という風に表現することも多いようです。

2.少数鍼

問診・体表観察により導き出された「証」に対し、最も効果が高いと思われる経穴(ツボ)を選びます。その経穴(ツボ)の効果を最大限に引き出すよう、限りなく少ない鍼(少数鍼)しか使わないことがこの施術法の特長です。

東洋医学的な鍼というのは、身体に打つと病が軽減する方向へ身体を誘導している信号のような役割を持つのです。

またもし良い施術効果が得られ、病が治ったとしても、たくさん鍼を刺したのでは、どの鍼がどのように効いて治ったのかを検証することができません。

少数鍼であれば、治らなかった場合なぜ効かなかったのかを検証しなおし、再度病気の原因を明確にし、次からの施術にフィードバックすることが可能になるのです。

3.体表観察

問診にて得た情報をもとに、病を起こし得るいくつかの原因を想定し、それらを絞り込む為に体表観察(手足、背部、腹部の経穴(ツボ)や脈、舌の状態の診察)を行い、それによって得られた体表観察情報と問診情報とを合わせ、病の根本となる原因を導き出します。


※体表観察とは身体にあるツボの反応などを細かく観察し、どの臓腑・経絡のバランスが崩れたために症状が発症しているのかを確認するために行う東洋医学独特の検査法です。
特に(一社)北辰会では体表観察を重要視しています。

適応疾患

東洋医学では古来から現在に至るまで、どんな病気であれ気のバランスさえ正せば、人体の持つ「治る力」を発揮させ、病を治すことが出来ると考えています(ただし、寿命による老衰を除く)。

西洋医学で難治性疾患と呼ばれている病でも、東洋医学の観点から施術すれば病が軽快していくことは多く見受けられます。しかし、西洋医学・東洋医学どちらも得意分野があります。

西洋医学の方が適していると思われる場合は、当然西洋医学の施術をお受けすることをお勧めします。
下記に特に東洋医学・鍼灸医学が得意とする疾患を挙げさせて頂きます。

  • 他の治療を受けても症状が良くならない方
  • アトピー、花粉症などのアレルギー疾患
  • 頭痛、肩こり、腰痛、坐骨神経痛
  • 関節痛、腱鞘炎等
  • リウマチ、神経痛、五十肩、むち打ち症
  • ねんざ、打撲
  • 風邪、喘息、小児ぜんそく
  • 自律神経失調症、不安神経症、不眠、うつ病
  • 耳鳴り、めまい
  • 動悸、息切れ
  • 下痢、便秘、胃痛、胃もたれ
  • むくみ、冷え性、ほてり、全身倦怠感
  • 手術後の体調不良
  • 婦人科の症状(生理痛、生理の異常、更年期障害、不妊症、つわり、逆子等)
  • 病院での検査異常(高血圧、低血圧、糖尿病、コレステロール、痛風、肝臓の異常等)
  • 消化器(食欲不振(拒食)、食欲亢進(過食)、下痢、便秘、痔、胃下垂、慢性胃炎)
  • 神経系(自律神経失調症、頭痛、不眠、船酔い、肩凝り、
    神経痛(坐骨神経痛・三叉神経痛・肋間神経痛)、ヒステリー、うつ病、統合失調症)
  • 運動器疾患 (五十肩、腰痛(坐骨神経痛)、肘痛、膝痛、腱鞘炎)
  • 眼科(眼精疲労、仮性近視、結膜炎、疲れ目、かすみ目、ものもらい)
  • 循環器(高血圧、低血圧、動悸、息切れ)
  • 代謝内分泌(バセドウ氏病、糖尿病、痛風、貧血)
  • 生殖・泌尿器系疾患(膀胱炎、尿道炎、ED、尿閉、腎炎、前立腺肥大)
  • 小児疾患(夜泣き、かんむし、夜尿症)
  • コロナ後遺症による諸症状


そのほか、上記以外でも何かお悩みがございましたら、ぜひ一度ご相談下さい。

初診時ご持参いただくもの・注意事項

  • お薬での治療を受けられている方は、現在服用されているお薬(漢方薬も含む)
  • もしお持ちでしたら、病院での血液検査結果。
    また必要に応じて、レントゲン、CT、MRI画像など。
  • 治療前の食事は1~2時間はあけて、軽めのあっさりとした食事ならかまいませんが、
    食べ過ぎないように気をつけてください。
    また、カレーやコーヒーなど、舌に色がついてしまう物、飲酒は避けてください。
  • 時間に遅れそうになり、急いで来るために走ったり、
    施術時間の寸前に飲食したりすると正確な脈診が出来にくくなります。

    時間に余裕を持って来院されるようお願いします。
  • 着替えは当院でご用意いたします。しかしガードルなど締め付けの
    きつい下着を着ていると正確な診断が出来ません。
    なるべくゆったりした下着で診察を受けて頂けるようお願いします。

    また診察室は完全個室の為、安心して着替えて頂けるようになっております。
  • 時計やアクセサリー、各種磁気製品は外しておいて下さい。
    特に金属類は鍼の効果を妨げるので注意が必要です。
  • 治療後の食事はできれば1~2時間はあけて、軽めのあっさりとした食事ならかまいませんが、
    食べ過ぎないように気をつけてください。
    また、治療後の飲酒はできれば避けてください。
    どうしてもお酒を飲む場合はその旨を治療前に必ず申し出てください

使用する鍼の種類 ※画像クリックで拡大できます

毫鍼(ごうしん)

日本製のディスポーザブル(エチレンオキサイドガス滅菌済み使い捨て)の鍼で、長さ・太さは様々ですが、極端に太い鍼や長い鍼は使いません。

患者さんの体質や病の状況に合わせて使い分けます。基本的にほとんどの患者さんにはこの鍼を使って施術させて頂くことになります。

古代鍼(こだいしん)

(一社)北辰会独自の鍼であり、接触鍼と呼ばれる、皮膚に刺さず、「ポン」と当てるだけの鍼です。

特に乳幼児や刺激に対し過敏な方の施術に使用します。

打鍼(だしん)

日本古来の鍼灸の流派である夢分流(むぶんりゅう)という流派が編み出した施術法を、(一社)北辰会代表である藤本蓮風先生が現代風にアレンジした施術法です。

先の丸い、刺さらない鍼を腹部に当て、その鍼の頭を木槌でコンコンと叩くように打っていきます。

大変ユニークなやり方ですが、効果は非常に高く、業界内でも注目を集める、大変有効な施術法です。

皮膚に刺さないため、小児や過敏な方を治療する場合大変有利な方法です。

使用する灸の種類 ※画像クリックで拡大できます

透熱灸(とうねつきゅう)

半米粒大(はんべいりゅうだい)と呼ばれる、米粒の半分ほどの大きさの灸です。燃え尽きる瞬間にツンと何かでつつかれたような感覚を覚えます。

それほど熱いものではありませんが、感じ方には個人差があります。どうしても必要な時以外、苦手な人には他の処置で対応させて頂きます。

温灸(おんきゅう)

写真の温灸は「カマヤミニ」と呼ばれる温灸の一種です。円筒形の筒の上にもぐさが乗っているため、もぐさから皮膚までの間にすき間があき、マイルドに温かく感じます。

敏感な方であるけども、冷えが原因の病などでどうしても温める必要のある場合には使うことがあります。

棒灸(ぼうきゅう)

温灸の一種で、棒状に固めたもぐさに火を点け、冷えているツボに翳します。
患者さんはほんのりと温かく感じる、心地よいお灸です。
2024年11月01日 10:00

院長のブログ

最高の鍼灸の追求

2024年11月07日 21:05
2024年11月01日 10:00
2024年10月10日 21:03

スタッフのブログ

清明なる日々

2024年11月20日 21:00