リウマチ性多発筋痛症による全身の痛み、脊柱管狭窄症による足の痺れ
80代 女性
いつも有難うございます。縁あって先生の治療を受けるようになって2年半程になります。
リウマチ性多発筋痛症という難しい病気に罹ってしまい困っていましたが、
鍼治療と投薬のおかげで徐々に楽になり、今ではほぼ完治しております。
鍼と薬の両方がうまくかみ合ったのではないかと思いますが、感謝です。
他にも坐骨神経痛や体の傾斜など、慢性的な症状もありますが、的確な治療と、
日常生活におけるアドバイスもいただけて随分と良くなっています。
ありがたいです。
東洋医学は「心と体」、全体を診ていただけて、体にも優しいですし、
鍼を受けると安心感が湧き、精神的にも楽な気持ちになります。
これからも治療を続けさせていただき、心穏やかな平和な毎日でありたいと願っております。
どうぞ宜しくお願いいたします。
清明院からのコメント
この方は初診時、リウマチ性多発筋痛症という難病を患っておられ、
痛みがひどくて外出もままならなくなっていました。
病院の投薬治療で痛みは和らぐものの、すぐに元に戻ってしまい、
これからのことを考えると、寝たきりになるんじゃないか、
家族に迷惑をかけるんじゃないかと大変不安がっておられました。
東洋医学では、西洋医学的に難病や不治の病といわれるような病気であっても、
四診(望診・聞診・問診・切診)という独特の診断法によって病気の根本原因を明らかにし、
治療を行います。
そうすることで、この方のような難病でも、
ときにびっくりするような効果をあげることがあります。
実際にこの方の場合、多少の症状の増減はあったものの、「脾湿肝鬱(ひしつかんうつ)」と証を立て、
鍼灸治療を開始して約1年ぐらい経った時点で、リウマチ性多発筋痛症に関しては病院の検査、
患者さん本人の自覚症状ともに治癒してしまいました。
もちろんこういった症例ばかりではありませんし、
最初から100%治せる自信があったわけでもありませんが、
この患者さんがこちらの話によく耳を傾け、指示を聞いて下さる方だったので、
ここまで良好な結果が得られたものと思っております。
最近では演歌歌手の北島三郎さんのコンサートに出掛けるなど、治療開始当初から考えると、
こちらも驚くほどの回復を見せております。