手足の冷え、足の浮腫み、骨粗しょう症、変形性脊椎症
80代 女性
私は、夏の暑い時でも昼も夜も手足が冷えて夜も眠れませんでした。
2ヶ月前から、友人の紹介で清明院を知り、鍼治療をしていただいています。
鍼は初めてでしたが、思ったほど痛くないことに驚きました。
手足は最初よりもずいぶん温かくなり、時々靴下を忘れるようになってまいりました。
長く続けてもっと元気になりたいと思っております。
82歳になり、命のある限り元気でいたいと思っております。
清明院からのコメント
この方は、初診時足がパンパンに浮腫み、膝から下がまるで象の足のようになっておられました。
靴下の痕もくっきりと残って、脱いでも全く戻らず、触診してみるとキンキンに冷えており、
病院に通っても全く変化しないため、本人ももうあきらめておられるような印象でした。
「腎虚(じんきょ)、湿困脾土(しっこんひど)」と証を立て、治療は鍼に加えて毎日千年灸を患者さん自身に据えていただき、
現在治療を開始して2ヶ月、浮腫みはほとんどなく、冷えも当初の半分以下で、
「美脚になったねえ~」と言って笑いながら治療させていただいております。
この患者さんのように、自宅でご自身でお灸を据えたり、こちらの指示をよく守っていただき、
協力して下さる患者さんは、非常に治療効果がいいように思います。
最近では、病院の検査で骨密度が上がったと、整形外科の先生に驚かれたそうで、
「このまま少女のようになっていくかもね~」なんて言いながら治療しています。(笑)