腰痛、坐骨神経痛、眼精疲労(疲労性網膜剥離手術後)
50代 男性
学生時代にやっていた柔道で腰を痛めてから、坐骨神経痛持ちになりました。
スポーツで痛めたものは鍼治療が効くと聞き、過去にも受けていましたが、仕事の忙しさも相まって治療が途切れていました。
そんな時、家族がお世話になっていた竹下先生に十数年ぶりに鍼治療していただき、今日に至っています。
長時間のデスクワークや車の運転などで痛みが出ることが多く、先生から体の歪みによる不良姿勢も影響していると言われ、姿勢や歩き方なども気を付けるようになりました。
仕事の都合もあって、2週に1度程度の診察しか受けられませんが、治療の都度、日常生活で出来る運動などアドバイスしていただき、それを実行することで随分楽になったと実感します。
治療間隔が空いても継続して受けることは大きいですね。
治療後は体が少し重だるい感じで、とても眠くてひと眠りしますが、夜には再びぐっすりと熟睡できます。翌朝の爽快感と身体の軽さは鍼治療ならではの感覚だと思います。
毎日の晩酌を週末だけにしたり、それまでの自転車通勤をやめて歩くようにしたりと、それなりに努力しているつもりですが、筋肉量に対して骨が細めだから膝にも注意して、と言われ、自分では全く想像もしない盲点がまだまだあるのだと思いました。
43歳の時に過労から網膜剥離になり手術を受けて以来、目の疲れには特に気をつけているつもりでしたが、治療の時に「少し熱を持ってるから気をつけて」と指摘されてハッとすることもよくあります。
これからも竹下先生の治療とアドバイスに従い、身体をこき使わないように注意して、仕事にプライベートに充実した日々を送りたいと思います。
清明院からのコメント
この方は仕事がら肉体労働とPC作業の両方をなさる方で、目も体も酷使するため、10年前に疲労から網膜剥離を起こしてしまいました。
それに学生時代から持病として抱えている坐骨神経痛もあり、今回、治療の相談を受けました。「肝鬱気滞、湿熱(かんうつきたい、しつねつ)」と証を立て、2週間に1回、継続的に治療しています。
患者さん自身がおっしゃっているように、ご自分で会社を経営されている方などに多いのですが、仕事が忙しいとつい仕事に気が集中してしまい、自分の体に蓄積している疲労には無頓着になってしまっていることがよくあります。
そういう方がある日突然パタッと倒れてしまったり、知らず知らずに大病が進行していて、気づいた時にはもう手遅れ、なんてことは実際によくあります。
不況と言われる現代で、社会で生き残っていくのは大変なことだと思いますが、自分が倒れてしまったらそれこそ大変です。
鍼灸治療はそれを未然に防ぐことが出来ます。
忙しくて自分の体と向き合うことがなかなかない方は、是非ご相談していただきたいと思います。