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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
前回の話はコチラ。
今回は6.齲歯の牙痛について書いていこうと思います。
平素より脂っこい濃厚なものを好んで食べたり、甘い物を過食し、歯に飲食物の残渣がついて歯溝につまり、腐蝕されて生じると考えられています。
症状として、 齲歯があり、嚙んだ食物がその歯に当たったりすると痛み、脈や舌に変化は出ません。
早期で齲蝕孔がなく、牙歯局部が墨浸状あるいは、黄褐色を呈する時期には痛みはありません。
齲蝕孔ができて、食物が嵌入するようになると、冷・熱・酸・甘のものを食したり、冷たい空気を吸っただけで、痛みが起こります。
治療としては、鍼治療では熱を取るための処置を行い、齲蝕孔中に外用薬を充填する方法が中心となります。
これはほぼ、現在の歯科治療が行っている範疇ですね。
そもそも齲歯があるかを判断しないといけないので、そこをまずは確認してもらわないといけないですね。
ただ、予防の為には飲食や口腔内の衛生状態を良くすることが重要ですね。
これまで、歯痛に対して中医学的にどのように考え治療を行うかを、簡単ではありますがご紹介していきました。
ちなみに私の歯痛は、齲歯ではなく、定期的に鍼治療をする事により、現在では痛みが無くストレスなく食事を行えております。
歯痛の原因は、齲歯だけではありませんので、是非皆さん、歯を大事にしていきましょう!
参考文献
『症状による中医診断と治療』 上巻
原著:中医症状鑒別診断学 主編:中医研究院 趙 金鐸 編約:神戸中医研究会 (燎原書店)
『基礎中医学』 神戸中医学研究会編著 (燎原)
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
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こんばんは。齋藤です。
9月も中旬に入りましたね。
気温も少しずつ低下してきて、徐々に陽も短くなり、だいぶ秋めいてきましたね。
今回は、秋の養生法について簡単ではありますが、書いていこうと思います。 養生法については、東洋医学のバイブル黄帝内経にもしっかり記載されています。
この時代から、こういった養生を大事にしていたことを考えると、歴代の先生達は本当にすごいですね!
黄帝内経素問の『四気調神大論篇』に、養生法に関しての記載があります。 『四気調神大論篇』の四気とは、春温、夏熱、秋涼、冬寒の四季の気候を指しており、四季の養生法と疾病予防に関して記載されています。
その中で秋の養生法に関しては以下の様に記載されています。
『秋三月 此謂容平 天氣以急 地氣以明 早臥早起 與鶏倶興 使志安寧 以緩秋刑 收斂神氣 使秋氣平 無外其志 使肺氣清 此秋氣之應 養收之道也 逆之則傷肺 冬爲食泄 奉藏者少』
以下、簡単ではありますが訳になります。
秋の三カ月を容平と言い、万物が実を結ぶときです。全てが引き締まり、収納される時期です。当然陽気も体内深くへ収納されます。鶏と同じように、夜明と共に起き、空が暗くなったら眠り、心を安らかに静かにしましょう。
あれもやりたいとなどとイライラせず、活動的になってはいけません。この時期に活動しすぎて肺気を損傷すると、肺が弱り冬になり食物を消化しきれないで、下痢になってしまいます。
続く。
参考文献
現代語訳 黄帝内経素問 上巻 南京中医学院編 石田秀実監訳 (東洋学術出版)
意釈黄帝内經素問 小曽戸丈夫+浜田善利共著 (築地出版)
初めて読む人のための素問ハンドブック 池田政一 (医道の日本社)
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