院内施術 <初診時>
当院の院内施術は全て院長が担当します。(ただし、問診はスタッフが担当する場合があります。)
1問 診
まず辛い症状を起こしている原因・条件は何なのかを明確にするため、
約1時間をかけて詳細に問診していきます。
それらの情報をもとに、東洋医学の考え方に基づいて、治療方針を立てます。
※問診内容は現在の症状の状況はもちろん、
今回の症状が出る以前のもともとの体質も考慮します。
そのため、飲食・睡眠の状況についてなど非常に多岐に渡り、
特に精神面の状況についても当院では重視するため、
過去から現在にかけて抱えている悩みや
精神的ストレスなどについて伺うこともあります。
まず予診票をご記入いただき、詳細な問診を行います。(予診票記入から問診終了まで、トータルで約2時間)
2体表観察
問診で得た情報から、なぜ今この症状が出ているのか、
いくつかの可能性を考え、それらを絞り込むために「体表観察」という
東洋医学独特の診察法(手足、背部、腹部のツボや脈、舌の状態の診察など)を行います。
手足、背部、腹部の経穴(ツボ)や脈、舌の状態の診察などを行います。(約15分弱)
3鍼灸による治療 ~ 安静休憩
当院の外来診療の場合、施術はすべて鍼と灸のみであり、
鍼施術(9割以上)が中心となります。
トップページにも記載した通り、使用する鍼の本数はほぼ一本です。
鍼は全てディスポーザブル(エチレンオキサイドガス滅菌済み使い捨て)の鍼を使用しているので、感染等の心配はまったくありません。
ごく少数の鍼による治療を行います。(約20分~60分弱)
この時、東洋医学的診断結果の説明と養生法の指導もさせていただきます。
4次回の治療予約、お会計(養生指導・治療頻度について)
患者さまにとって最適な治療頻度を決定し、
次回の治療予約を入れていただき、
初回は終了となります。
食事・運動・精神面などからなるべく早期に施術効果が発揮できるような指導を心がけております。
また、鍼を抜いた直後は、身体の中でバランスの調整が続いているので、良好な状態を安定させるために、ベッドにて20分ほど休憩して頂きます。
※初診時に治療方針は決まっていますので、
2診目以降の治療は60分弱で済みます。
往診施術 <ご予約の手順について>
寝たきりや歩行困難など、医学的にやむを得ない理由により、通院治療が困難な患者様が対象です。
往診施術は、清明院スタッフ(国家資格取得者)が担当いたします。
1お電話
まずはお電話ください。
現在の状態、治療プランのご希望等、当院スタッフがお伺いして施術内容等のご説明をさせていただきます。
【往診施術のお手続きは】
TEL:03-6300-0763
2同意書の記入
病院にて、医師から
「※鍼灸マッサージ施術同意書」
という書類を記入していただきます。
※「同意書」は当院がご用意いたします。
3往診施術での治療
- 医師から「同意書」をいただくことで、治療費はすべて健康保険適応になります。
- 同意書の用紙は当院に用意してあります。
- 介護保険での、訪問リハビリとの併用も可能です。ケアプランには影響しません。
- 往診代も保険によりカバーできます。
- 保険適応により負担が少なく、自宅にいながら安心して治療を受けられます。
往診施術における適応疾患
- 脳血管障害(脳梗塞、脳血栓脳内出血)の後遺症
- 骨折の後遺症による関節拘縮
- 中枢神経系の疾患(パーキンソン病、脳性麻痺等)
- リウマチ
- 脊髄損傷
- 変形性脊椎症、変形性関節症
- 医師が認めたもの
23区内を中心に往診いたします。時間等わからないことなどお気軽にご相談ください。
当院のスタッフ(鍼灸マッサージ師国家資格取得者)が心を込めて施術させて頂きます。