東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「変」な気象

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こんばんは 浅田です

 

 

 

今年の7月は例年に比べて気温が上がらず、冷夏と言われています。

 

 

 

気温が上がるべき時期に上がらないのは、「常と変の法則」でいうと、「変」です。

 

 

 

「変」な気象を言い換えれば、異常気象、特殊気象です。

 

 

 

世界気象機関(WMO)によると、この「変」な気象は、日本・東京だけでなく、世界各地で起こっており、ロシア・シベリアなどの北極圏で記録的な高温となり山火事が多発し、アメリカやバングラデシュでは洪水となっています。

 

 

 

北極圏では広範囲で異例の高温と乾燥状態となっており、シベリアでの今年の6月の平均気温は、例年に比べて10℃も高かったそうです。

 

 

 

欧州やインドなども熱波に襲われており、WMOは「地球温暖化による高温や降水パターンの変化が、山火事や夏の長期化をもたらしている」と分析しているようです。

 

 

 

このように、世界各地では温暖化、日本では冷夏、世界中の寒熱が「変」になっています。

 

 

 

天地が「変」になれば、人も「変」になるので、重症な往診患者さんは注意して診る必要があります。

 

 

 

例えば、熱証であるのに寒証を示す、虚証であるのに実証の姿をみせるなど、真熱仮寒や真寒仮熱、真虚仮実のような「変」の状態には注意が必要です。

 

 

 

四診合参して、陰陽表裏寒熱虚実を判断していかなければなりません。

 

 

 

「天人合一思想」「常と変の法則」を意識して、臨床にあたっていきます。

 

 

 

参考文献

『東洋医学の宇宙』

 

 

 

 

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こんばんは。大竹です。
 
 
 
前回、リネン素材を書きました。
 
 
 
前回の内容はこちら
 
 
 
麻の素材は、実はリネン以外にも何種類かありますが、洋服で良く見られるものとしては、ラミーと日本になじみの深いヘンプがあります。
 
 
 
ヘンプというと分かりにくいですが原料は麻科の大麻の茎の線維です。
 
 
 
大麻と聞くとなんだか怪しげな話に・・・。
 
 
 
大麻に関するお話は院長がすでに書いていただいてますので、ラミーについて書きたいと思います。
 
 
 
大麻に関する内容はこちら
 
 
 
では、前回書いたリネンとラミーは何が違うかとというと、
リネンはアマ科の亜麻でヨーロッパで使われていた麻繊維
ラミーはイラクサ科の苧麻でアジアで使われていた麻繊維という様に種類と地域の違いがあります。
 
 
 
着心地にも違いがあり、リネンより繊維が太いため生地が固くなり独特のシャリ感があり、シワがつきやすいのが特徴です。
 
 
 
また、独特な光沢があるため、きれいめな羽織なんかにも使われることが多いかと思います。
 
 
 
ただ、リネン同様に風通しの良さや、吸水性、乾きやすさはコットンよりもあるのでジメジメ、ベタベタする梅雨から夏にかけてはぴったりな素材です。
 
 
 
ぜひとも試してみてはいかがでしょうか
 
 
 
続く
 
 
 

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