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2020.06.16

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前回のコロナ対策記事から三週間、今度は東京アラートも解除されたので、ここらで再び更新しておきましょう。
東京では、5月末の緊急事態宣言解除以降、街に人流がかなり戻ってきています。
まあ街を歩くと、夜はまだ少ないかな、という感じですが、日中はほぼ元通りな感じがします。
夜も、19日の休業要請の完全解除で、さらに戻ってくることでしょう。
清明院の患者さんで、来院を控えておられた患者さんも、5月の後半くらいから、日に日に戻って来ております。
大変、ありがたいことです。(感謝合掌)
・・・しかし、市中からウイルスが無くなったわけではもちろんないので、まだ安心は出来ません。
東京でも、昨日、一昨日と、1日40人台の感染者がまだ出ています。
(まあしかしこれは、夜の街で働く人を任意で検査した結果、無症状者がほとんどでありながらも、ということらしいですが)
前回、このまま人流が増えてくれば、二、三週間後にはまた増加してくることもあり得る、という風に書きましたが、三週間経った現状、そこまで感染者数は増加していません。
ということで、このまま終息してくれればありがたいが、世界情勢を見たら、なかなかそうもいかなそうであり、まあ、どのタイミングか分からないが、
第二波も間違いなく来る、と思って対策しておいた方が良いでしょう。
最近になって、自粛に果たしてそこまで意味があったのか、という意見が出てきていたり、外気温や湿度の影響は実際のところどうなのか、という議論など、このウイルスは、まだまだ分からないことも多いです。
・・・という訳で、清明院としては、以下の対策は継続して、様子を見ることにします。
1.スタッフ全員、マスク着用
2.1日3回(朝昼晩)、全治療室の窓を全開にして院内を換気。トイレは常に換気。診療中も換気扇は常時稼働。
(清明院はビルの6階フロアに1部屋のみであり、隣接した障害物は無く、風通しは最強です。(苦笑))
3.来院時、院の玄関にて全患者さんにエタノールで手指消毒していただく
(付き添いの方も含めて全員。エタノールに過敏な方は手洗いいただく。)
4.咳が出ている患者さんには、マスクを着用していただく
(出ていなくても、なるべく着用していただく)
5.院内のものをなるべく触らないようにご配慮いただく
6.往診事業部は、上着を患者さん宅の玄関前で脱ぎ、患者さん宅に着て入らない。
(それでも念のためにと、往診を一時中断している患者さんも多いですし、ほとんどの高齢者施設は現状、外部業者出入り禁止となっています。)
7.次亜塩素酸ナトリウム希釈液、エタノールにて、トイレ、患者さんの動線、手に触れるものをこまめに拭いて消毒
(もちろんながら、次亜塩素酸ナトリウムの取り扱いに関しては、重々注意しております。素手で触ったら皮膚が溶けますし、空間に噴霧なんてしたら、逆に喉や目の粘膜を傷めますので。)
8.受付に、万が一の飛沫感染対策の衝立を設置

(今後も疫病騒ぎはあるでしょうし、これを機に、もっとキチッとしたものを施工する予定です。)
9.スタッフ間のデスクの距離を2mほど空ける(ソーシャルディスタンス)
10.キャッシュレス決済を導入
(↑↑まあこれは、ウイルス対策ってほどでもないんですが、現金を触るのが不安、という患者さんは多いです。)
11.治療時、フェイスガード着用
12.院長以外の院内スタッフは全員衛生手袋を着用し、郵便物の梱包材は院内に持ち込ず、外で開梱する。
(院長も施術ごとに手指消毒を徹底)
13.院内三密を避けるため、スタッフの時短勤務。
(清明院の施術スペースは全室完全個室ですし、全患者さん、完全予約制ですので、待合室も、患者さん同士の三密状況はあり得ません。)
〇
因みに、
「もし自分が無症状だけど感染していて、先生にうつしたら申し訳ないし、他の患者さんにもうつしたら申し訳ないから、来院、治療を控えている。」
と仰る患者さんがいらっしゃいましたので、ここに付記しておきますが、清明院では上記の13項目の対策に加え、治療中、私はマスクとフェイスガードをしており、
患者さんもマスクをした状態で、再診時の問診時間は長くても3分程度、対面状態、接近状態でもないですから、NIIDの声明からしても、
濃厚接触にはあたらない可能性が極めて高いと、渋谷区保健所に電話確認済みです。
NIID国立感染症研究所「積極的疫学調査実施要項2020.5.29暫定版」参照
初診時の問診についても、問診スタッフはマスクとフェイスガードを着用し、患者さんにもマスクを着用していただき、2メートル以上離れた状態で、
なおかつ部屋を換気しながら問診しますので、これも同様、とのことでした。
従って、清明院来院後に万が一患者さんに発熱等の症状が出て、コロナ感染が判明したとしても、即座に清明院が濃厚接触者として、
診療を休まざるを得ない状況になる可能性は極めて低い(というか、まずない)ので、その点はご安心ください。
・・・しかし、どこまでやっても、感染リスクを完全にゼロにすることは不可能だと思いますので、どうしても来院が怖い、という患者さんは是非お電話ください。
出来る範囲で、サポートいたします。
・・・いつも言いますが、現状分からないことや、不確定なことをネガティブに考えて、不安がってばかりいても始まりませんので、
何しろ確定している情報をもとに、冷静に、出来ることを、ですね。
終息しない疫病はありません。
(以下参考サイト)
【一般の方向け】
厚生労働省 「新型コロナウイルスに関するQ&A」(随時更新)
新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センター(各都道府県)
【専門家の方向け】
市中病院で経験した、 人工呼吸器装着が必要であった重症 COVID-19 肺炎の感染対策、治療について(症例報告)
自衛隊中央病院 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」から搬送された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)104症例のまとめ
COVID-19 感染症に対する漢方治療の考え方 改訂第二版(金沢大学 小川恵子先生)
【緊急寄稿】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する漢方の役割(渡辺賢治ほか)
新型コロナウイルス肺炎診療ガイドライン第7版(中華人民共和国国家衛生健康委員会弁公庁)日本語訳版
新型コロナウイルス感染症の舌診について(医道の日本社 随時更新)
中国鍼灸学会「COVID-19のための鍼灸介入ガイドライン(第2版)」日本語訳版
広東省「肺炎1号方」に関して(広東省薬品監督管理局:中国語サイト)
2020.02.19

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すでに北辰会HP、および北辰会公式ブログにて告知がありましたが、今週末に予定されていた(一社)北辰会冬季研修会「順雪会(じゅんせつえ)」ですが、
コロナウイルス問題を受けて、大変残念ではありますが、今回中止となりました。
主催者側の一人として、参加を楽しみにしていた先生方には申し訳なく思います。
ああいった感染症は、展開が早く、日に日に情報が変わるため、先が読めませんし、万が一のリスクを考えると、仕方ないことと思います。
飛行機など、今や、あっという間に地球の裏側までいける移動手段を得た現代人にとっては、疫病というものが「古くて新しい」脅威であることを再確認しましたね。
〇
今から22年前に、北辰会関東支部初代支部長、中村順一先生の追悼イベントして始まった「順雪会」。
今回、初の主催者判断での中止となってしまいました。
このイベントは、もともとは中村先生の地元である群馬の温泉地で、中村先生の没後、毎年20名程度で集まって行っていた勉強会だったのが、
20年の歳月をかけて徐々に発展、成長し、数年前からは本部(関西)の会員の先生方も来やすいようにと、場所を熱海に移して、
今や全国から100名以上が参加する一大イベントになりました。
現在では、北辰会の大イベントとして、夏に行われる夏季研修会と並んで、唯一の宿泊型の研修会として、毎回特別な内容でやっていただけに、
運営サイドとしては断腸の思いでしたが、万が一があった場合の影響を考えると、仕方のないことかと思います。
コロナウイルスに関しては、テレビでもネットでも、これでもかと色々な情報が飛び交っているので、あえて何も申しませんが、予防の一言につきますね。
メディアで言われているような手洗いうがい、マスクももちろん良いと思いますし、何より鍼灸、漢方、食養生、運動、睡眠、ストレスと出来るだけ距離を置くなど、
出来ることはフル活用して、心身を安定した状態に持っていきましょう。
ただ単に不安がってオロオロしているだけでは、病邪につけ込まれます。
2020.01.11

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ドライヤーやファンヒーターから出てくる熱風や、クーラーから出てくる冷風は、外邪たりうるか。
答えは「たりうる」。
(と思っています。)
しかしそれはあくまでも、外邪として感受すれば、の話だ。
こういった空調機器、冷暖房すべてが人体に害になる訳では無い。
むしろ益になることが多いから、これだけ普及している訳で。
今の時期、風呂上りに脱衣所が寒いところで、濡れ髪のままにしていたら、その方が外邪としての寒邪、寒湿邪を受ける。
ドライヤーでしっかりと乾かすこと、湯冷めしないように気を付けることで、外邪としての侵襲をかなり回避できる。
この場合は、ドライヤーの熱風は「生理的陽気」を扶助する役割を果たす。
また、ドライヤーを当てたら悪化した、イコール風熱邪を感受した、と即断するのも違う。
体表面(経絡経筋、皮毛レベル)の急激な温度変化から、気(主に衛気)の停滞を起こした、というケースもある。
もともと上熱下寒傾向のある人であれば、ドライヤーを使うと逆上せると仰る人もいる。
何でも
「どういう体質素因の人に」
「どういう刺激(条件)が加わり」
「結果的に何が起こったのか」
をしっかりと聴取し、考えうる可能性を絞り込み、なおかつ現時点での体表情報と合わせて、動かぬ証拠をつかまえた上で、臨機応変に考えるのが、弁証論治の世界。
杓子定規的にやったら、必ず間違う。
2019.12.26

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今日、患者さんが仰った。
「朝、錠剤が飲みにくくて。。。」
と。
私が、
「あれ、錠剤なんて飲んでましたっけ??」
と問うと、
「いやあ、若い頃からたまに陀羅尼助(だらにすけ)を。。。」
と仰る。
まあ当たり前だが、こういう民間薬は、バカにならない。
歴史の風雪に耐えてきた意味、民間伝承の重みがある。
陀羅尼助丸をググると、主に奈良に伝わる伝統的民間薬だそうです。
1300年前、修験道の開祖である役行者(えんのぎょうじゃ)が疫病のために作ったとされる薬だとか。(゜o゜)
主成分は黄蘗(おうばく:ミカン科キハダの樹皮)。
他にゲンノショウコ、センブリ、ゲンチアナ、エンメイソウなどが含まれるという。
黄蘗は清熱の効が強く、有名な梔子蘗皮湯や黄連解毒湯に含まれ、湿熱によく使いますので、暴飲暴食、二日酔いによく使われる傾向があるという印象を持っています。
陀羅尼助丸は一般的には穏やかな胃腸薬として知られています。
おそらく、今日の治療で、明日の朝の陀羅尼助丸は飲み込みやすくなり、排便後、舌の暗紅と白厚膩苔は取れると思います。
伝統民間薬とコラボ。(^^)
〇
2019.12.22

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今週は山ほどカゼの患者さんを診た。
ついでに自分もじゃっかんカゼ気味となった。(苦笑)
カゼと言っても、東洋医学的には、ホントにバリエーションが多彩。
簡単なものは気分がいいが、通り一遍の治療で上手くいかないものもある。
表の中心、裏の中心、それらのウエイトまで考えないと、あとがカッコ悪い。
その場でノド痛が取れた!とか、治療後、寒気が取れて、大量に発汗して解熱した!となると、その時は患者さんも自分も気分がいいが、
その後ぶり返したり、咳が長引いたり、下痢や食欲不振、体重節痛が続いたり・・・。
あるいは、一回下がった熱やのど痛がまた出てきたり。。。
そんなことやってたら、西洋薬も当然入ってきます。
東洋医学的に綺麗に、短期間で完璧に治そうと思ったら、ホント奥が深いです、カゼは。
『傷寒論』が、いかにスゴイ本か。
まだまだですが、勉強させていただいています。<m(__)m>
2019.12.18

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これまでのお話し
◆仏教と蓮
仏教では、池や沼の底の汚い泥の中からスッと茎を伸ばして、水面に美しい花を咲かせる蓮のことを、
「泥の中にあって、泥に染まらない清浄な姿」
ということで、涅槃、悟りのシンボルとして認識したようです。
まあこの、池や沼の底の汚いヘドロのことを「末法の世」に比喩している訳ですかね。(^^;)
大乗仏教の代表的な経典である『法華経』における”華”は白い蓮のことを指し、妙法(正しい真理の教説)を、白い蓮の花に例えたものとして知られているそうです。
(ここで鍼灸師であれば当然、白ときたら肺金、を思い浮かべますね。)
同じく大乗仏教の経典である『華厳経』において説かれる仏の世界である「蓮華蔵世界」も、蓮の花の形から連想、想像された広大な世界観だそうです。
また蓮華は、観音さまのシンボルとも言われます。
このブログでも以前紹介した、観音信仰に熱心だった医家に、森道伯先生が居ましたね。
森道伯という人物 参照
また、大乗仏教の中の秘教である「密教」の教義、世界観を図示したものである「両界曼荼羅」の一つである「胎蔵界曼荼羅」の中心には、
大日如来の周りに八葉蓮華が描かれています。
(出た!八葉蓮華!!完全に肺の臓の記載と一致です☆(゚∀゚))
この図の真ん中にいる仏さんが大日如来、その周りの八枚の花弁が「八葉蓮華」です。
(因みに赤で描かれている図が多いですが、白説もあるようです。(『大日経』))
東洋医学をやっている者としては、白に一票!と言いたいところですね。(*^^*)
◆参考引用文献
岩波『仏教辞典 第二版』
続く
2019.12.12

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何度かこのブログで告知したように、来たる12.22(日)に、(一社)北辰会、代表特別講演が、東京衛生学園専門学校で行われます。
すでに申し込み期限は過ぎてまして、お陰様で去年を上回る満員御礼であります。<m(__)m>
・・・まあ喋る側としては、相手が何人でも変わらないっちゃ変わらないんですが、大勢いて熱気があった方が、より気合いが入る感じが、ないではないです。(`・ω・´)ゞ
すでにスライドはほぼ出来ていまして、なかなかいい話が出来ると思うので、頑張ります!!!
また、これも以前告知しましたが、実はその3日前の12.19(木)の夜に、順天堂東医研の創立1周年記念の公開シンポジウム(PDFポスター)があります!!
これもすでに100名を超える申し込みがあり、もう少しで立ち見の状況になりそうです!
(まあ、予定では1時間半なんで、立ち見でも大丈夫!(笑))
医師、医学生はもちろん、歯科医師、薬剤師、看護師、鍼灸師、鍼灸学生、一般人、患者さん、役人さんなど、実に多彩なバックボーンを持った聴講者が揃うようです。
15日が締め切りとのことなので、あと3日しかないので、お申し込みはお早めに!!
こちらからお申込できます!!!
清明院10周年、臨床20周年の節目の年末ですからね、ヤなこと忘れて、いっちょパーッと、終わりたいね☆
2019.12.06

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これまでのお話し
2019年、第47回の日本伝統鍼灸学会学術大会のラストは、業界の重鎮の先生方による「映像実技講演」。
これは、この業界の重鎮の先生方の実際の診療の様子や、実技の様子を動画で流し、それを、その会の講師の先生がその場で解説するという、
今回の学術大会で初の試みだとか。
こうやって、キチッとした形で残しておきたいという実行委員の先生方の意図からだそうです。
大変興味深く拝聴させていただきました。
一人目は東方会会長、丸山治先生の実技「腰痛治療の実際」を、副会長である津田昌樹先生が解説。
丸山先生の師匠にあたる東方会前会長、小野太朗先生は、蓮風先生とも親交があり、このブログでも以前紹介しました。
小野太朗先生の言葉 6 参照
東方会と北辰会、あと今回の学術大会の会頭である小林詔司先生率いる積聚会は、実は縁が深いのです。
今回の映像では、丸山先生の物腰や顔つき、手つきの優しさ、鮮やかさがよく分かる映像でした。
雰囲気からしても、きっと多くの患者さんを癒すだろうなー、と感じました。
二人目は古典鍼灸研究会の天満博先生の「井上式脈状診による風熱の治療」の映像を、中村至行先生が解説。
古典鍼灸研究会は、約80年の歴史を持ち、初代会長はあの柳谷素霊先生です。
墓マイラー 15 参照
また前会長の井上雅文先生と言えば、この業界で知らない人はいません。
その井上先生の脈の診方でもって、治療を進める様子を公開して下さいました。
印象的だったのは、始めから終わりまでスーッとシームレスに、ポーカーフェイスで、淀みなく、手を止めることなく、淡々と治療していたところです。
あの流れる感じは、患者さんにとっては心地よいだろうな、と思いました。
そして最後は(一社)北辰会会長、藤本蓮風先生の初診の流れと実技指導の様子「藤本蓮風の鍼術~発想と継承~」を、講師である油谷真空先生が解説。
北辰会らしい、蓮風先生らしい、インパクト満点の動画だったと思います。(笑)
僕は今回の映像実技講演、全員分見れていないんですが、後ほどDVDでキチッとチェックしようと思います。
まあ皆さん、それぞれに「気の動かし方」の各先生方固有のパターンがあるなあと感じましたね。
そして最後にちょこっとだけ、シンポジウム「日本伝統鍼灸における腰痛治療の標準化を目指してⅢ」を拝聴し、会場を後に。
この腰痛シンポジウムは全5回計画の第三弾。
伝統鍼灸医学って、一番難しいのが標準化でしょうね。
皆、中国伝統鍼灸医学に特有の、経絡経穴学説や、臓腑(蔵象)学説を共有はしてるけど、実際の治療のやり方はてんでバラバラなのがこの業界です。
(もしや、有史以来そうなんじゃないでしょうか。。。)
だから、EBM全盛の現代の医療界全体からは評価されない、国民からは信用されにくい、従って医療行政の中でもいいポジションが取れない、
国民の受療率も上がらない、という構造的な現実問題があります。
ここに斬り込もうとしているのがこの企画であると、僕は理解しています。
あと二回でどういう結論に達するのか、楽しみですね☆
続く
2019.12.02

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これまでのお話し
二日目の午前中は小ホールでの学生特別セミナー「治療家の手の作り方・身体の作り方」。
登壇者の先生方は、出版社である六然社(りくぜんしゃ)主宰である寄金丈嗣先生、森ノ宮医療大学大学院教授である長野仁先生、日本伝統鍼灸学会会長の形井 秀一先生です。
私も何年か前に、学生セミナーの講師をやったことがありますが、学生限定セミナーは熱気がありますね。
受講者が全体的に若いし、アツい感じ。
今回、学生限定ということだったんですが、学術部員権限でシレッと聴講させていただきました。(笑)
会場はものすごい人で、開始するまでに15分押すという、どよめきまじりの、イイ感じの始まり方でしたね。
(何かが起こる!という感じがしました。)
最初は、形井先生が基礎的なお話をして下さいました。
形井先生は以前『治療家の手の作り方-反応論・触診学試論-』という著書を六然社から出版されています。
今回の学生セミナーはそれが大テーマ、ということなんでしょうね。
学会側の主張のよく分かる、これは極めて重要なことと思います。
頭でっかちダメ!鍼灸師になるならまずは手を作れ!!というやつです。
よく言われることなんですが、正直、あまり守られていない感じがします。。。
二人目の長野先生も、色々な情報を散りばめつつも、「唯掌論」という、治療家として重要な「手」の作り方のお話しをして下さいました。
長野仁先生と言えば、鍼灸医学史研究ではもはや知らない人のいない先生です。
長野先生が鍼灸医学史研究に開眼したのは、若い時分に、藤本蓮風先生の学会での発言に影響を受けたことを公言しておられ、一時期は北辰会におられたこともあるという、私から見たら大先輩です。
長野先生の話は、いつもながら毒舌で面白いです。
まあ毒舌というのは、もちろん聞いていて気持ちいいものではないから、賛否両論あるでしょうけども、ほどほどであれば笑いも起こるし、印象に残り、内容が記憶に定着します。
僕も講義では毒舌な方なんで、そういう意味でも大変興味深かったです。
今回、新情報として公開して下さった明智光秀の話や、初めて、なかなか見ることの出来ない長野先生の刺鍼実技も見せて頂き、大変興味深かったです。
あれだけ勉強してて、あの鍼が打てるのは素直にスゴイと思いますね。
三人目は寄金丈嗣先生。
寄金先生の講義を聴くのは二度目くらいだったと思いますが、寄金先生もなかなかの毒舌です。(笑)
・・・でもやっぱり、毒舌は面白い。(゚∀゚)
寄金先生がもともと兵頭先生や形井先生に影響を受けているというのが、個人的には面白いと思いましたね。
長野先生も寄金先生も、講義の中でご本人たちが仰っていたように、今回のホテル代も講義代も私費で、しかもああやって事前準備をして、学生の前で喋って下さるのですから、
毒を吐きつつも、やはり業界のこれからのことを案じて、動いて下さっているのではないでしょうか。
寄金先生が「映像に残さない」「肉眼で見るしかない」散鍼の実技を見せている途中で時間切れとなり、騒然とした空気の中、強制終了という終わり方も、個人的には良かったです。
・・・なんて言うか、全体として過激さ、攻撃性、破天荒さがありつつ、でも優しさ、学術的な確かさもある、という、緊張感と盛り上がりの作り方が、
サスガだなあと、普通に思ってしまいました。
学会の主催者側は、あの感じを狙ったのかどうかは分かりませんが、ともあれ、結果としては学生に与えたインパクトは大だったんではないでしょうか。
普段、学校での教員の先生方の眠くなるようなスクエアな講義に飽き飽きしている学生にとっては、
「伝統鍼灸の業界に、こんな人たち居るんだ!!」
という、強烈な刺激になったのではないかと思います。
やはり学問は、黙って本を読むのもいいけれど、一つには談論風発、過剰なぐらいの自意識を持って、アツく自己主張し、相手の主張とぶつかり、
波風が立って、それを止揚して、自分の中に入っていく、というのも大事なやり方だと思います。
続く
2019.11.19

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17日の日曜日は、大阪で行われた(一社)北辰会定例会に参加してきました!!
今回は午前中の大教室の講義の裏では、別教室にて講師候補の実技研鑽が。(‘ω’)
明日の講師を目指す若手が、新風先生、真空先生をはじめとする北辰会正講師から、最新の技術を学んでいます。
私もチラッと参加させていただきましたが、狭い教室にスゴイ熱気です。(*^^*)
キテますよ~、次世代の正講師☆
午後は再び実技です。
これまたスゴイ熱気です。
裏では、別教室で新風先生のとある動画撮影がありましたが、これも素晴らしい内容になりそうです。
こうやって、着々と確かな学術を広め、北辰会のレベルを底上げしていきます。
終わった後はいつもの飲み会。
今回はなかなかディープな話が、レアなメンバーで出来て良かったですね☆(゚∀゚)
2012.07.08
2016.05.09
2016.04.12
2016.04.28
2015.06.04
2012.12.23
2014.02.17
2014.04.26
2026.09.01
2026年 9月の診療日時2026.08.07
2026年7月の活動記録2026.08.01
2026年 8月の診療日時2026.07.16
これまでに竹下が世に出した症例2026.07.08
2026年6月の活動記録2026.07.04
2026年5月の活動記録2026.07.01
2026年 7月の診療日時2026.06.03
2026年 6月の診療日時2026.05.07
2026年4月の活動記録2026.05.02
2026年3月の活動記録2026.05.01
2026年 5月の診療日時2026.03.28
4.12(日)、講演やります!!2026.03.27
2026年 4月の診療日時2026.03.24
2026年2月の活動記録2026.02.27
2026年 3月の診療日時2026.02.18
2026年1月の活動記録2026.02.01
2026年 2月の診療日時2026.01.29
2025年12月の活動記録2026.01.06
2026年 1月の診療日時2026.01.01
2026「丙午」謹賀鍼年!!!2025.12.30
年内診療終了!!2025.12.12
患者さんの声(睡眠障害、その他不定愁訴)2025.12.05
2025年11月の活動記録2025.12.01
2025年 12月の診療日時2025.11.22
患者さんの声(15年以上メンテナンスで継続通院)2025.11.20
11.22(土)、25(火)、通常通り診療やります!!2025.11.19
2025年10月の活動記録2025.10.29
2025年 11月の診療日時2025.10.15
2025年9月の活動記録2025.10.10
清明院16周年!!!2025.10.01
2025年 10月の診療日時2025.09.20
2025年8月の活動記録2025.09.01
2025年 9月の診療日時2025.08.15
2025年7月の活動記録2025.08.01
2025年 8月の診療日時2025.07.04
2025年6月の活動記録2025.07.01
2025年 7月の診療日時2025.06.26
2025年5月の活動記録2025.06.01
2025年 6月の診療日時2025.05.10
2025年4月の活動記録2025.05.01
2025年 5月の診療日時2025.04.04
2025年3月の活動記録2025.04.01
2025年 4月の診療日時2025.03.13
2025年2月の活動記録2025.03.01
2025年 3月の診療日時2025.02.06
2025年1月の活動記録2025.02.01
2025年 2月の診療日時2025.01.21
順天堂東医研、第6回公開シンポジウム「総合診療と東洋医学」2025.01.10
2024年12月の活動記録2025.01.02
2025年 1月の診療日時