東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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風邪に鍼灸⑨

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こんばんは。上村です。

 

 

 

前回は、風邪の予防法ついて書きました。

 

 

 

風邪に鍼灸⑧ 参照

 
 
 
 
 今回は、続きを書いていきます。
 
 
 
 
外邪の侵入には、人体の抗病力と密接な関係があります。
 
 
 
 
 
正気が不足すると抗病力が弱まったり、睡眠不足や、普段の生活の不節制、身体の疲労が強いと衛気がうつろになり外邪の侵入を容易にしてしまい、風邪をひきやすくなってしまいます。
 
 
 
 
 
衛気について  院長ブログ 参照
 
 
 
 
 
予防としては、規則正しい生活をして、睡眠をしっかりとって、身体の疲労をとる、過度な飲食や飲酒を控えて、胃腸に負担をかけすぎないことが大切だといえます。
 
 
 
 
 
 また、生来の体質とも関係してきます。
 
 
 
 
 
例えば、陽虚体質の場合は風寒を、陰虚の場合は風熱や燥熱を感受しやすいといわれています。
 
 
 
 
陽虚とは、身体を温める作用が低下している状態で、元気がなかったり、食欲不振、四肢が冷えやすく、寒がり、寒冷を嫌うなどの症状があります。
 
 
 
 
 
陰虚とは、身体を潤す作用が低下している状態で、口渇、咽、口唇、皮膚の乾燥。便秘や便が硬いなどの症状があります。
 
 
 
 
 
普段から自分はどんな時に体調を崩しやすいか考えてみると、自分にあった養生ができると思います。
 
 
 
 
 
運動を行うことは、年齢や体質に関係なく身体を鍛錬し、外邪に抵抗する力を増強するのに役立つので、おすすめです。
 
 
 
 
 
 
 
 

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おばんでございます。樫山です。

 

 

 

 

毎日の欠かせない習慣に歯磨きがあります。

 

 

 

 

現代の歯科衛生の考えでは歯磨きは虫歯予防に欠かせない事です。

 

 

 

 

ここまで多くの人、ほとんどの人に習慣化されている事は他にないんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

歯磨きの歴史は古代エジプトに記録が残っていて、日本では平安時代に書かれた「医心方」の中にも歯磨きの記載があり、これが日本最古の歯磨きの記録という事です。

 

 

 

 

縄文時代や弥生時代にも人々が歯を磨いていた形跡が残っているという話もあるそうですが、日本で庶民が歯磨きを習慣にしたのは江戸時代という事です。

 

 

 

 

昔は現代の様な歯ブラシはありませんので、植物や木を使って歯の清掃をしていたようです。

 

 

 

 

江戸時代の日本では房楊枝(ふさようじ)と言って、木の幹を小枝にして端を小槌でたたき房状に加工した物が使われいて、これが現代の歯ブラシの原型とも言われています。

 

 

 

 

虫歯は、糖質などから発生する菌によって歯を溶かすとされていますが、農耕生活へ移行し炭水化物を摂取する生活をしていた頃から増えていったという事です。

 

 

 

 

現代は糖質を含む食事が多いので、これだけ歯医者が多くあるのも頷けます。

 

 

 

 

東洋医学では歯は骨の余りと言われ、歯の成長には腎の臓が関わっています。

 

 

 

 

また、歯痛・齲歯(虫歯)の原因は風熱、風寒、胃熱、虚火よって起きるとされています。

 

 

 

 

さらに手足陽明経の病症に歯痛があり、飲食に不摂生があると歯痛が起こると考えられます。

 

 

 

 

いずれにしろ、甘い物などの取り過ぎには注意し食生活を正し、食後の歯磨きを欠かさない事が虫歯予防には大事です。

 

 

 

※関連ブログ参照

 

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