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おばんでございます。樫山です。
前回までの内容
↓ ↓
前回は、食後困頓の中医学的な分類(以下)とその特徴について書かせて頂きました。
1、脾気虚による食後困頓
2、痰湿困脾による食後困頓
今回はそれぞれの分類について詳しくみていきます。
1、脾気虚による食後困頓は、飲食の不節制により脾胃虚弱となり脾の運化作用が低下して食物が消化されないために、脾陽がますます虚し、清陽が昇らなくなって発生します。
特徴は、倦怠無力感・少食・軟便などの脾気虚の症候をともなう事、と書かれています。
2、痰湿困脾による食後困頓は、長期間湿気が多い地域で過ごしたり、暑い時期に湿邪に犯されたり、もともと痰湿が盛んな体質のために湿邪が脾胃を阻害して、脾陽が清陽が昇らないため発生します。
特徴は、食後に疲れきって体を支える事ことも難しく、さらに肢体が重だるい、上腹部のつかえ、口が粘る、舌苔は膩、脈は濡などの症候をともなう事、と書かれています。
続く・・・
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おばんでございます。樫山です。
前回の内容
↓ ↓
前回は、飲食に関する症状として、飲食中や飲食後に眠くなってしまう、体がだるくなってしまう事を、中医学では「食後困頓(食後困頓)」と言いうと書きました。
では、食後困頓の症状がある時、中医学ではどのように考えるのか見ていきます。
症状による中医診断と治療 上巻には以下の分類が書かれています。
1、脾気虚による食後困頓
2、痰湿困脾による食後困頓
まず、1、脾気虚による食後困頓で表れる身体症状の特徴は、
毎食後に眠くなり体がだるくなる・ひどいときは食事中に眠ってしまう・全身倦怠無力感・頭がぼーっとする・食欲不振・食後に腹が脹る・軟便・舌質は淡で胖・脈は虚弱で無力
このように書かれています。
次に、2、痰湿困脾による食後困頓で表れる身体症状の特徴は、
食後に眠くなる・頭が重い・体が重だるい・上腹部が痞て苦しい・疲労感・少食・軟便・口が粘る・舌苔は白膩・脈は濡緩
と書かれてあります。
さらに、北辰会方式実践編には、肝欝気滞による食後困頓が書かれており、その特徴として、
特に甘い物が欲しくなり、甘味を少量食すだけでもホッとして眠くなる(精神的緊張が継続している状況下での飲食後に眠くなる。)
と書かれています。
続く・・・
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