東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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9年が経ちました

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こんばんは。大竹です。
 
 
 
2011年の今日、静岡の三島にあるラーメン屋に入った時に地震が起き、
 
 
 
ニュース速報で見た、あの津波は現実味は無く、ただ見る事しかできなかった事を覚えてます。
 
 
 
そう、東日本大震災から9年が経ちました。
 
 
 
東日本大震災に関するブログはこちら
 
 
 
まだまだ復興には時間がかかると言うニュースが今月に入ってからよく目にします。
 
 
 
では、復興と共に、私達が東日本大震災で学んだ事は生かされているのでしょうか?
 
 
 
少し前だと熊本や北海道の地震であったり、去年は台風、今年に入りコロナウイルスの猛威が続いており、
 
 
 
情報が大事と言う事が分かり、ネットで災害に対する情報を素早く手に入れる事が出来る様になりました。
 
 
 
しかし、実際はどうでしょう。
 
 
 
随時ニュースが流れ、対応をしていく中、様々な不正確な情報も飛び交い、不安だけが助長されています。
 
 
 
情報が大事と言えども、脆さが見えた気がします。
 
 
 
それでも、東日本大震災からの復興は常に前進してます。
 
 
 
まだまだ、とは言えども本当に少しでも早く復興出来る事を願っております。
 
 
 
ちなみに、福島の相馬市出身の友人がいます。
 
 
 
その友人は飲食業をやっていて、地震の後、復興に携わるべく相馬市に帰りました。
 
 
 
そして、復興を進めていく中で、商店街を復活させようと話があった為、その商店街で焼き鳥屋をオープンしました。
 
 
 
ただ、お店を開いた後も、台風にて断水があったりと営業するにも苦難が続いているそうです
 
 
 
そう言った話を聞いて、より一層早い復興が出来る様、頑張って欲しいと思います。
 
 
 
今の私に出来る事は、ほぼ無いですが、ネットでクリックすると募金出来たりするなどのサービスは行う様にして、すごい微力ですが、繋がれたらと思ってます。
 
 
 
少し長くなりましたが、被災地の1日でも早い復興と、お亡くなりになられた方の御冥福を心よりお祈り申し上げます。
 
 
 
合掌
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

前回のお話はコチラ

 

 

 

噴門

西洋医学的にも噴門部はありますが、まさに同じ、食道と胃の連結部分です。

 

 

 

「噴」にはまっしぐらに進むという事を意味があり、食べ物はここからまっしぐらに胃に入っていきます。

 

 

 

幽門

「幽」には、奥深く隠されたという意味があります。

 

 

 

こちらも、西洋医学的に幽門部という場所がありますが、同じ部分を指し、小腸との連結部分です。

 

 

 

胃は受納と腐熟を主るので、飲食物を消化し、残余の部分は通降機能により、小腸へ降ろしていきます。

 

 

 

蘭門

小腸と大腸の繋がる部分で、「蘭」には、阻止をするという意味があり、西洋医学的に言う、盲腸や回盲部辺りですね。

 

 

 

ここから先は大腸で、大便が生成される場所です。

 

 

 

その為、栄養などの清い物はここから先には行かせない、阻止するという意味で「蘭」門となりました。

 

 

 

小腸で心陽の温煦作用に助けられ、受盛や清濁泌別が行われます。

 

 

 

清なるもの(精微)は脾へ送られ、濁なるもの(残差・廃物)の水分は膀胱へ行き、固形の残差物は大腸へ運ばれます。

 

 

 

膀胱と大腸との分岐点ですね。

 

 

 

魄門

「魄」には「粕(かす)」という意味があります。

 

 

 

消化吸収された残りカスが、出てくる門という意味で、いわゆる肛門です。

 

 

 

肺の粛降作用や、胃の降濁作用、腎の気化作用と連携し、残差物を下降させ、体外へ便として排出します。

 

 

 

魄門の「魄」は、肺と大腸は表裏の関係にあり、肺の五神は「魄」であることから、「魄」門と名付けられました。

 

 

 

七衝門についての記述が、難経四十四難にあります。

 

 

 

四十四難曰。 七衝門何在。 然、 脣為飛門、 齒為戸門、 會厭為吸門、 胃為賁門、 太倉下口為幽門、 大腸小腸會為闌門、 下極為魄門、 故曰七衝門也。

 

 

 

四十四の難に曰く、七衝門は何くにか在るや。 然るに 脣は飛門と為す。 歯は戸門と為す。 會厭を吸門と為す。 胃は噴門と為す。 太倉下口は幽門と為す。 大腸、小腸の會を闌門と為す。 下極を魄門と為す。 故に七衝門と日く也。

 

 

 

こう考えてみると、消化管は一本の管ですね。

 

 

 

調べていくと、色々な記載や考え方があり、面白いですね。

 

 

 

参考文献

『難経鉄鑑』 たにぐち書店

『中医学ってなんだろう』 東洋学術出版

『基礎中医学』 燎原

『臓腑経絡学』 アルテミシア

『ハイブリット難経』 六然社

 

 

 

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