東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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問診について⑯(八綱弁証の問診)

 

 

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こんばんは☆ 吉澤です!

 

 

前回に引き続きで、「八綱弁証の問診」の説明です。

 

 

 
表裏の鑑別、寒熱の鑑別、虚実の鑑別の、より有益な情報を得ることを『八網弁証』と呼び、
 
 
 
 
 
十問診の中の『寒熱、汗、飲食、口、二便』5つを取り上げることで、正確な八綱陰陽弁証を求めることが可能となります。
 
 
 
 
 
これらの5つの問診は、他の問診にくらべ、表裏寒熱虚実の情報が得られやすい傾向にあります。
 
 
 
 
以下に弁証目標、問診内容、決め手のポイントを記します。
 
 
 
≪STEP1≫ 
 
目標:『表』か『裏』か
 
 
 
問診:①悪寒や悪風
   ②咽頭痛やくしゃみ、鼻水などの有無
   ③小便の色
 
 
 
決め手:浮脈、外関や身柱・風門・内関や労宮などの反応の有無
 
 
≪STEP2≫
 
目標:『寒』か『熱』か
 
 
 
問診:①排泄物の色と性状
   ②口渇の有無と飲食で寒熱のどちらを欲するか
   ③寒がるか暑がるか
 
 
 
決め手:舌の色と乾燥・湿潤状態
 
 
≪STEP3≫
 
目標:『虚』か『実』か
 
 
 
問診:①肉体負荷後の倦怠感の変化や増減、および主訴の変化
   ②排せつや発汗後の倦怠感の変化や増減、及び主訴の変化
   ③表証の場合は汗の有無
 
 
決め手:脈力、舌の力の入り具合、経穴の虚実の程度
 
 
 
 
以上を問診にて確認していくことで八網を把握することが可能となります。
 
 
 
 
八網を正確に把握出来れば、患者さんを悪化させることはまずなくなります。
 
 
 
 
八綱弁証を行なう目的として、患者さんを救うこと、
 
 
 
 
 
つまり、自分の診断(治療方針)を間違えないために目的意識を持って取り組むことが最低必要条件となってきます。
 
 
 
 
 
次回からは十問診の中の『寒熱、汗、飲食、口、二便』5つを順に説明していきます。
 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

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問診について⑮(八綱弁証の問診②)

 

 

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こんばんは☆ 吉澤です!

 

 

 

 

前回の続きで、「八綱弁証の問診」の説明を致しました。

 

 

「八綱」とは、表・裏・寒・熱・虚・実の6つを明らかにできると、

 

 

陰陽いずれに傾いているのかがわかるというものです。

 

 

 

基本的には、十問診とともに八網陰陽弁証にそって、問診を進めていき、
 
 
 
 
 
気血弁証、臓腑経絡弁証などその他の弁証の鑑別を行っていくことになります。
 
 
 
 
 
ただ、初学者などの場合は、複雑な思考過程を同時に論理立てるのは難しいです。
 
 
 
 
 
そのため一つの参考手順として、八綱陰陽弁証を行うにあたり、
 
 
 
 
 
表裏の鑑別、寒熱の鑑別、虚実の鑑別の、より有益な情報を得るための手順があります。
 
 
 
 
 
十問診の中の『寒熱、汗、飲食、口、二便』5つを取り上げることで、正確な八綱陰陽弁証を求めることが可能となります。
 
 
 
 
 
これらの5つの問診は、他の問診にくらべ、表裏寒熱虚実の情報が得られやすい傾向にあります。
 
 
 
 
 
①寒熱:表裏の鑑別表における寒熱の鑑別
 
②汗:表における虚実の鑑別裏における虚実の鑑別 
 
③飲食:虚実の鑑別正気の状態を診る
 
④口渇:裏における寒熱虚実の鑑別 
 
⑤二便:裏における寒熱虚実の鑑別
 
 
 
 
それぞれ、ある程度の八網陰陽弁証が弁別が可能となります。

 

 

 

次回に続きます。

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

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