東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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飲食と味覚⑤

 

 

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こんばんは!樫部です。

 

 

 

本日は「味覚」について、お話していきたいと思います。

 

前回のお話はこちら

 

 

味のお話といえば、『霊枢 五味論篇』、『難経 三十四難』ですね。

 

 

 

五味は、辛、酸、甘、苦、鹹(かん)を指します。

 

 

 

※鹹(かん):患者さんから質問されることが多いのですが、「塩味」を意味します。

 

 

 

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中医学では「味」という観点から薬物、食物の効能を整理、分類しています。

 

 

 

辛味:散、行

 

酸味:収、渋

 

甘味:緩、補

 

苦味:瀉、燥

 

鹹味:軟堅、潤下

 

 

 

清明院でも使用している、北辰会カルテにも五味について、お聞きする欄があります。

 

 

 

「これってどういう意味ですか?」と患者さんから質問されることが多々ある項目でもあります。

 

 

 

なかなか日常生活で無意識に摂っている「味」ですが、

 

「仕事が忙しくなると無性に辛いものが食べたくなるんですよね…」とか、「甘いものに目がないんですよね…」というふうに、

 

 

 

味の偏りによって五臓のどこが病んでいるのか、過剰摂取している場合は、その五味に関連性が強い臓を傷めてしまう可能性があります。

 

 

 

 

 

 

 

【参考文献】

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『症状による中医診断と治療 下』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

『基礎中医学』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

 

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飲食と味覚④

 

 

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こんばんは!樫部です。

 

 

本日は「食後の身体症状」について、お話ししていきたいと思います。

 

 

 

前回のお話はこちら

 

 

 

脾胃に負荷が掛かると出てくる身体症状について、お話を聞いていくことで、患者さんのお身体が現在どういった状態にあるのか判断する材料となります。

 

 

 

1.食後に眠くなる

 

 

 

東洋医学的には、食後嗜眠と呼ばれ、脾気虚、湿困脾胃に多いとされています。

 

 

 

三食ともに起こるのか、食事量、内容にも左右されるのかについても確認していきます。

 

 

 

食事は、肝気を緩める作用もある為、脾胃メインなのか、肝メインなのか、他の症状を加味して判断材料にしていきます。

 

 

 

2.食べ過ぎたり、食欲が無いのに無理して食べると、悪心、もたれ、下痢がみられる

 

 

 

この場合、脾気虚、脾陽虚に多くみられます。

 

 

 

3.食べ過ぎたり、食欲が無いのに無理して食べると排便したくなる

 

 

 

この場合は、脾気虚、湿困脾胃である可能性が高いです。

 

 

 

4.食過ぎたり、食欲が無いのに無理に食べると腹が脹る、下痢がある

 

 

 

この場合は、脾陽虚、中気下陥に多くみられます。

 

 

 

5.食事ごとに軟便、水様便、未消化便がみられる

 

 

 

この場合、中気下陥が疑われ、空腹時には眩暈や疲労感もみられます。

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

【参考文献】

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『症状による中医診断と治療 下』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

『基礎中医学』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

『問診のすすめ』

金子朝彦・邱紅梅、東洋医学出版社

 

 

 

 

 

 

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