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こんばんは。上村です。
前回は梅雨時期の養生について書きました。
前回ブログ 参照
前回の続きを書いていきます。
暴飲暴食や日頃の食べ過ぎ、飲み過ぎにより、胃腸の消化不良があると身体の中に余分な水分などの老廃物が溜まった状態を食積痰湿といいます。
普段から身体の中に余分な水分を溜め込んでしまうと、梅雨時期の湿度の上昇と伴に身体の不調の原因になります。
具体的な症状としては、体液の循環が悪く、熱を生じやすく、胃もたれやお腹が張って痛い、便秘になりがちで便が粘っこいなどの症状が現れやすくなります。
梅雨時期になって体調が急に悪くなった人の原因にも、もともと持っている体質によって症状が起こることがある為、普段から身体の中をクリーンにしておく必要があります。
体内から体外に排出す方法として、発汗、排尿、排便などがありますが、それらに異常がでできます。
次回詳しく書いていきます。
続く、
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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
では、東洋医学的に見るとどのような作用があるのでしょうか。
大根の属性として、寒熱としては涼性、作用は生だと昇、加熱すると降、臓腑は脾、胃、三焦、肺、五味としては生だと辛、加熱すると甘になります。
涼性なので、やや体を冷やす作用があります。
生だと、昇で辛なので、気を巡らせ邪気を昇らせ発散させるため、風邪をひいた時は良いかもしれません。
加熱すると降で気を下げ、甘味で滋養する作用があります。
大根は、消化不良を解消する力が強く、食べ過ぎて余分な水分が溜まりすぎている「食積痰湿」で消化不良の方や、身体を冷やす機能が低下したために、身体を温める機能が強くなってしまっているという「肝陽上亢」で高血圧の方には良いです。
しかし、便通を促すため、もともと下痢傾向で胃腸の弱い「気血両虚」の方には適しません。
下痢状態で排便が促されることにより、体力が余計奪われてしまうからです。
実は大根の種は中医学では薬用として使用されています。
種子はライフクシ(萊菔子)と呼ばれ、赤褐色でやや扁平な形をしています。
色々な作用や使い道がありますが、ぜひぜひ皆さんも試してみてください。
参考文献
東方栄養新書 メディカルユーコン
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