東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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調整する

 

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こんばんは。松田です☆″

 

 

 

昨日は、昼間とても暑く非常に汗をかいたので思ったよりも疲れましたね。

 

 

 

 

 

調整が必要なことというのは色々とあります。

 

 

 

 

シンプルに無理なくできるもの、葛藤しながら行うものなど様々です。

 

 

 

 

私の中で葛藤しながら調整するものの筆頭は食事に関してですね。

 

 

 

 

本当に意識して調整しないとついつい食べ過ぎてしまう傾向にあります。

 

 

 

 

私の場合、腰痛や体の重だるさ、吹き出物や皮膚のかゆみ、疲れやすさなど食べ過ぎによる弊害は沢山あります。

 

 

 

 

そのため、朝昼晩の食事量を調整したり、食べる内容を調整したり、運動してから食べるあるいは食べたら運動するなど摂取量と消費量を調節したり出来るだけ弊害が起きないようにしています。

 

 

 

 

食べることが発散方法の一つなのでいつも葛藤しています。(笑)

 

 

 

 

好きな物をあまり制限せずに調整していくのはなかなか難しいですが、やっぱり健康第一なのでしっかりやっていこうと思います。

 

 

 

 

 

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こんばんは!樫部です。

 

 

 

本日は、「胸やけ」についてお話していきたいと思います。

 

 

 

胸やけや上腹部の不快感のことを東洋医学的には「嘈雑:そうざつ」といい、

 

 

 

中焦、脾胃の病変とされています。

 

 

 

嘈雑の弁証分類は主に4つあり、すべて病因は内傷に分類されます。

 

 

 

1.傷食

 

 

 

暴飲暴食などの飲食不節によって胃内に食滞が生じ、胃の和降機能が障害されて嘈雑を引き起こします。

 

 

 

上腹部の不快感、呑酸、悪心嘔吐、腐臭のするゲップ、腹満、口臭、大便酸臭がみられます。

 

 

 

嘔吐して胃が空になると症状が緩解する特徴があります。

 

 

 

2.胃熱

 

 

 

辛辣物、脂物の食べ過ぎ、飲酒癖などにより胃中に熱が鬱したり、熱邪が胃腑に侵入すると、胃の和降機能が障害されて嘈雑を引き起こします。

 

 

 

上腹部の不快感に加え、胃内に焼けるような熱さを訴えます。

 

 

 

加えて、口臭、呑酸、起床時に口のなかが酸っぱく感じて口をすすぎたくなるといった特徴があります。

 

 

 

3.胃寒

 

 

 

寒冷環境にも影響を受けますが、今のような暑い時期に摂取量が増えやすい、生ものや冷たいものの食べ過ぎにより嘈雑が起きます。

 

 

 

この場合、脾胃気虚があることが多いとされています。

 

 

 

上腹部の不快感と痛み、腹が痞えて張ることに加えて、口内にさらさらした唾液が溢れ、酸っぱい感じがするといった訴えがみられます。

 

 

 

その他にも食欲不振、全身倦怠感、息切れを伴います。

 

 

 

この場合の増悪因子は、寒冷環境下、冷たいものを飲食することであり、

 

 

 

緩解因子は、身体を温めたり、温かいものを飲食することです。

 

 

 

4.肝胃不和

 

 

 

肝気が横逆することで、胃の和降機能が障害されて嘈雑が生じます。

 

 

 

上腹部の不快感、何かを食べたくなって少し食べてみると若干嘈雑が一時的に緩解する特徴があります。

 

 

 

その他の症状として、呑酸、胸や腹が張って苦しい、脇痛、口苦がみられます。

 

 

 

嘈雑についてのお話は以上です。

 

 

 

次回は、「お腹の脹り、痛み」について話していきたいと思います。

 

 

 

 

【参考文献】

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『症状による中医診断と治療 下』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

『基礎中医学』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

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