東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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五神⑭

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

一気に気温が低下してきました。

 

 

 

いよいよ冬になってきた感じがしますね。

 

 

 

風寒邪が入らない様、しっかりと厚着をして、風邪を引かない様注意してください。

 

 

 

それでは、前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

今回は、視覚に関して書いていこうと思います。

 

 

 

まず、西洋医学的に、目で見る情報というのは、どの様に処理されるのでしょうか。

 

 

 

人間が目から得た情報は、視神経を通じて、脳に行きます。

 

 

 

目を通じて得た情報は、情報が送られた脳の視覚野という部分に送られ、目から得た膨大な情報を常に取捨選択、加工・補正を行う処理をしています。

 

 

 

平面を立体としてとらえたり、元々ある目の視野の欠損「盲点」を補正したり、見え難かったり病気などで視野が欠損している場合にもその補正を行うことで視力を維持しています。

 

 

 

脳で情報処理を行うわけですが、白内障の様に目の水晶体という部分の問題で発症する病気もあるので、全て脳が原因というわけではありません。

 

 

 

それでは、東洋医学ではどのように考えられているのでしょうか。

 

 

 

西洋医学同様、目は視覚器官で、心神の「物を任ずる」最も重要な門戸です。

 

 

 

この門戸を通して、心神は、客観的世界観の明暗、色沢、形状を見分けており、「心霊の窓」といわれています。

 

 

 

『霊枢・大惑論』に、「五臓六腑の清気、みな目に上注して精となす」、『霊枢・五閲五使』では「目は肝の官なり」、『素問・金匱真言論』では「肝は目に開竅する」と記載されており、肝と目が密接な関係にあり、「肝は血を蔵す」ということから、血気が視覚機能を主る栄養源であることが分かります。

 

 

 

上記の通り、目の濡養は血気が血脈を通じて行っており、「心は全身の血脈を主る」ということから、「血脈」は心と目を密接に結びつけています。

 

 

参考サイト

第一薬品工業株式会社

https://www.d1yk.co.jp/info_health/2016/10/post-32.html

 

  

参考文献

『現代語訳 黄帝内経素問 上・中・下巻』 編著:南京中医薬大学 監訳:石田秀実、白杉悦雄 訳:白杉悦雄、松木きか、島田隆司、勝田正泰、藤山和子、前田繁樹 (東洋学術出版社)

『現代語訳 黄帝内経霊枢 上・下巻』 編著:南京中医薬大学 監訳:石田秀実、白杉悦雄 訳:白杉悦雄、松木きか、島田隆司、勝田正泰、藤山和子、前田繁樹 (東洋学術出版社)

『基礎中医学』 編著:神戸中医学研究会 (燎原)

『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『中医心理学』 主編:王米渠、王克勤、朱文鋒、張六通 監修:磯島正、高口眞一郎 翻訳:小野正弘、松永樹浩 (たにぐち書店)

 

 

 

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手足が冷える②

 

 

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こんばんは!樫部です。

 

 

 

本日は前回の続きとして、「四肢厥冷」の弁証分類の残り3つについて、お話ししていきたいと思います。

 

 

前回のお話はこちら!

手足が冷える

 

 

 

2.熱厥

 

 

 

この場合は、さらに二つに分類することができます。

 

 

①熱邪内鬱(実熱)

 

 

 

外邪が化熱して裏に入り、裏熱が盛んなために陽気が鬱閉され、四肢末端に達することができず、四肢厥冷を引き起こします。

 

 

 

これは、熱病の極期段階でみられます。

 

 

 

厥冷の程度がひどく、汗の出ない高熱を伴います。

 

 

 

顔面紅潮、心煩、口渇して水分を欲します。

 

 

 

また、胸腹部の灼熱感が強く、お通じは便秘、小水は少なくて色が濃い特徴がみられます。

 

 

 

②陽気鬱阻

 

 

 

熱邪内鬱と同様な四肢厥冷の発症メカニズムによるものであるが、これは正気(陽気)の鬱滞により、引き起こされます。

 

 

 

四肢厥冷は肘膝まで至らない特徴があります。

 

 

 

その他の症状として、胸脇苦満、ゲップ、嘔吐、下痢、腹痛、咳、動悸、小便不利がみられます。

 

 

 

3.痰厥:痰濁内阻

 

 

 

痰湿が盛んな体質で胸陽が宣発されないために四肢厥冷が起きます。

 

 

 

この場合は、風邪を引いたり、悩みや怒りによって厥冷が出現します。

 

 

 

その他の症状として、胸や脘腹が満悶し、喉でゼロゼロと痰が絡む音がします。

 

 

 

痰涎、空腹感はあるが、実際にはそれほど食べない特徴があります。

 

 

 

4.蛔厥:蛔虫擾乱

 

 

 

蛔虫が動き回ったために気が逆流して生じます。

 

 

 

蛔虫が寄生すると脾胃が虚弱となり、軽度の腹痛がみられ、

 

 

 

蛔虫が動いて脾胃を乱すと気の昇降が停滞し、陽気が四肢に達しないために四肢厥冷を生じます。

 

 

 

これは児童に多くみられるとされています。

 

 

 

四肢厥冷が重篤になると、肘膝を越えて冷えを訴えるようになります。

 

 

 

上腹部の劇痛に伴って冷えが出現し、水様物・胆汁を嘔吐したり、時に蛔虫自体を嘔吐します。

 

 

 

嘔吐の際は、顔面蒼白、全身からの冷や汗がみられ、腹痛が治まってくると厥冷も落ち着いてくる特徴を持っています。

 

 

 

四肢厥冷の弁証分類については、以上です。

 

 

 

次回は「痔」について、お話ししていきたいと思います。

 

 

 

 

 

【参考文献】

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『症状による中医診断と治療 下』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

『基礎中医学』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

 

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