東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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防寒対策

 

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こんばんは。松田です☆″

 

 

 

私は犬と一緒に寝ているのですが、私が起きても犬はまだ布団の中で寝ている今日この頃です。

 

 

 

ちなみに、ご飯の用意をしていると、バタバタと急いで起きてきます。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

昨日は1年の中でも特に防寒対策が必要な解剖見学実習でした。

 

 

 

 

なぜなら、毎年のように解剖見学実習の日は実習後に大体風邪を引いています。

 

 

 

 

毎年防寒はしているのですが、今年はいつもの防寒に加え、カイロを4枚貼り、ネックウォーマー、内と外にダウンを着て、鍼をして臨みました。

 

 

 

 

実習先が海辺なので、風がとても強く寒いので、風邪を引く人が多いですね。

 

 

 

 

実習は滞りなく終わりましたが、それでも何となく寒いので、熱めのお風呂に入って寝ようと思います。

 

 

 

 

毎年の戦いですが、何とか打ち勝っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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咳痰(がいたん)とは③

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
少し間が空いてしまいましたが、「咳痰」の続きのお話をしていきたいと思います。
 
 
本日は「風邪犯肺の咳痰」と「陰虚肺燥の咳痰」についてお話していきます。
 
 
 
まずは「風邪犯肺の咳痰」についてです。
 
 
 
風寒あるいは風熱の邪が肺を侵襲し、肺気の宣発が阻害され、水液が貯留して痰濁となって発生します。
 
 
 
特徴は、泡沫状の痰とともに咳嗽が出ることです。
 
 
 
その他の症状としては、鼻閉、鼻汁、咽が乾いて痒い、、身体痛、頭痛、発熱、悪寒、舌尖辺紅、舌苔薄白、脈浮緊あるいは浮数などの表証を呈することが特徴となります。
 
 
 
風寒犯肺では、悪寒が強く、発熱は軽度で、無汗を呈します。
 
 
 
風熱犯肺では、発熱が強く、悪寒は軽度であり、咽喉の腫脹、発赤と疼痛、有汗、舌苔薄黄、脈浮数などを呈します。
 
 
 
治法は宣肺疏風、清熱を用います。
 
 
 
次に「陰虚肺燥の咳痰」についてです。
 
 
 
発症状況によって、外感と内傷の違いが出ますが、痰が少量で粘稠で喀出しづらく、痰に血が混じったり、喀血がみられるという特徴を持ちます。
 
 
 
温熱の邪を外感したために肺の津液が消耗したり、慢性的な咳嗽によって肺陰が消耗して、肺の清粛機能が失調して、肺気が上逆することで発症します。
 
 
 
燥邪による場合は、発熱、悪風寒、胸痛、口唇の乾燥、鼻腔の乾燥、咽の乾燥、口渇、みゃく浮数、舌苔黄で乾燥などを呈します。
 
 
 
肺陰虚による場合、五心煩熱、焦燥感、不眠、頬部紅潮、咽の乾燥、尿が濃い、硬便、潮熱、盗汗、舌質鮮紅、少苔、脈細数といった陰虚の症候をともなうことです。
 
 
 
治法は、滋陰潤肺、清熱化痰を用います。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 

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