東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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痹病(ひびょう)とは②

 

 

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こんばんは!吉澤です。

 

 

 

前回は痹病(ひびょう)の概要についてお話いたしました。

前回の記事はこちら!!

 

 

 

今回から代表的な痹病の分類をご説明させていただきます。今回は行痹(風痹)痛痹(寒痹)です。

 

 

 

痹病は外邪が関わることが多く、痛み方の特徴として、

スターティングペイン関節の屈曲伸展の開始時に痛みがきつくその動作をしているうちに緩解してくるのもの)があるのが特徴です。

 

 

 

外邪が関与するので、問診時には、いわゆる風邪の症候の有無を確認します。

 

 

 

・行痹(風痹)

 

 

 

発症機序:衛陽がしっかりしないために、毛穴が広がって風邪が侵入し、皮肤・肌肉・経絡などに入る。

 

 

痛みの性質:遊走性一定の所に定まらない痛み肌肉や関節に発生する。

 

 

 

 

・痛痹(寒痹)

 

 

 

発症機序:陽気不足で、寒邪を受けることで発症する。

 

 

痛みの性質:固定性の激しい痛み手足関節に発生する。

 

 

 

次週も痹病についてご説明させていただきます。

 

 

 

 

お楽しみに☆

 

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 

 

 

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こんばんは。齋藤です。
 
 
 
 
5月も中盤に差し掛かろうとしていますね。
 
 
 
 
5月5日から、二十四節気でいう「立夏(りっか)」になり、夏の始まりとされており、まだ5月ですが、既に夏に突入している訳です。
 
 
 
 
段々気温高くなってきていますが、まだまだ日中と夜との寒暖差が激しいため、着るものなどを間違えると、風邪を引く原因となってしまうので、充分注意していきましょう。
 
 
 
 
そしてこれから、梅雨時期に突入していきます。
 
 
 
 
例年の梅雨入りは、関東地方ですと6月上旬頃で、梅雨明けは、7月の下旬頃となっています。
 
 
 
 
その梅雨時期に、倦怠感や、胃腸の不調、頭痛などを感じやすくなる方も多いのではないでしょうか。
 
 
 
 
気温が高くなったからと言って、冷たい飲み物や食べ物を摂取しすぎると、胃腸の働きを弱らせ、上記のような症状を悪化させてしまう傾向にあります。
 
 
 
 
また、冷たい物だけではなく、過剰な水分摂取、過食、辛い物、甘い物、脂っこい物、夜中にご飯を食べたり、早食いなども、胃腸の働きに影響を与える可能性があります。
 
 
 
 
そのため、胃腸に負担のかからない食べ物を食べる様に心がけたり、食べる時間、スピードなど心がけたり、適度に運動を行い、胃腸の働きを悪くさせないことが重要になってきます。
 
 
 
 
これらの養生は、春の内から、行っておくことが望ましいとされていますが、今からでも遅くないので、ストレスの溜まらない範囲で、行っていくと良いと思います。
 
 
 
 
私も、気を付けて、苦手な梅雨を乗り切りたいと思います。
 
 
 
 
 
参考文献
『内経気象学入門』 著:橋本浩一 (緑書房) 
 
 
 
 

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