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こんばんは、森岡です(^_^)
最近、めっきり冷え込んできましたね。
西日本ではかなりの大雪。
この前なんて、阿蘇で氷点下8.8度を記録していましたね。
いや~寒い・・・
往診事業部の移動はバイクであります。
ですから、寒さ対策は万全にしておかないとひどいことになります(苦笑)
というのも、1月6日から二十四節気でいう「小寒」という期間に突入しました。
二十四節気とは、
太陽の一年間の視位置(目で見える位置)を24等分し、その分割点を含む期間に季節感の名称をつけたものです。
それまで使われていた太陰暦(月の動きを基にした暦)は、太陽の位置とは無関係に定められていました。
しかし、太陰暦による暦と、季節の周期との間にズレが生じてしまっていました。
中国は農耕民族でしたから、暦と季節のズレというのは死活問題です。
そこで、このズレを解消し、本来の季節の目安として考えだされたのが太陽の運行を基にした二十四節気でした。
それでも、太陰暦と二十四節気にも微妙なズレというものは生じてしまいます。
そのズレを埋めるために閏月(うるうづき)というものを作り、きれいな循環を作り出すようにしています。
この、二十四節気の中の「小寒」が、今年は6日からということになっております。
「小寒」から寒が始まることから、この日を「寒の入り」と呼んだりもします。
寒は「小寒」から始まり、20日には「大寒」となり、「立春」前日の節分まで続きます。
立春となると「寒の明け」となり、日も長くなり、少しずつ暖かくなってきます。
こういったことを踏まえて、季節の移ろいを感じていると、かなり正確に二十四節気通りに季節が循環していることを実感します。
本当によく研究されているなぁといつも驚きます。
ですから、明日から小寒だなと分かれば、
「これは冷え込みがきつくなってくるであろうから、体を冷やさないように少し厚着をしておくか」
と、養生にもつながっていくのです。
二十四節気によるセルフ養生は意外とおススメです。
これから、さらに冷え込は本格的になってきますので、皆様も風邪などひかれないよう養生してみて下さい!!
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こんばんは、松木です。
続きを書いていきます。
インフルエンザの季節(その1)
インフルエンザの季節(その2)
インフルエンザの季節(その3)
インフルエンザについて東洋医学ではどのように考えるか、
「鍼灸ジャーナル vol.9 July 2009」
において、(社)北辰会から
「瘟疫(うんえき)病について~未知なるウイルスをどう捉えるか~」
という論文が掲載されています。
ちょうどこの年の4月に新型インフルエンザが発症したとの報道がありました。
この論文の中において、インフルエンザとは
1、傷寒型のもの
2、温熱型のもの
とに分類されています。
1、傷寒型のもの
これは「寒邪」が中心で起こる病、ということです。
季節性インフルエンザが冬場流行することなどから、「寒邪」というのは非常に重要です。
2、温熱型のもの
これは「熱邪」が中心で起こる病、ということです。
2009年の新型インフルエンザは、メキシコから大流行しました。
メキシコという国は暖かい国ですので、「寒邪」が主役とは考えにくいです。
この場合は「熱邪」が中心であったと考える方が妥当だろうと思われます。
また、森岡先生が「マイコプラズマ肺炎急増」の記事で書いておられるように、2010年のように猛暑の年は「内熱」が体内にこもりやすくなります。
そのような場合は「熱邪」の影響をより受けやすくなります。
ここで、
「上記の二つが普通の風邪の場合では適応しないのか」
と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
この考えは普通の風邪の場合でも当てはまります。
普通の風邪とインフルエンザも、症状など似ている点も多いからです。
では、普通の風邪とインフルエンザの何が違うかと言いいますと、
インフルエンザは症状が激しく、進行が急激であるということが挙げられると思います。
これを東洋医学的にどう考えるか、次回書いていきたいと思います。
つづく
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