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こんばんは。上村です
前回は、東洋医学的に考える「膝痛」の原因や症状について書きました。
今回は東洋医学的に考える膝痛の弁証分類について書いていきたいと思います。
1、気血両虚について書いていきます。
気血両虚の状態とは、気虚と血虚の両面がある状態のことをいいます。気虚は気の不足している状態をいいいい、血虚は血の不足していることいい、経脈を滋養できないため膝に痛みがでてしまいます。
気虚になる原因は、元々の元気不足や、身体の中で上手く作れなかったり、慢性病、気候の変化、精神的、肉体的ストレスなどが原因で起こると言われています。
気虚の症状は、元気がない、倦怠無力感、息切れ、風邪になりやすい、立ちくらみ、消化不良、身体の冷えなど他にも、様々な症状がでます。
気について
血虚は、出血過多、身体の中で上手く作れない状態だったり、慢性病、精神的、肉体的ストレスにより起こると言われております。
血虚の症状は、顔色につやがない、口唇や舌が淡白、髪や爪がもろくなりつやがなくなる、ふらつき、目の症状、筋肉のひきつり、不眠、月経の異常などが起こると言われています。
血について
治療は気血を補うことで膝痛が改善してきます。
膝痛の原因は、東洋医学的に考えて様々な分類があります。次回は違う分類について書いていきます。
続く
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こんばんは。上村です
前回は、西洋医学的に考える「膝痛」の原因や症状について書きました。
膝痛の原因② 参照
今回は東洋医学的に考える膝痛の原因について書いていきたいと思います。
最初に経絡経筋病について書いていきます。
最も局所的な疾患で、打撲や捻挫などの外傷などで経絡、経筋に影響をおこしたものをいいます。
足の六経のなかでも、足陽明胃経、足少陽胆経、足厥陰肝経、足太陽膀胱経に多いと言われます。
次に臓腑から経絡に伝播したものがあります。
肝、心、脾、肺、腎の五臓、胆、小腸、胃、大腸、膀胱の六腑いずれかに病があり、関連する経絡の気が変動し痛みを引き起こすものもあります。
他には、臓腑病そのものによって痛むものもあります。
五臓の肝と腎に弱りがあると、筋骨に栄養が上手くいかず、膝痛が起こる場合があります。
そして、痺症と呼ばれるものがあります。
風邪、寒邪、湿邪や、肝鬱によって起こると言われています。
例えば風邪が原因で起こると、膝の一定の所に定まらない痛みがでたり、寒邪だと同じ部位が痛くなったり、湿邪に影響をうけると、重だるさを伴った痛みがでたり、湿が停滞することにより膝が腫れるなどの症状を引き起こします。
次回は、膝痛の原因にどんな弁証分類がありどんな症状が出るのか書いていきたいと思います。
続く
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