東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

Search Results for: 鍼灸 予防

流行する病④

 

 

清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、

求人募集しております!

募集内容の詳細は こちら !!

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

「エキテン」清明院サイト

 

   ↑↑↑         ↑↑↑

 

読者の皆様、 上のバナーを1日1回クリックにご協力下さい!<m(__)m>

 

************************************************************************************** 

 

 

 

 

おばんでございます。樫山です。

 

 

 

 

前回までのブログ

↓  ↓  ↓

流行する病

流行する病②

流行する病③

 

 

 

 

前回は、現代で言う感染症のような症状を東洋医学ではどう考えているか書きました。

 

 

 

 

やはり昔から流行病というのはあって、普段診る様な一般的な風邪などの症状とは違った、独特な症状が出ている病に対し温疫という独立した考え方がありました。

 

 

 

 

東洋医学でもそれらの症状に対する考え方や治療法があり、様々な対処法が考えられてきました。

 

 

 

 

現代西洋医学では、急性感染症に対し、抗生物質やワクチンなどを発見し対処してきました。

 

 

 

 

中には非常に効果のある薬もあり、多くの感染症の治療に効果を上げています。

 

 

 

 

ただ、今後も未知のウイルスや細菌が出現し、人類の生命を危険にさらす事があるかもしれません。

 

 

 

 

東洋医学は感染症の治療は不得手と言われる事がありますが、全く手出し出来ないという訳ではなく、東洋医学独自の治療法があります。

 

 

 

 

人間にはもともと自分を感染源から守る抵抗力が備わっていて、感染源を薬で 直接殺すのではなく、自分の抵抗力を高めてやることによって感染源を排除する。

 

 

 

 

そのような考え方が根底にある東洋医学が、感染症の予防や治療に役立つ事も大いにあると思います。

 

 

 

 

*****************************************************************************************

 

      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 

清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

 

 

流行する病③

 

清明院では現在、院内診療、訪問診療ともに多忙のため、

求人募集しております!

募集内容の詳細は こちら !!

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

「エキテン」清明院サイト

 

   ↑↑↑         ↑↑↑

 

読者の皆様、 上のバナーを1日1回クリックにご協力下さい!<m(__)m>

 

************************************************************************************** 

 

 

 

おばんでございます。樫山です。

 

 

 

前回までのブログ

↓  ↓  ↓

流行する病

 

流行する病②

 

 

 

 

ここまで、強い伝染性をもつ温疫の概要について書いてきました。

 

 

 

 

東洋医学の温疫の考え方は現代の伝染性を持つ疾患に応用出来るものが多くあります。

 

 

 

 

温病学入門(東洋学術出版)には、強い伝染性をもつ温毒として大頭瘟(だいずうん)、爛喉痧(らんこうさ)について述べられています。

 

 

 

 

温毒は、温毒熱邪を感受して発生する伝染性の熱病で、局所の紅(発赤)、腫(腫脹)、熱(熱感)、痛(疼痛)、甚だしければ潰爛(潰瘍や糜爛)をともなうのが特徴とあります。

 

 

 

 

一般的には冬・春に発症し、発病が急激で症候も重篤です。

 

 

 

 

大頭瘟は、風熱の時毒(季節性・流行性を持つ病邪)によって生じる急性熱病で、頭面部の紅腫熱痛を特徴とし現代で言う、顔面丹毒やおたふく風邪(流行性耳下腺炎)などが含まれると考えられます。

 

 

 

 

爛喉痧は、温熱毒邪を感受して発生する伝染性熱病で、発熱、咽喉の腫脹疼痛や糜爛、皮膚の真っ赤な小斑点の密集を特徴とし現代で言う、猩紅熱が含まれると考えられます。

 

 

 

 

いずれの病も、温暖多風の春や、寒いはずがかえって温暖な冬季などに病邪が発生し、身体の弱りがあると発病しやすくなります。

 

 

 

 

病邪は口鼻から呼吸を通し身体に侵入し、肺や胃を犯しやすく、咽の痛みや強い口渇などがみられます。

 

 

 

 

これらの特徴的な症状から病を分析し様々な治療法が確立され、また多く人に蔓延する伝染性から予防法が考えられてきました。

 

 

 

 

 

続く、、、

 

 

 

 

*****************************************************************************************

 

      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 

清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

 

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ