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こんばんは。齋藤です。
明日からとうとう12月ですね。
今年も残りあとわずか。
体調管理を十分に行いつつ、頑張っていきましょう。
立冬を過ぎ、だいぶ時間が経過してしまいましたが、今回は冬の養生について書いていこうと思います。
冬は気温が低下し、湿度も低下し、乾燥が強くなるため、寒邪と燥邪が強くなってくる時期です。
日本海側の雪が多い地域では、寒湿邪が中心になってきますが、地域によっては乾燥が強い地域もあります。
気温が上昇する小春日和・冬日和後の寒邪には注意が必要です。
急に気温が上昇する場合、風邪が強くなると考えられています。
その風邪の開泄性により、腠理が開きやすくなることで、風寒邪が入りやすい環境になります。
その為、夜間に気温が低下した際には、衣服などでの体温調整が重要になってきます。
日中と夜間の気温差が激しい時は特に注意が必要ですね。
大寒頃には、インフルエンザが流行します。
風寒邪により発症することが多いので、普段から体調の管理に気を付けることはもちろんの事、気温上昇後の寒邪には、十分に注意が必要です。
春に向けては、内熱や陰虚のある方は、温病に罹りやすいので、正気を損なわないように、清熱滋陰しておきましょう。
春になると、肝気が盛んになるため、心肝や心胃に実熱がある方は、冬のうちに清熱しておくことで精神疾患を予防することができます。
脾弱による鬱傾向にある方は、脾を補う治療をしておくことが良いと思います。
続く
参考文献
『内経気象学入門』 橋本浩一 (緑書房)
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こんばんは 浅田です
今年も時が経つのが早く、立冬を迎えて冬になりました。
山は紅葉がキレイで、海中はウミウシが盛んに現れています。
朝晩は冷たい風が吹いて、匂いはすっかり冬です。
今週は北風の予報ですが、南風の日は気を付けなければなりません。
冬の順風は北風で、南風は逆風となり、南風の時は風邪をひきやすくなります。
特に一日の寒暖差は注意が必要です。
11月の割には日中の気温が高く、最高気温が20℃で、最低気温が5℃前後の日が続いています。
日中に気温が上昇すると汗ばんで腠理が開くので、発汗したまま気温が下がって寒くなると、風寒邪が容易に侵入してきます。
子供達は、昼間に学校で動き回って汗をかいて、夕方まで寒い格好をしていて風邪をひくというパターンが多いです。
外回りの営業マンもそうですね。
コロナとダブルでインフルエンザも流行り始め、少し咳をしたり、鼻をすすったりするだけでも嫌な顔をされる時代です。
コロナやインフルエンザの予防はもちろんのこと、ちょっとした軽い風邪もひかないように、防寒はしっかりしておきましょう。
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