東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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自分の身体と向き合う

 

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こんばんは。松田です☆″

 

 

 

今日はずっと雨でしたね。

 

 

この数日で通常5月1か月分の雨量だとか。

 

 

個人的には、少し肌寒い雨だったので、しっかり上着を着ていました。

 

 

皆さんも自分に合わせて風邪を引かないように対応していきましょう。

 

 

 

 

 

 

4月末辺りから現在まで、毎日学生の欠席が多い状況が続いています。

 

 

 

 

特にGW(長期休暇)明けから多い状況ですね。

 

 

 

 

さらに、まだ学校に慣れていない1年生の休みが多いです。

 

 

 

 

電話で様子は窺っていますが、4月中は気を張っていて何とかなっていたが、長期休暇明けで緊張の糸が切れて、心身の状態が不安定になり、体調不良を起こしているような感じです。

 

 

 

 

私たちの職業は、心身共に辛い状況にある患者さんを治療します。

 

 

 

 

患者さんを理解するには、人に興味を持つことが大切ですが、その中には自分も含まれると思います。

 

 

 

 

自分自身の身体と向き合うことで、患者さんの状態にも共感でき、より理解しようという意識が出てくる側面もあると思います。

 

 

 

 

こういう時に自分は調子が悪くなるということを認識しつつ、どうすれば予防でき、どうすれば対処できるのかなと考えるだけでも一歩前進だと思います。

 

 

 

 

自分だけで何とかしようとせず、周りの助けも借りつつ、無理せずに自分の身体と向き合うことも必要なことではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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卒中風と後遺症

 

 

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こんばんは!樫部です。

 

 

 

本日は「卒中風と後遺症」について、お話ししていきたいと思います。

 

 

 

『金匱要略』には、脳血管障害を中医学的には卒中風という記載がされています。

 

 

 

脳血管障害は、急性脳血管疾患ともいわれ、脳血管の急性の血液循環障害によって引き起こされた片麻痺、失語、人事不省など急性または亜急性の脳傷害のことを指します。

 

 

 

また、中年以上の高血圧症患者が罹患しやすい特徴をもっています。

 

 

 

一般的には、出血性のものと虚血性のものに分類されます。

 

 

 

卒中風とは、突然昏倒し、人事不省あるいは突然口眼喎斜、言語不利、半身不随になる病証で、

 

 

 

昏迷時間が長い特徴があり、最悪の場合、死に至ることもあります。

 

 

 

卒中風の後遺症としては、半身不随、言語不利、口眼喎斜、偏身麻木などが残りやすいです。

 

 

 

その為、長期的な治療に加えて、歩行訓練や発音訓練も平行して行って行く必要があります。

 

 

 

発症の兆候としては、頭痛、眩暈、半身のみの麻木、力の入りづらさがみられることが多い為、早期に予防し、根治しておくことが大切です。

 

 

 

卒中風は、厥証癇証とは異なります。

 

 

 

厥証は、昏迷時間が一般的に短く、顔面蒼白、四肢厥冷を伴うものの、昏迷時に失語、口眼喎斜、四肢抽搐がみられません。

 

 

 

癇証は、昏迷時に号泣したり、動物のような奇声をあげたりして倒れ、四肢抽搐を呈したり、涎を垂らしたり、口や目がひきつって、目は上方注視したままになるといった症状がみられます。

 

 

 

この場合も昏迷時間は短く、覚醒後しばらくすれば平人と変わらず、後遺症がないといった特徴があります。

 

 

 

長くなってしまいそうなので続きは、次回のお楽しみということで!

 

 

 

つづく

 

 

 

 

【参考文献】

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『症状による中医診断と治療 下』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

『基礎中医学』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

 

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