東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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口眼喎斜(こうがんかしゃ)とは③

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きで、「気血両虚と風痰阻絡の口眼喎斜」のお話していきたいと思います。
 
 
 
前回までのお話は、こちら!
口眼喎斜とは 風邪外襲の口眼喎斜
口眼喎斜とは② 肝風内動と肝気鬱結の口眼喎斜
 
 
 
まずは「気血両虚の口眼喎斜」についてです。
 
 
 
中風後遺症や産後、他疾患の後期に好発し、気血が虚したことで顔面の肌肉が気血の温養を得られずに発症します。
 
 
 
特徴は、寒証、熱証がなく、外感風邪の症候がないこと、既往歴に特徴があることに加えて、
 
 
 
息切れ、物を言うのが億劫、顔面筋の弛緩、脈細、舌質淡といった、気血両虚の症候がみられることです。
 
 
 
治法に関しては、気虚の比重が重い場合は補気活血・解痙、血虚の比重が重い場合は、養血熄風となり、気血ともに虚している場合は大補気血となります。
 
 
 
次に「風痰阻絡の口眼喎斜」についてです。
 
 
 
気虚体質で痰飲があり、気鬱化風により痰が動いたり、風寒の邪を感受して痰が動き、風と痰が結びついて経絡に流入し、顔面部の陽明絡脈を阻塞することで発症します。
 
 
 
痰飲をもっている場合は、身体が肥満して目に輝きがなく、顔色がどす黒くて、目の周りにくまがあり、眼瞼の浮腫、舌胖大、舌苔白滑潤を呈します。
 
 
 
特徴は、患側の皮膚の痺れ感、蟻走感があり、口が開きにくい、頭のふらつき、眩暈、悪心、舌苔白膩、脈滑弦などがみられます。
 
 
 
治法は、化痰熄風・開竅通路となります。
 
 
 
口眼喎斜は臨床上よくみられ、治療によって完治することが多くみられます。
 
 
 
中風の前兆のひとつとされており、口眼喎斜を積極的に治療することは、患者さんの苦痛を取り除くだけでなく、中風の発生に対する積極的な予防となります。
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 

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こんばんは、土元です。

 
 
 
本日も暑くなりましたね。
 
 
 
猛暑日ともなれば、危険な気温といえましょう。
 
 
 
熱中症予防にこまめな水分補給が有効なのは間違いありませんが、あまりグビグビと一遍に飲むのはお勧めしません。
 
 
 
体内から水分が失われるペースに合わせて、チビリチビリと一口ずつ補給してください。
 
 
 
体内の水分が過多になりますと、却ってそれが体調不良の要因になりかねません。
 
 
 
水分補給は目的でなくあくまで健康管理のための手段です。
 
 
 
何事も過ぎれば毒となることを忘れないでいただきたいと思います。
 
 
 
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
 
 
 
前回の続きを書いて参りましょう。
 
 
 
前回の記事はコチラ
 
 
 
神奈川県立歴史博物館の展示を観たのですが、今回は特別展のお話。
 
 
 
私が拝見してきた特別展は『洞窟遺跡を掘る ー海蝕洞窟の考古学ー』という題で、三浦半島の海沿いに現存する洞窟に残る遺跡に
ついての展示をしておりました。
 
 
 
関東ローム層よりも深いところに波風が穴をあけて作られた洞窟が沢山あるんですね。
 
 
 
古代の人々はそこを生活の拠点にしていたようなのです。
 
 
 
そこには長い時間を人々が生活していた証拠が沢山残っておりまして、その期間は一万年以上に渡ります。
 
 
 
このスケール感が伝わるでしょうか。
 
 
 
特徴的なものとして、卜骨が多く出土しています。
 
 
 
鹿の肩甲骨や海亀の胸骨に、点々と焼いた痕が残っているもので、物事を占うのに使用されていたようですね。
 
 
 
生活の様子を伝えるものとして、生き物の骨が大量に残っているようです。
 
 
 
サメにクロダイにコブダイにイノシシ、シカにウサギに、と本当に色々なものを食べてきたようですね、我々のご先祖は。
 
 
 
観光資源として実際に立ち入ることができるよう整備されているスポットもあるようですので、いずれ調べて脚を運んでみたいと思いました。
 
 
 
大人になってからの社会科見学も悪くありませんね。
 
 
 
【参考サイト】
 
 
 
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