東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

Search Results for: 鍼灸 予防

「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その12)

こんばんは、松木です。

続きを書いていきます。

「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その1)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その2)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その3)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その4)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その5)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その6)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その7)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その8)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その9)
「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その10)

「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その11)

前回で、EBMにおける研究方法の種類の解説が終わりました。

ここで一つ大切なことがあります。

臨床における問題はたくさんあります。

その問題の項目別に、最適と思われる研究方法が選択されなくてはなりません。

臨床における問題とは、以下のようなものが考えられます。

1、所見・症状

病歴や診察から得られた身体所見や症状をどう解釈するか?

2、原因・病因

疾患の原因は何か?

3、鑑別診断

どのような方法で鑑別診断したらよいか?

4、予後・経過

疾患の経過・予後はどう予期されるか?

5、治療

どのような治療によって症状が最も低下し、副作用・危害が最も少ないか?

6、予防

どのようにして発症を予防できるか?

このような問題に対して、それぞれ研究がなされるわけですが、それぞれの問題に最適な研究方法が必要です。

これについて次回から書いていきたいと思います。

つづく

愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を!

↓↓清き1票を!   ↓↓清き1票を!
人気ブログランキングへ にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ


清明院オフィシャルホームページ(PC)

清明院オフィシャルホームページ(携帯)

清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

マイコプラズマ肺炎急増(その3)

こんばんは、森岡です(^_^)

前回までのお話し・・・

マイコプラズマ肺炎急増(その1)

マイコプラズマ肺炎急増(その2)

続き行きます!!

前回は、猛暑により内熱をこもらせた人が多かったという考察をしました。

そしてもう一つ。

過度に発汗すれば、体のお水は少なくなる訳ですから、水分を欲します。

体には熱がこもっていますから、冷たい飲み物を特に好みます。

そこにもってきて「熱中症」です。

メディアで盛んに言っていましたね。

水を飲め飲めと。

水分をたくさん取ることで予防になるため、渇きを感じる前に飲んだ方がいいということを、何度もテレビや新聞で見ました。

それは確かにそうです。

しかし、幾度となく言うように、摂取量は人それぞれな訳です。

テレビでは「できるだけ多く摂取した方がいい」という、非常にあいまいな表現方法が多かったです。

ですから、その解釈を誤ると、もう朝から晩まで水を飲みまくるということになりかねません。

実際、そういう方もいました。

体内にたまった余計なお水は、体にとって「悪いお水」となってしまいます。

これを東洋医学では、「湿邪(しつじゃ)」とか「湿痰(しったん)」とか「痰濁(たんだく)」とか「内湿(ないしつ)」などと呼んでいます。

この湿邪の非常にきついものを、日本では「水毒(すいどく)」と呼んだりもしています。

この湿邪は、水分代謝をメインで行っている脾の臓(西洋医学で言う脾臓とは違います)にダメージを与えます。

脾については院長ブログ 「脾」って何ですか?(その1~9) 参照

ですから、

湿邪ができる→脾が頑張って排出する→しかし排出しきれない→脾の機能低下→更に湿邪は排出されない

という悪循環を生みます。

この湿邪が体外に排出されず、体内に一定時間たまっていると、少し熱を帯びたドロドロのお水へと変化します。

これを「湿熱(しつねつ)」と呼びます。

湿熱は、水と熱といった陰陽で言えば真反対のものがくっついてしまった、非常に厄介なものです。

陰陽の平衡がとれてしまっている安定した邪なので、逆に動きづらく治療する際には手を焼きます。

また、暑い夏にもってこいなのがビールですよね。

この酒は、東洋医学では”大辛大熱(たいしんたいねつ)”とされ、非常に湿熱を生みやすい飲み物です。

また、暴食によっても湿熱は生まれます。

ですから、夏バテしないようにと、辛い物や肉を食べ、それをビールで潤し、帰り際にコンビニによってアイスを食べる。

なんて生活をされていた方は、体に湿熱を非常に多く溜めこんでいらっしゃると思います。

つまり、二つ目に、

過度な水分摂取+暴食+ビールやアイスがうまい猛暑だった=脾を傷め、体に湿熱をため込む人が多かった

ということが挙げられます。

次回に続く。

愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を!

↓↓清き1票を!   ↓↓清き1票を!
人気ブログランキングへ にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ


清明院オフィシャルホームページ(PC)

清明院オフィシャルホームページ(携帯)

清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ