東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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酒毒(アルコール性紅斑)

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こんばんは 浅田です

 

 

 

皆さんは飲酒した時に、皮膚が赤くなりますか?

 

 

 

酒を飲むと皮膚が赤くなる人、日本人は結構多いですね。

 

 

 

私もゆでダコの様に真っ赤になります。

 

 

 

飲酒しなくても、アルコール消毒をしただけで、皮膚が真っ赤になって、ヒリヒリするくらいです…。

 

 

 

酒の性味は、辛く、甘く、大熱有毒で、陽性です。

 

 

 

酒、アルコールによって皮膚が赤くなるのは、「アルコール性紅斑」と言われ、東洋医学では「酒毒」と呼ばれます。

 

 

 

「酒毒」はエタノール類を含有する飲料(酒類)を摂取した後に、全身にびまん性紅斑、または、麻疹様皮膚病変を生じる一種の皮膚病とされています。

 

 

 

軽症な場合は、

 

 

 

顔面部や頚項部から全身に、びまん性紅斑、あるいは、紅色の丘疹が生じ、掻痒感も伴います。

 

 

 

重症な場合は、

 

 

 

上記の皮膚病変以外に、悪心、嘔吐、身熱、頭痛、眩暈、発熱などの、全身症状がみられます。

 

 

 

酒による熱の処理が上手くできない人や、初めて飲酒する人、頻繁に多量の飲酒をする人に多くみられます。

 

 

 

辛熱の性質である酒によって、熱を持った血や、熱そのものが皮膚表面に浮き出て、紅斑、または、丘疹が生じるのです。

 

 

 

熱が皮膚表面に浮きやすいという点では、熱が発散されやすい位置にあり、多量に飲酒しても次の日残り難い(内に籠る人に比べて)、と考える事ができます。

 

 

 

表面に熱が浮かず、内側に籠りっぱなしの方が、二日酔いになりやすかったり、数日間身体の諸々の調子が悪かったりします。

 

 

 

如何に酒という大熱を、汗法、吐法、下法で身体の外へ排泄するかが肝(きも)になります。

 

 

 

参考文献

『中医皮膚科学』 東洋学術出版社

 

 

 

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こんばんは。二神です。(^0^)v

 

 

早くも4月中旬に差し掛かろうとしています。

 

 

最近はいろいろなところで入学式や入社式などがあり、多くの人が新しい環境の中、

 

 

奮闘していることと思います。

 

 

それに伴い、必然的に飲み会などお酒を飲む機会も増えているのではないでしょうか。

 

 

私の周りの友人も、この時期は飲みに行きたくなるのかお誘いを受けることが

 

 

何故か多いです。(笑)

 

 

皆さんもこの時期は暴飲暴食を強いられ脾胃に負担をかけやすい時期なので、

 

 

体調を崩さないよう十分に注意してください。

 

 

この時期だけではないですが、日本人は事あるごとにお酒を飲みます。

 

 

何かと理由を付けて飲みの場を作っていると言っても過言ではないかもしれません。(笑)

 

 

このような飲みの場では「無礼講」という言葉もよく聞きますが、この無礼講という言葉は

 

 

先輩後輩などの上下関係に関係なく無礼が許されるという意味ではなく、

 

 

意外と誤解している人が多いです。

 

 

もともと、お酒の場というのは古来では神事を行う時に行われていました。

 

 

お祭りやお祝い、お祓いなど日常生活と離れた神様との触れ合いを行う場ではお酒を

 

 

供えるものですが、この神事の後に参加者でお神酒を頂く習慣があり、

 

 

これを直会(なおらい)といい、神事を締めくくる儀式でした。

 

 

この儀式をすることで神様の力を得られるとも考えられていたそうです。

 

 

ですから、この場は酔い乱れてみんなでワイワイするという場ではなく、静粛に行われるのが普通で、

 

 

この場を別名で礼講ともいいました。

 

 

このような神事の儀式がすべて終わり、ほっとした後に少し肩の力を抜いてゆっくり飲み直そう。

 

 

もう礼講ではないから気楽にリラックスして飲もう。

 

 

このような場を無礼講というそうです。

 

 

ですから、本来は少しリラックスしようくらいの意味ですが、いつの間にか無礼講という

 

 

言葉が、無礼が許される場と解釈されるようになりました。

 

 

皆さんは無礼講という言葉をどのように捉えていたでしょうか。

 

 

この時期はお酒の場が多くなる時期ですので、皆さんも、言葉の意味をもう一度考え直して

 

 

節度ある飲みの場に出来ると、正しい意味での無礼講を体感できるかもしれないですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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