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こんばんは!樫部です。
本日は湿度はありましたが、気温が下がり、比較的過ごしやすい日でしたね。
明日はさらに気温が下がる予報が出ていますので、お体を冷やさないようにして、ご自愛ください。
梅雨入りして蒸し暑くなる今頃の時期ですが、
スーパーマーケットに行くと、赤紫蘇や青梅を見かけるようになります。
梅酒や梅干し等、いろいろ漬け込んだりジュースを作ったりして、手仕事が楽しくなる季節になりましたね♪
先日は、赤紫蘇で紫蘇ジュースを作ってみました。
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赤紫蘇を見かけると、この時期に祖母の家に行くと出てくる、良く冷えた紫蘇ジュースを思い出して作りたくなります。
材料は、赤紫蘇、さとうきび糖、穀物酢、水を使います。
今回は、赤紫蘇200gに対して水1.5l、さとうきび糖270g、穀物酢300mlという配分で作りました。(※赤紫蘇は茎を取って、葉のみを使います。)
興味のある方は、ご参考ください(*´-`*)
作り方も非常に簡単で、
1.鍋に赤紫蘇と水を入れ、沸騰したら中火にして10分程度煮出す。
2.火を止めて、ザルなどで濾して葉を取り除く。
3.2を鍋に戻し、さとうきび糖を入れて煮溶かす。
4.火を止めて、穀物酢を入れる。
5.粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし、完成!
完成品は原液ですので、氷の入った器に注ぎ、よく冷えた水や炭酸水で好みの濃さに調節していただきます。
蒸し暑い季節に、よーく冷えた紫蘇ジュースの酸味と香りは爽やかな気分にさせてくれます。
赤紫蘇の赤い色素は、煮出し終わる頃には全て溶け出してきますので、
赤紫蘇が緑色のただの紫蘇になってしまう現象は非常に面白いです。
そして、穀物酢を入れた直後、暗紫色だった紫蘇ジュースが、鮮やかな赤紫色に変化する不思議な様子を眺めるのも楽しいものです。
赤紫蘇は、アントシアニン系のシソニンという色素が含まれている為、赤色に見えますが、
このシソニンが、酸と反応することで鮮やかな赤紫色になる特徴があります。
梅と一緒に漬け込むと、梅のクエン酸と反応して赤く色付く為、梅干しの色付けに利用されています。
シソニンの効能は、体内で作られた活性酸素を除去する強い抗酸化作用がある為、動脈硬化の予防やアンチエイジングが期待できるそうです。
つづく
【参考文献】
「日本の薬草」 貝津好孝著 小学館
「体に効く野菜」 小池すみこ著 法研
「薬草500種-栽培から効用まで」 馬場篤著、大貫茂(写真)、誠文堂新光社
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こんばんは。齋藤です。
徐々に湿度が上昇してきて、梅雨っぽくなってきましたね。
沖縄や、九州、四国は既に梅雨入りし、関東の梅雨入りは平年6月8日頃で、梅雨明けは平年7月21日頃となっており、二十四節気でいうと芒種~小暑、大暑頃になります。
梅雨時期は、雨の日が増えるので、往診で自転車移動が多い私は、合羽を着ると蒸れるし、非常に嫌いな季節です。
そんな梅雨時期は、東洋医学でいう湿邪が盛んになる時期と考えられています。
湿邪は、胃腸の働きに影響を与えやすいので、常日頃の食生活のコントロールが非常に重要で、梅雨に入る前から養生していくのが理想だと思います。
特に今年はコロナウィルスの影響もあり、自宅にいる時間も長く、ついつい甘い物を過食してしまったり、飲酒量が増加してしまったりという方も多いのではないのでしょうか?
甘い物やお酒、脂物などの過食は、胃腸の働きを低下させ、その結果、胃腸に湿邪を溜めやすくなってしまいます。
また、梅雨時期になると、環境的に湿邪が盛んになってきますので、余計に胃腸に負担をかけ、湿邪が内生されることになり、この時期に倦怠感、下痢、頭重感、腰痛や膝痛、皮膚病の悪化などなど、様々な症状を引き起こす原因になります。
一方、外出制限により自宅にいる時間が長くなってしまい、極端に運動不足になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
極端な運動不足は、胃腸の働きを低下させる原因にもなりますので、食事のコントロールも重要ですが、定期的な運動というのも、非常に重要になってきます。
緊急事態宣言が解除され、外で一気にお酒を飲む機会が増えたり、外食する機会が増えたりするかもしれませんが、胃腸の弱い方はこの時期は特に要注意ですので、暴飲暴食には十分注意してください。
また、外出規制も解かれましたので、急に過度な運動を行うのではなく、散歩レベルの簡単な運動から少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。
参考文献
『内経気象学』 橋本浩一 (緑書房)
『中医病因病機学』 宋 鷺冰 主編 柴﨑 瑛子 訳 (東洋学術出版)
参考サイト
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