東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

Search Results for: 運動

春眠暁を覚えず

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

**********************************************************************************************
にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
*********************************************************************************************

 

 

 

 

こんばんは。齋藤です。

 
 
 
 
年が明けてあっという間に1ヶ月ですね。
 
 
 
 
立春を迎えましたので、暦の上では、春です。
 
 
 
 
まだまだ寒い日も多いですが、晴れた日の日差しが、春っぽくなってきましたね。
 
 
 
 
そんな日は、「春眠暁を覚えず」という言葉があるように、ゆっくり遅くまで布団の中で、寝たいものです。
 
 
 
 
「春眠暁を覚えず」とは、中国の孟浩然(もうこうねん)という詩人の『春暁(しゅんぎょう)』という題名の漢詩の冒頭部分です。
 
 
 
 
春の朝の心地よさを表現する言葉で、「春の夜は心地よいため朝になったことに気づかず、思わず眠り込んでしまう」という意味を持ちます。
 
 
 
 
春は、東洋医学的に、肝の木気が盛んになる時期とされています。
 
 
 
 
もともと、精神的なストレスが多く、肝気鬱結が強い方は、肝の木気が盛んになるこの時期に肝鬱化火し、心に影響を与える場合があります。
 
 
 
 
そんなときは、「春眠暁を覚えず」ではなく、逆に不眠になってしまうことがあります。
 
 
 
 
心に熱が波及することにより、心熱が異常に高ぶることで、心神が乱されます。
 
 
 
 
その為、春は精神疾患が悪化したり、発病しやすかったりします。
 
 
 
 
また、心に影響を与えるだけではなく、脾や腎に影響が出てしまう場合もあります。
 
 
 
 
上述した通り、春は肝気が旺盛になる季節なので、養生のポイントとして、心身ともにのびのびとしてリラックスして生活することが重要と、『素問・四気調神大論』では、説明されています。
 
 
 
 
まだまだ寒い日が続きますが、適切な時間帯に、散歩などの適度な運動を行い、肝気の停滞を解消していくことが重要になると思います。
 
 
 
 
参考サイト
 
 
 
 
参考資料
『初めて読む人のための素問ハンドブック』 著:池田政一 (医道の日本社)
『内経気象学入門』著:橋本浩一 (緑書房)
 
 
 
 
 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

   にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

  

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 

 

清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

痰飲病機⑯

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

 

こんばんは。齋藤です。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

前回の話はコチラ

 

 

 

痰は気と共に昇降し、あらゆる部位に入り込み、様々なところで病変を引き起こします。

 

 

 

具体的に、どの部位に入り込むことにより、どういった病変を引き起こしていくかを、書いて行こうと思います。

 

 

 

まずは、経絡に痰が流れ込んだ場合、どういった現象が起きるでしょうか。

 

 

 

基本的に「痰」は、有形の邪です。

 

 

 

その為、何らかの原因で痰が発生し、経絡に流れ込んだ場合、その経絡に流れている気血の流通を障害します。

 

 

 

簡単に考えると、経絡の循環障害が発生します。

 

 

 

循環障害が発生した場合、どういったことが身体に発生するでしょうか。

 

 

 

循環障害が発生する事により、痛みや痺れが発生し、四肢の疼痛や、難治性の麻痺などを引き起こす事があります。

 

 

 

いわゆる、不通則痛という状態です。

 

 

 

こういった現象は、特に中風によくみられると言われています。(中風とは、脳梗塞です。)

 

 

 

中風では、口眼歪斜(顔面神経麻痺の様な症状)や、半身不随、痺れや麻痺などが発症します。

 

 

 

中風の状態によっては、四肢が重くて痛み痺れて硬直したり、関節が上手く屈伸できなかったり、腰、膝、股関節などを上手く動かせなくなるといった、運動障害を発症します。

 

 

 

これらは、痰が経絡に流れ込んだ為と、考えられております。

 

 

 

ただ、中風は痰が原因であることが多いですが、虚の側面を持ち合わせている事もありますので、中風の発生した原因や経過などを、しっかりと確認して、診断を行い、治療を行うことが大切だと思います。

 

 

 

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『鍼灸・漢方の名医になるための 気血弁証論治学』 編者:神野英明

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

 

 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

 

 

にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ