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おばんでございます。樫山です。
前回までのお話
前回は、四肢腫脹、むくみについて、湿熱蘊結と気滞肌表について書きました。
続きいきます。
1、湿熱蘊結
2、気滞肌表
3、寒湿凝滞
4、気虚血瘀
今回は寒湿凝滞と気虚血瘀について。
3、寒湿凝滞
寒湿凝滞の四肢腫脹の特徴は、四肢の固定性の関節痛で、特に下肢の疼痛が強く、四肢が腫脹して重だるく、動かしにくく、舌質は淡、脈は濡緩を呈するとあります。
その原因として、寒湿の邪が経脈中に停滞したために腫脹が生じます。
4、気虚血瘀
気虚血瘀の四肢腫脹の特徴は、四肢あるいは両下肢の浮腫があり、圧すると陥凹してもどりにくく、手足の冷え・肢体の痺れ・運動無力・皮膚に紫色の斑紋・甚だしければ半身不随・舌質は淡白あるいは瘀斑があり・脈は弦渋などを呈すとあります。
その原因は、何らかの要因により気虚の状態で推動無力となり、血瘀を生じてしまうために経脈が不通になって発生します。
以上、症状による中医診断と治療に記載されている四肢腫脹の分類について書いてきました。
ここまでみてきたように、四肢腫脹には寒熱・虚実に分類され、病因は風寒湿邪に関連するものが多くあります。
四肢腫脹の治療する際は、患部だけに注目するのではなく、もともとの体質や、今現在置かれている生活環境の違いなど四肢腫脹を形成するに至った原因を明らかにし治療を行うべきです。
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おばんでございます。樫山です。
ここのところ気温の上り下がりが多くなっていますが、夏を思わせる様な陽気の日も出てきました。
気温が上がると咽が渇いて水分を摂取する量も多くなります。
水分を摂取すれば排尿回数も変わってきます。
一日の平均排尿回数は、日中5〜7回程度でしょうか。
水分摂取量や運動量、発汗や排便での水分の排泄などの問題もあり、厳密に平均排尿回数は何回という事は出来ないので、何回以上が頻尿であるとはなかなか言えないところがあります。
また、人によっては8回程度でも頻尿と感じて悩まされている事もあります。
逆に十分な水分摂取をしているのに、少ない回数しか排尿がないのにも関わらず、なんとも感じないという人もいます。
排尿において何が問題になるかといったら、尿において体外に排出されなければいけない物が排泄されずに、浮腫や倦怠感、吐き気などの症状が伴っているとなれば問題となり治療対象になると言えます。
また、膀胱炎などで一過性にそれまでよりも頻尿になっている時なども治療対象となります。
最近は、「たくさん水を飲んで排泄を促しデトックスしましょう!」という健康法が信じられていたり、これからの季節には「熱中症予防に水分補給を!」と叫ばれ、身体に合ってない水分の摂り方をしている人が多く見られます。
頻尿を訴えている人は、水分摂取量が多過ぎる為に頻尿になっているケースもあり、「頻尿=病気」であるとは言い切れません。
尿の回数が少ないと訴える人は頻尿を訴える人に比べて少ないですが、「頻尿じゃない=健康」とは言えず、余分な水分が体内に溜まっている可能性もあります。
治療者側は排尿の回数にこだわる前に、食事や水分摂取量・発汗や排便などの情報にも注意して判断する必要があります。
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