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おばんでございます。樫山です。
ここのところ気温の上り下がりが多くなっていますが、夏を思わせる様な陽気の日も出てきました。
気温が上がると咽が渇いて水分を摂取する量も多くなります。
水分を摂取すれば排尿回数も変わってきます。
一日の平均排尿回数は、日中5〜7回程度でしょうか。
水分摂取量や運動量、発汗や排便での水分の排泄などの問題もあり、厳密に平均排尿回数は何回という事は出来ないので、何回以上が頻尿であるとはなかなか言えないところがあります。
また、人によっては8回程度でも頻尿と感じて悩まされている事もあります。
逆に十分な水分摂取をしているのに、少ない回数しか排尿がないのにも関わらず、なんとも感じないという人もいます。
排尿において何が問題になるかといったら、尿において体外に排出されなければいけない物が排泄されずに、浮腫や倦怠感、吐き気などの症状が伴っているとなれば問題となり治療対象になると言えます。
また、膀胱炎などで一過性にそれまでよりも頻尿になっている時なども治療対象となります。
最近は、「たくさん水を飲んで排泄を促しデトックスしましょう!」という健康法が信じられていたり、これからの季節には「熱中症予防に水分補給を!」と叫ばれ、身体に合ってない水分の摂り方をしている人が多く見られます。
頻尿を訴えている人は、水分摂取量が多過ぎる為に頻尿になっているケースもあり、「頻尿=病気」であるとは言い切れません。
尿の回数が少ないと訴える人は頻尿を訴える人に比べて少ないですが、「頻尿じゃない=健康」とは言えず、余分な水分が体内に溜まっている可能性もあります。
治療者側は排尿の回数にこだわる前に、食事や水分摂取量・発汗や排便などの情報にも注意して判断する必要があります。
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こんばんは、松田です☆”
春に入り、食欲が増すことがあり、結構食欲を抑えるのが難しい場合は、運動をするようにしています。
先日、授業の中で先に備わっていると嬉しいものだと思う事がありました。
私の東洋医学系の授業で、リスク管理やはりきゅうの基本を学ぶ科目があります。
その中で、鍼の材質の違いによる特徴について、教科書的にはステンレス鍼と銀鍼、金鍼の違いを教えています。
例えば、ステンレス鍼は、刺しやすく、折れ曲がりにくく、腐蝕しにくい、電気治療に使える、比較的安価、人体へのなじみは悪いという特徴を持っています。
3つの材質の特徴を説明した後、じゃあ実際にその材質の鍼を受けてみたらどう感じるかというのを何人かに体験してもらいました。
体験はそれぞれの材質の鍼で刺さない鍼を行いました。(体験は銅の鍼でも行いました)
それぞれの材質の鍼をかざすと、これまたそれぞれ体に感じる感覚が違います。
これも毎年行っているのですが、今年は全ての材質でそれぞれの材質に合った感覚を感じることのできた学生さんが1人いました。(他の学生さんは1つはよくても他は分からないという人が殆どでした)
今年はなかなか感覚の鋭い学生さんがいたことに少し驚きつつ、良かったなと思いました。
手の感覚は、センスの部分も大きく、生まれ持って感覚の良い人もいます。
ただ、センスは努力して磨くことでカバーできるので問題はありません。
(それでも、感覚のセンスがいい人は感覚をつかむのも早いですね)
私も感覚のセンスは良い方ではないので、日々精進して磨いていくしかありません。
今回、学生さんを通して改めてセンスを磨くことの重要性を感じました。
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