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こんばんは、坂口です。
今回は最初に少し触れました乞巧奠(きこうでん)について書いていきます。
乞巧奠とはあまり聞きなれない言葉かと思います。
乞巧には巧みを乞う、
奠には祀る(神をあがめる)という意味があり、
奈良時代に中国から伝わってきた習慣です。
奈良時代には孝謙天皇という女性の天皇が、技巧や芸能の上達を願って乞巧奠を行い、
そこから乞巧奠の習慣が広まったと言われています。
この習慣は時代が変わる事に少しずつ形が変わっていき、
平安時代には宴や相撲大会が、
室町時代には織女祭りという名で宮中行事の一つになりました。
そして江戸時代頃には乞巧奠の作法は省略されてしまい、原型を留めなくなりましたが、
御供え物や願い事の習慣は庶民の間にも広く浸透し、現在まで残っているのです。
こうした乞巧奠の名残、棚機、織姫と彦星伝説が合わさり、
七夕の日に願い事をするようになったと考えられています。
以上、七夕についてでしたm(__)m
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こんばんは 浅田です
先日、中学生の弟が、上腹部、悸肋部辺りを摩りながら、胸が痛いと言ってきました。
胸が痛いと言うのは初めてだなと思いながら、詳しく話を聞いて、身体を診てみると、胸の痛みではなく、上腹部、胃の痛みでした。
胃の痛みは、東洋医学では「胃脘痛」と言い、心窩部付近の痛みを指します。
胸の痛みは、「胸痛」と言い、胸部の痛みを指します。
歴代の医書に「心痛」「心下痛」と記載がありますが、胸と胃は隣接していることから、「胃脘痛」と「胸痛」が混同して、「心痛」と記載していることがあります。
『素問』に書いてある「胃脘は心に当たりて痛む」や、『景岳全書』に書いてある「心腹痛」は、「胃脘痛」のことを言っています。
臨床上でも、勉強する上でも、「胃脘痛」と「胸痛」を区別する必要があります。
「胸痛」が起こる胸は上焦に属し、「胃脘痛」が起こる上腹部は中焦に属します。
上焦であるなら“心・肺”、中焦であるなら“脾・胃”など、どの臓腑が関わっているのか、また、痛みの性質、どんな時に痛むかなどを明確にすることが、「胃脘痛」と「胸痛」を弁別する上で重要です。
腹の痛み、胸の痛み、どこの部位で痛みが起こっているのか、患者さんの言葉だけを鵜呑みにせず、四診によってしっかり明確にすることが重要です。
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