東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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婦人科⑩

 

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こんばんは、永井です。

 

 

 

11月も3週目です。

日に日に気温が下がり寒さが厳しくなっています。

 

 

 

 

本日は、腎が協調するその他の臓腑の続きです。

 

 

 

肝についてです。

 

 

 

肝腎同源、という言葉があります。

 

 

 

腎は精を臓することを主り、肝は血を臓することを主っています。

 

 

 

精と血は源は同じで、互いに養い合います。

 

 

 

精血が十分に存在することで、血海が満ち溢れます。

 

 

 

また、肝は疏泄を主り、腎は閉臓を主ります。

 

 

 

これは、肝は開き、腎じは閉じる、という役割を意味しています。

 

 

 

こうした開閉が行われることで、血海が十分満たされ、正常に機能するのです。

 

 

 

そして、肝が蔵する血は、血海にも注いでいます。

 

 

 

 

『肝は血海を司る』、『女子は肝を先天とする』という言葉がありますが、それは、肝が血の臓で、女性の生理的活動と密な関係があることを指しています。

 

 

 

 

血を臓し、疏泄させるという肝の機能は、月経が定期的に始まり終わる、ということに関して、量的な意味で重要な働きを担っています。

 

 

 

 

血海に血を蓄え、その血を流しています。

 

 

 

 

また、肝の経脈は、前陰を循り、少腹に至り、胃を挟み膈を貫き、胸脇に分布し、乳頭を経て、頭頂に上ります。
 
 
 
 
 
 
 
肝と前陰、少腹、乳部、胃は生理的に密な関係にあるということが考えられます。
 
 
 

 

肝気が疏泄され、肝血が豊かに流れ、直接、乳汁を調節し、少腹の気血を調え、陰部の皮膚、毛を栄養しています。

 

 

 

 

次回へ続きます。
 
 
 

参考文献

『中医婦人科学』 主編:辰巳洋  (源草社)

『現代語訳 黄帝内経素問 上巻』 石田秀実 監訳 (東洋学術出版)

『中医学入門』編著:神戸中医学研究会 (東洋学術出版)

『まんが中国古代の養生法』 絵・文:周春才 訳:鈴木博 (医道の日本社)

 

 

 

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治療原則―調整陰陽

 

 

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こんばんは、三鬼です。

 

 

 

今回は調整陰陽という治療原則について書きます。

 

 

 

調整陰陽とは、陰陽の失調を調整してバランスを回復させる治療法です。

 

 

 

陰平陽秘、精神乃治」という言葉が示すように、陰陽の平衡が健康の基本であり、治療の目標となります。

 

 

 

陰陽失調の基本的なパターンには、陰陽の偏盛と偏衰があります。

 

 

 

偏盛は「損其有余」の原則に従い、過剰な陰または陽を減らします。

 

 

 

陽盛には清熱瀉火を用い、陰盛には温裏散寒を用います。

 

 

 

偏衰は「補其不足」の原則に従い、不足している陰または陽を補います。

 

 

 

陽虚には温補陽気を用い、陰虚には滋養陰液を用います。

 

 

 

陽病治陰」「陰病治陽」という方法もあり、陰陽の相互依存関係を利用します。

 

 

 

陰陽の互損では、一方の虚が他方の虚を招くため、両面から治療します。

 

 

 

陰陽両虚には、陰陽双補の方法を用います。

 

 

 

育陰求陽や益火補土など、陰陽の相互関係を考慮した治療法があります。

 

 

 

調整陰陽の具体的方法には、寒熱の調整、升降の調整、気血の調整などがあります。

 

 

 

寒証には温法、熱証には清法を用います。

 

 

 

気の下陥には升提、気の上逆には降逆を用います。

 

 

 

これらはすべて最終的に陰陽の平衡回復を目指します。

 

 

 

【参考文献】

東洋療法学校協会 編;教科書検討小委員会 著.新版 東洋医学概論.医道の日本社;2023

 

 

 

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