東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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北辰会エキスパートコース大阪会場

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こんばんは 浅田です

 

 

 

日曜日は、北辰会エキスパートコース大阪会場に参加してきました。

 

 

 

 

午前は、水本先生による傷寒雑病論「柴胡と黄連についての考察」

 

 

 

傷寒論の立場から、嗅覚障害、味覚障害の症例に対する治療戦略を考えるまでの過程をわかりやすく講義して下さいました。

 

 

 

また、その症例に基づき、柴胡と黄連の関係について、鍼灸、漢方の両面の見解も解説して下さいました。

 

 

 

患者の情報から考えられる大きな病気、病理、傷寒論の条文、方剤など、臨床に沿って講義して下さり、大変勉強になりました。

 

 

 

 

午後の最初は、蓮風先生、村井先生による東洋医学会「乳癌の3症例」発表内容解説

 

 

 

先日の東洋医学会で発表された、乳癌の症例について解説して下さいました。

 

 

 

「癌の大方に鍼灸は有効である!これは間違えない!」

 

 

 

「どんな難病でも、“なんか治りそう”という気にさせ、希望を与えることができるよう徳を積んでいかなければならない」

 

 

 

という言葉がとても印象的でした。

 

 

 

難病を患っている大勢の往診患者さんにも、“なんか治りそう”という希望を与えられるよう、日々精進していきます。

 

 

 

 

続いては、新風先生による常用兪穴刺鍼

 

 

 

前回の足陽明胃経の刺鍼に続き、今回は足太陰脾経の刺鍼を見せて下さいました。

 

 

 

刺鍼前後の所見の変化、一穴一穴の効果や、気の動きをわかりやすく解説して下さり、大変勉強になりました。

 

 

 

 

最後は、応用実技

 

 

 

何故ここに、こういった所見が出ているのか、その所見から示唆できることはなんなのか、一つ一つの体表観察情報から、弁証までの繋げ方をご指導して頂き、大変充実した実技練習でした。

 

 

 

 

来週は支部のスタンダードコースで、再来週は本部のスタンダードコースです。

 

 

 

この2回は体表観察に特化したカリキュラムなので、この機会に沢山の収穫を得たいと思います。

 

 

 

 

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今年も梅雨入り

 

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おばんでございます。樫山です。

 

 

 

 

昨日6月6日に関東地方でも梅雨入りしたとみられると発表されました。

 

 

 

 

平年よりも早い梅雨入りだったようで、ここから約1ヶ月半程、雨の日が多くなります。

 

 

 

 

梅雨入りの発表は、農家の人たちに向けた重要な情報だったり、山岳地帯などで生活している人たちへの防災情報という意味合いがあります。

 

 

 

 

毎日往診をしている清明院でも雨への備え、雨への心の準備に梅雨入りの発表は重要な情報です。

 

 

 

 

そもそも梅雨と書いて「つゆ」と読みますが、ちょっと不思議ですよね。

 

 

 

 

梅雨という漢字はもともと中国から日本に入ってきたとい言われています。

 

 

 

 

中国でも雨が続く季節があり、雨が多く降るとカビが発生しやすくなるので、かつては黴(カビ)という漢字を使って、黴雨(ばいう)と呼んでいたそうです。

 

 

 

 

しかし、季節の名称にはあまりイメージが良くない漢字なので、同じバイという読みで、ちょうど実が熟す時期の「梅」の字を使って梅雨としたということです。

 

 

 

 

それが江戸時代頃に日本に入ってきて「つゆ」と読まれる様になりました。

 

 

 

 

「つゆ」という読み方は、ジメジメした湿っぽいという意味を持つ「露けき」や、葉っぱなどにつく水滴「露」からきているという説。

 

 

 

 

湿気で食べ物がダメになってしまう潰えてしまう「潰ゆ」からきているという説など様々な説があります。

 

 

 

 

ただ、梅雨ならそのまま「ばいう」と読めばいいだけなのに、なぜ梅雨という漢字につゆという言葉をあてたか、つゆという言葉がなぜ生まれたかは謎でした。

 

 

 

 

「ばいう」という言葉の響きが嫌われたのでしょうか・・・?

 

 

 

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