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こんばんは、松木です。
先日テレビを見ていましたら、
「歴代アイドルヒット曲ランキング」
なるものをやっておりました。
そこでふと疑問に思ったのですが、「アイドル」とはいったいどのような人のことを指す言葉なのでしょうか?
例えば、現在最も勢いのあるアイドルといえば「AKB48」だと思います。この方々は当然「アイドル」と呼ばれます。
しかし、「浜崎あゆみ」さんや、「倖田來未」さんなどは「アイドル」とは呼ばれず「アーティスト」と呼ばれます。
この違いはどこにあるのでしょうか?
まず思いつくのが、売り手(レコード会社や芸能プロダクションなど)の販売戦略としての「アイドル」です。
「この人はアイドルですよ」という宣伝のもと、プロモーション活動が展開され、売れていく場合です。(上記のテレビ番組はこれをベースにしていると思われます)
もう一つ、買い手(一般の我々、ファン)が自発的に「アイドル」であると、対象を認識する場合です。
この場合、どのような人を「アイドル」と呼ぶかは、個々人によって意見が色々あるようです。
アイドルファンのブログや、雑誌のコラムなどを読んでみると、本当に様々な定義が書かれています。
「擬似恋愛の対象がアイドルである」
「(恋愛に限らず)幻想を抱かせてくれる対象がアイドルである」
などなど
もともと「idol」という英単語自体が「偶像」という意味ですので、このような定義は、なるほど納得できるなと思います。
このままアイドル論について長々と書いても仕方がないので、この辺にしておきますが、
「アイドル」という割と日常でよく聞く言葉であっても、私はけっこうあいまいな定義付けしかしていなかった、ということ
そして、実際は「アイドル」という言葉には、人によって複数の定義がなされている、ということです。
これは多くの言葉に言えることではないでしょうか。
そして、今回の例でいうと、「アイドル」について議論しようとした場合、「アイドル」の定義を明確にしておかないと議論にならないということです。
皆が同じ「アイドル」という単語を使っていても、その意味する定義が異なっていれば、話がかみ合うはずがありません。
このような現象は結構日常で起きていると思います。
そうすると、「定義」をしっかりと押さえておくということは非常に大切だ、ということになります。
これは学習において「基本が大事」ということと同義であると思います。
特に我々のような仕事では、専門用語を覚えることが学習の最初にたくさんあります。
このとき、専門用語が意味する「定義」をしっかりと把握しておかないと、他の人と話をする際、大変問題になります。
「言葉の定義を正しく理解する」ということは、とても大切であると思います。
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こんばんは。齋藤です。
とうとう3月は最終日となりました。
1年の1/4が終了しました。
明日から4月で新年度になりますね。
新社会人、新入生の皆さん、新しい1歩を踏み出していきましょう!
それでは、前回の続きです。
前回の話はコチラ。
本日は、肺と血の関係について書いていこうと思います。
中医学には「肺は百脈を朝す」という言葉があります。これは肺と血の密接な関係を表した表現です。
「百脈」とは、体内に張り巡らされた無数の血脈や気の流れを指します。「朝す」(ちょうす)は、「統べる」「集める」という意味を持ちます。
つまり、この言葉は肺が全身の血脈や気の流れを統括・調整していることを示しています。
肺は呼吸を司る臓器であり、外界の空気から清気(新鮮な気)を取り入れ、老廃物を含む濁気を体外へ排出します。
中医学では、肺は気を主る蔵とされ、体内の気の流れを調節する重要な役割を果たします。
血液の循環においても、肺の働きは欠かせません。
血液を全身に送り出す基本的な動力は心の拍動ですが、その働きを支えているのが肺です。
肺は呼吸によって気を調整し、その気の推動作用により血液の循環を助けます。
これを「気行則血行」(気が巡れば血も巡る)といいます。
肺と心は密接に連携しながら血液の循環を維持していると考えられています。
心は血を主るといわれており、心臓の拍動により血液が全身に送り出されます。
肺は気を主るといわれており、肺は呼吸により気を調整し、血液が円滑に流れるよう補佐します。
このように、肺と心が互いに補い合うことで、全身の血液循環がスムーズに行われます。
もし肺の働きが弱まると、血液の流れが滞りやすくなり、息切れや動悸、顔色の悪化などの症状が現れることがあります。
参考文献
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)
『鍼灸・漢方の名医になるための気血弁証論治学』 編著;神野英明 (たにぐち書店)
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