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こんばんは 浅田です
10日日曜日、11日月曜日は、北辰会冬季研修会「順雪会」に参加してきました。
今年も支部、本部から大勢の先生が参加されました。
◆1日目
午前中は、坂井先生による「打鍼初級・座学講義」
腹診・打鍼の歴史、腹診の診断意義、夢分流腹診の手順、蓮風打鍼術について、講義して下さいました。
坂井先生の症例や、打鍼の練習をする重要性など、講義資料に載っていない内容もお話して下さり、大変勉強になりました。
午後は、竹下院長による「講師登用試験解説」
毎年行われる講師になる為の筆記試験の解説をして下さいました。
普段の臨床で考えている事を、どうまとめて文章化図式化するか、大変わかりやすく講義して下さいました。
特に、時節に関してはあまり意識を置いていなかったので、新たな視点を持って臨床に臨んでいきたいと思います。
講義の後は、新風先生の実技デモンストレーションを披露して下さり、各々班に分かれて実技練習
私は古代鍼コースに参加し、山本先生にご指導頂きました。
古代鍼や打鍼を用いた補法の練習をして、伸ばすべきポイントと、改善すべきポイントをご指摘頂きました。
夜は、
恒例の順雪宴で呑んで食って笑って、
温泉入って、
部屋で実技練習して、
先生方の超一流の臨床を間近で拝見させて頂きました。
◆2日目
午前は、蓮風先生による特別会長講演「なぜ北辰会を作ったのか」
タイトルからして大変興味深いご講演です。
北辰会ができるまでの、蓮風先生が歩んできた歴史、鍼灸医学に降りかかってきた問題など、大変重要なご講演をして下さいました。
石川日出鶴丸先生の偉大さや、老子と荘子の思想の大事さ、無駄なエネルギーを消耗しない為の考え方などもご教示頂きました。
何よりも印象に残ったのは、蓮風先生が最後に仰っていた「鍼を大好きになれば、必ず鍼が言うことを聞いてくれる」という言葉です。
もっと鍼を好きになれるよう、迷い無く、つまらない事に神経を使わず、鍼灸臨床に打ち込んでいこうと思いました。
午後は古代鍼実技練習
竹下院長にご指導頂きました。
1日目の実技と夜練習の反省や課題を持って、順雪会最後の練習に取り組みました。
ツボの反応の浮かし方、鍼の離し方など、自分が苦手とするポイントを分かりやすくご教示下さり、一連の流れをスムーズにできるようになりました。
手技をする度に手本を見せて下さり、良いイメージが頭の中に浮かぶようになりました。
古代鍼で身体が変わるという事を実感できた実技練習でした。
今年の順雪会も臨床に活かせる大きな収穫がありました。
今回学んだ事を確実に自分のモノにできるよう、努力を続けて精進していきます。
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こんばんは。齋藤です。
あっという間に2月になりましたね。
一日一日を大切に過ごしていこうと思います。
時は金なりです!
そんな本日2月4日に、二十四節気でいう「立春」を迎えました。
「春の気たつを以て也」と暦便覧に記載されているように、冬至と春分の真ん中で、まだまだ寒いですが、暦の上では旧冬と新春の境い目にあたり、この日から春になります。
梅の花が咲き始め、徐々に暖かくなり、春の始まりとなります。
春=4月と考えがちですが、暦上ではすでに春です。
現在、日本では太陽暦(グレゴリオ暦)を使用していますが、以前は、太陽太陰暦を使用しており、これが旧暦というものです。
旧暦ではこの日が1年の始めとされていたため、決まり事や季節の節目はこの日が起点になっています。
八十八夜、二百十日、二百二十日も立春から数えます。
また、旧暦では立春のころに元日がめぐってきて、立春と正月はほぼ重なっていました。
以前は、日本でも旧正月ということで、お祝いをしていたそうですが、明治6年に改暦を行い、1月1日を正月にするという事が決まってから、旧正月にお祝いをする習慣は徐々に減少していったそうです。
必ずしも立春=元日にならないのは、二十四節気は太陽の動き、元日は月の動きで決められていたからです。
いずれにしても、立春が新しい年の始まりであり、「新春」「迎春」などの言葉にその名残がみられます。
続く
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