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こんばんは坂口です。
梅雨入りしたのに雨が降らずジメジメ暑い日が続きますね。
体調を崩さないよう注意してくださいね。
笑顔を表現する言葉のひとつに「にこにこ」がありますね。
にこにこと聞くと幸せそうな笑顔が浮かんできます。
「にこにこ」の「にこ」とはやわらかいという意味が込められているそうで、
昔の人はやわらかい草を「にこぐさ」、やわらかい毛を「にこげ」と呼んでいたそうです。
今では「にこにこ」や「にこやか」といったやわらかい表情を表す言葉として使われています。
眉間にしわがよっている人や、ムっとしている人よりも、
にこにこしている人の方が受け入れてくれそうで話しやすさもあると思います。
同じ笑いの表情を表す言葉でへらへらもありますが、へらへらは軽薄に笑う様を表す言葉です。
片方の笑いは人に安心を、もう片方は不快感をあたえます。
表情一つで相手に与える印象は大きく変わってしまいます。
人と関わる仕事の方は気を付けないといけませんね。
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こんばんは 浅田です
世間では騒がれている通り、5月1日から元号が変わり、「平成」から「令和」となりました。
「令和」ネタのニュースや記事が多く出回っていますが、私も波に乗って「令和」ネタを書きます。
この「令和」という言葉、ご存じの通り日本の古典である『万葉集』の巻五、梅花の歌三十二首の序文から抜粋されたと言われています。
「于時.初春令月.氣淑風和.梅披鏡前之粉.蘭薫珮後之香.」
安倍総理は、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められている、と仰っておりました。
偶然ですが、私たちのバイブルである『黄帝内経』にも「令和」という字が記載されているのです。
『黄帝内経 霊枢 終始篇第九』
「凡刺之道.畢于終始.明知終始.五藏爲紀.陰陽定矣.陰者主藏.陽者主府.陽受氣于四末.陰受氣于五藏.故寫者迎之.補者隨之.知迎知隨.氣可令和.」
凡そ刺の道は終始に畢わる。明らかに終始を知り、五藏を紀と爲せば、陰陽定まらん。陰なる者は藏を主り、陽なる者は府を主る。陽は氣を四末に受け、陰は氣を五藏より受く。故に寫する者は之を迎え、補する者は之に隨う。迎を知り隨を知れば、氣和せしむべし。
この『霊枢 終始篇第九』の篇首には、迎随の補瀉について書かれています。
ここでの「令和」は、「補瀉迎随の方法が分かれば、気を調和することができる」という意味があります。
『黄帝内経』の「令和」から考えると、令和の時代の社会情勢、経済、環境を把握し、流れに迎え従えば、安定して調和の取れた時代になる、と考えることができるかもしれません。
ある時は流れに迎え逆らい、ある時は流れに随い、自分の仕事、生活、心身を調和できるような時代にしたいと思います。
参考文献
『現代語訳黄帝内経霊枢』東洋学術出版社
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