お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
*****************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
読者の皆様、 この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリック頂くと、ランキングポイントが上がります!
*****************************************************************************************
こんばんは、森岡です(^_^)
引越しによる部屋の片づけも少しずつ落ち着いてきた今日この頃。
こんばんは、森岡です(^_^)
前回、問診についてのお話をちょこっとしました。
問診と聞き方の工夫 参照
今回も問診に関連することです。
僕たちは問診においてよく「ストレスの有無」について聞くことがあります。
この「ストレスの有無」は簡単に言えば、
”肝の臓”の異常を証明するために重要な要素となってきます。
院長ブログ 「肝」って何ですか?(その1~10) 参照
ストレスが加わった時に体の不調が増悪すれば、”肝の臓”の異常を疑う一つの要素となりうるわけです。
ですが、このストレスの有無を患者さんから聞き出すには、それなりのテクニックが必要となります。
臨床の場で時々耳にするにのが
治療者 「現在、ストレスはありますか?」
患者さん 「ないです。」
このやりとりのみでストレス無しとしてしまうのです。
でもこの聞き方じゃ、欲しい情報なんて出てきませんよね(苦笑)
「ストレス」という言葉には人により様々な解釈があり、それぞれが持っている定義が違います。
イライラをストレスとしたり、不安がストレスとなっている人もいます。
ですから「ストレスがありますか?」では「無し」という答えでも、
「イライラすることはありますか?」
「不安に思うことはありますか?」
「気を揉むことがありますか?」
「ショックでふさぐことがありますか?」
など色々な表現で聞くと、「そー言えば最近・・・」と思わぬ答えが返ってきたりします。
また、ストレスを東洋医学的用語でなんとか置き換えるなら、
”七情の失調”です。
”七情の失調”とは、
怒・喜・思・憂・悲・恐・驚という感情が過剰になったり不足したりする状態です。
院長ブログ カテゴリ「七情(感情)」 参照
つまり、これだけの感情が複雑に絡み合っているのです。
ですから「ストレスの有無」と言っても、聞き方次第では、その患者さんの
”ストレスの定義”と合致しなければ「無し」ということになりがちです。
この問診の聞きかたによって、診断・治療する際の重要な情報が引き出せるか引き出せないかが大きく左右されます。
となると、
問診がうまい先生と問診がうまくない先生の治療効果にも大きな差が出る
ということですね。
これは西洋医学においても同じなんじゃないかなと思います。
うまい先生ってさりげなく色んな角度から問診してくるため、いつの間にか沢山のことを話してたという経験ありません?
そして、この「問診」は一般社会で考えると
”質問”
と置き換えることができますと思います。
この”質問力”についての文献や図書は多種多様です。
問診がうまくなるということは、そのまま
社会におけるコミュニケーション能力を養う
ということに直結していくんですね。
「問診力」、重要です。
愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を!
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.06.30
日本の夏はこれ2025.06.29
CONSORT声明2025⑨2025.06.28
気象発病学説⑤2025.06.27
ワクワク感2025.06.26
袋の中の大地2025.06.25
問診に関して㉟(二便の問診①)2025.06.24
癇(かん)とは④2025.06.23
インターホンと病因病理2025.06.22
CONSORT声明2025⑧2025.06.21
夏至2025.06.20
うれしい出会い2025.06.19
ひとつの庭、ふたつのリズム2025.06.18
問診に関して㉞(発汗の問診⑦)2025.06.17
癇(かん)とは③2025.06.16
血の病⑭2025.06.15
CONSORT声明2025⑦2025.06.14
気象発病学説④2025.06.13
成長の喜び2025.06.12
制限が紡ぐ美しさの円環2025.06.11
問診に関して㉝(発汗の問診⑥)2025.06.10
癇(かん)とは②2025.06.09
血の病⑬2025.06.08
CONSORT声明2025⑥2025.06.07
気象発病学説③2025.06.06
学生との接し方2025.06.05
梅雨と梅2025.06.04
問診に関して㉜(発汗の問診⑤)2025.06.03
癇(かん)とは①2025.06.02
血の病⑫2025.06.01
CONSORT声明2025⑤2025.05.31
気象発病学説②2025.05.30
不備を解消する2025.05.29
さくらんぼの種2025.05.28
問診に関して㉛(発汗の問診④)2025.05.27
身熱肢寒(しんねつしかん)とは②2025.05.26
誕生日2025.05.25
CONSORT声明2025④2025.05.24
気象発病学説2025.05.23
うれしいこと2025.05.22
さくらんぼと鳥2025.05.21
問診に関して㉚(発汗の問診③)2025.05.20
身熱肢寒(しんねつしかん)とは①2025.05.19
そろそろ梅雨入り2025.05.18
CONSORT声明2025③2025.05.17
雨2025.05.16
知って理解する2025.05.15
さくらんぼの実2025.05.14
問診に関して㉙(発汗の問診②)2025.05.13
絶汗(ぜっかん)とは2025.05.12
血の病⑪