東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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健康とは⑧

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

奄美地方が本日梅雨明けしましたが、観測史上最も遅い梅雨明けだそうです。

 

 

 

全国的に早く梅雨明けてほしいですね!

 

 

 

だいぶ間隔があいてしまいましたが、続きを書いていこうと思います。

 

 

 

これまでのお話は以下の通りです。

 

 

 

健康とは

健康とは②

健康とは③

健康とは④

健康とは⑤

健康とは⑥

健康とは⑦

 

 

 

命門元気三焦系統理論の元気について書いていこうと思います。

 

 

 

元気という言葉を、医学書の中で初めて使用したのは『難経』とされています。

 

 

 

元々哲学用語だった元気という言葉を医学に取り入れ、色々な説明を加えました。

 

 

 

『難経』の元気観としては以下の通りです。

 

 

 

元気の由来

 

 

 

・元気の源は、父母の精なので、人は先天的に元気をもって生まれてくる。

 

 

 

・人が生まれた後は、元気はさらに後天の精の滋養を受けて命門から生まれる。

 

 

 

元気の働き

 

 

 

・臓腑や経絡の働きを活発にし、臓腑や経絡の働きを維持する。

 

 

 

・外から吸い込んだ気を納め、呼吸を支える。

 

 

 

・三焦は様々な気化の運動の舞台となるが、それを支えているのは元気

 

 

 

・外界の邪気から、人間を守る。

 

 

 

元気は生命の原動力であり、最も基本的なエネルギーとされています。

 

 

 

その為、元気が旺盛なら、五臓六腑の働きも活発で、病気になりにくいと言えます。

 

 

先天あるいは後天の不足、慢性病による減少などで、元気がうまく生成されなかったり、元気が消耗されたりすると、元気が減ってしまい、病気になりやすくなります。

 

 

 

続いて、命門元気三焦系統理論の三焦について書いていきます。

 

 

 

三焦を物凄くざっくり説明すると、「大きな水道」、「上焦、中焦、下焦の総称」という、二つの意味があります。

 

 

 

しかし、『難経』に記載されている三焦の働きはどちらとも違うものです。

 

 

 

・三焦とは元気の通り道である。

 

 

 

・三焦とは「気化の舞台となる場所」である。

 

 

 

『難経』では、元気が三焦という通り道を通って、臓腑や経絡に行き渡るとき、元気が集中して通過する場所があると考えられていました。

 

 

 

それが原穴という経穴です。

 

 

 

参考文献        

『中医学ってなんだろう』 ①人間のしくみ 小金井 信弘 (東洋学術出版社)

 

 

 

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こんばんは。松田です☆″

 

 

 

 

もう結構蒸し暑くてエアコンをつけていないと眠れない状態になってきましたね。

 

 

私の場合は、蒸し暑くて寝苦しいと体がかゆくなってしまうので、エアコンをつけて、布団をかけて寝ています。

 

 

 

 

外に出る臨床実習の前段階として、学内で予行演習をする授業をしている時に思ったことがあります。

 

 

 

 

鍼灸は人とかかわる仕事であるため、ある程度のコミュニケーション能力が必要となります。

 

 

 

 

患者さんへの声掛けや来院時から患者さんが帰るまでに配慮すべきことなどを検討して、ロールプレイングを行います。

 

 

 

 

その中で、スムーズに声掛け、誘導が出来る人もいれば、患者さんにその時かける言葉が分からず止まってしまったり、誘導がスムーズではなくロボットみたいになってしまう人もいました。

 

 

 

 

今は、アルバイトを経験したことがない学生さんも多く、そういった学生さんが上記のようになってしまう場合が傾向として多いのかなと思います。

 

 

 

 

そのため、社会勉強も兼ねて、特に飲食店でのアルバイトを勧めました。

 

 

飲食店の中でも注文を取るなど、直接お客さんと接しながら行うものが望ましいですが、そのハードルが高ければ、ショウケース内に商品が陳列されているものの注文をとる接客でもいいと思います。

 

 

 

それでも難しそうなら、飲食店ではなくてもレジ打ち、倉庫整理など、とにかくどんなアルバイトでも指示を受けて作業を行うなど、人とかかわって何かをすることに慣れる練習になるため、勉強に支障がない程度にアルバイトをすることを勧めています。

 

 

 

 

毎年、学生さんの個性が全然違うので何とも言えませんが、ここ数年の傾向として少し人と接することに対して、練習が必要な人が増えているような気がします。

 

 

 

 

そのため、今年は特に職業理解に力を入れなければいけないなと思いました。

 

 

 

 

 

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