東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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五味③

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

前回の続きです。

 

 

 

前回のお話はコチラ

 

 

 

酸味を食べ過ぎると肝の機能低下ではなく、なぜ、脾の機能低下を起こしてしまうのかという部分に関しては、五臓の相克関係で考えられています。

 

 

 

酸味は肝に入ると言われています。

 

 

 

その為、酸味を食べ過ぎることにより、肝気が強くなり相克関係にある、脾の気が抑えられてしまい、木克土という状態になり、脾の機能低下を起こしてしまいます。

 

 

 

五行の相克関係は、あくまで「互いにバランスをとっている状態」を説明する言葉で、「互いに制御する、互いに抑える」というニュアンスです。

 

 

 

ここでは、肝が強くなりすぎて、脾が肝を抑えることができなくなり、脾の機能低下を起こしてしまう事を説明しています。

 

 

 

その他の臓腑と五味に関しても同様の事が言えます。

 

 

 

ですので、最期に記載されていますが、食養生を行う事により、天から受けた寿命を全うできますよと記載されています。

 

 

 

何度も書いていますが、中庸が大事ってことですね。

 

 

 

続く。

 

 

 

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こんばんは!樫部です。

 

 

 

本日は非常に暑い日でしたね!

 

 

 

7月から気温の変化が非常に大きい状況ですが、皆さまは体調を崩されていませんでしょうか?

 

 

 

外出自粛や例年よりも長い梅雨によって、暑さ慣れをせずに8月の一番暑い時期に突入しています。

 

 

 

皆さま、室内いるからと油断せず、ご自愛ください(*´-`*)

 

 

 

本日は、以前のブログで取り上げさせていただきました、二宮尊徳の言葉に関連したお話です。

 

以前のブログはこちら

 

 

 

ちなみに二宮尊徳の言葉は下記の通りです。

 

 

 

『今日の暮らしは昨日にあり

    今日の丹誠は

    明日の暮らしとなる』

 

 

 

本日は、この言葉に出てくる「丹誠」という語に注目いただきたいと思います。

 

 

 

「タンセイ」という言葉を耳にすると、思い浮かべられるのは、どちらかというと「丹精」という漢字表記ではないでしょうか?

 

 

 

そこをわざわざ「丹誠」という語が使われているのです。

 

 

 

「誠」か「精」かで意味は違ってくるのでしょうか?

 

 

 

広辞苑で調べてみたところ、

 

 

 

たん-せい【丹誠】

(古くはタンゼイとも)

まことのこころ。まごころ。丹心。赤誠。

今昔物語集25「願はくは八幡三所、我が―を照し給へ」。「―を込める」

 

 

 

たん-せい【丹精】

(古くはタンゼイとも)

まごころをこめて物事をすること。源平盛衰記27「各忠勤を抽んで殊に―を致す」。「―して育てた盆栽」「―を凝こらす」「―を尽くす」

 

 

 

どちらも名詞として使用でき、丹精は形容動詞としても使われるようです。

 

 

 

違いとしては…

 

 

 

丹誠は、「まごころ」そのものを表し、丹精は「まごころ」を込める動作を表すようですね。

 

 

 

「丹」には「丹念」という言葉に使われているように「まごころ」という意味合いがあるそうです。

 

 

 

「誠」という文字には、「偽りのない、ほんとうの」という意味があり、

 

 

 

「精」という文字には、「つとめ、はげむこと」という動きを表す意味があります。

 

 

 

これらが「丹」とくっつくことで、それぞれの違いが表現されているみたいですね。

 

 

 

それらを踏まえて、二宮尊徳の言葉を振り返りますと、

 

 

 

今日の嘘偽りの無い「まごころ」は、明日の暮らしに繋がっていくと解釈出来るのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

【参考文献】

広辞苑 第七版 新村出編 岩波書店

 

 

 

 

 

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