東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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相撲と東洋医学(その5)

こんばんは、森岡です(^_^)

一週間よろしくお願いします!!

前回までのお話・・・

相撲と東洋医学(その1)

相撲と東洋医学(その2)

相撲と東洋医学(その3)

相撲と東洋医学(その4)

間が空いてしまいましたが、まとめです!!

漢字、相撲、易など、長々と「陰陽」について話して参りました。

結局、なぜ陰陽について書いていたかといいますと、「陰陽の理解」が重要だからです(笑)

当たり前のこと言うなって感じですよね・・・(苦笑)

しかし、鍼灸師にとって、この当たり前ともいえる「陰陽の理解」が、

僕も含め、なかなかできていない現状があるのではないかな、と思っております。

学校の同級生と話していても、陰陽の話をするとなぜか苦笑い・・・

そして、結局、「陰陽」って難しくて、訳分からないものだよね~ということになってしまいます。

この様な現状を目の当たりにすると、今後の伝統鍼灸医学ってどうなっていくのだろうと不安を覚えてしまいます。

「陰陽」ってよくわからないけれど、どうにかして理解しようとすることが、

この医学に対して、また鍼灸を生業にする人の真摯な態度だと思います。

ですから、僕も分からないなりに、

「陰陽」を、「分かろうという姿勢」

を、ブログを通して打ち出している訳です。

最初から分かる人は、ほとんどいないですから。

一般の方には、陰陽についての大まかなイメージを。

「陰陽」って難しいと思っている鍼灸師の方々には、

「陰陽」理解のための、何かしらのきっかけにでもして頂けたらなと思い、書いています。

そのようにしつつも、僕自身、「陰陽」について様々な角度から理解しようと努めています。

唐代の名医、孫思邈(そんしばく)先生が、彼の著書『備急千金方』において、こんな言葉を記しています。

「易を知らざれば太醫というにもって足らず」

つまり、

「易における陰陽について理解していない者は、名医とは言えませんよ」

ってことです。

陰陽については、今後も書いていこうと思います。

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12月8日

こんばんは、松木です。

昨日、ある患者さんから

「明日は12月8日ですね。」

と言われました。

本日、12月8日は真珠湾攻撃の日です。

昭和16年の今日、真珠湾攻撃から太平洋戦争が始まったとされています。

仕事柄、高齢の方々とお話する機会が多くあります。
自然と、戦争体験のお話を聞かせて頂く機会も多いです。

私は広島出身ということもあり、戦争に関する話は小学校に入学してから、数多く聞いてきました。

しかし、何度聞いても戦争体験のお話は、言葉以上の何かが伝えられているような感じが致します。

今年のお盆に実家に帰省した際、父親から「永遠のゼロ」という小説を薦められました。

聞けば特攻隊について書いてある小説だそうです。

早速読んでみると、我々の世代としては大変読みやすい内容の小説でした。

戦争に関する本には、様々な目線で書かれているものがありますが、この本は孫世代が祖父母世代に話を聞くかたちで書いてあります。

小説ですので史実に忠実かどうかはわかりませんし、歴史というのは見る角度によって全く逆に見えたりするものであると思います。

しかし、そういった事を勘案しても、大変考えさせられる小説でした。

印象に残っているところは多々ありますが、その中から一つ印象的な箇所を書きます。

司令長官が特攻出撃を目前にした隊員たち一人一人の手を取って涙を流しながら激励した後、「何か質問はないか」と聞いたそうです。

その時、ベテラン搭乗員が「敵艦に爆撃を命中させたら、戻ってきてもいいでしょうか」と尋ねると、長官は「ならん」と言い放ったそうです。

これは手段の目的化です。

このようなやりとりが、戦争中実際に行われたのかは定かではありません。
また、特効という選択肢自体を私は肯定したくはありません。

それを前提に書かせていただくと、

当初の目的というのは、そもそも敵艦攻撃であり、特攻は数ある攻撃手段のうちの一つであったはずです。

それがいつのまにか目的にすり替わっていることの恐ろしさを感じます。

この現象は医療現場でも見られると思います。

患者さんを良くするための手段のひとつであったはずの一つの治療法が、いつしか目的そのものに変わってしまう。

心しておかねばならないと思います。

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