東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

Search Results for: 言葉

分からない

こんばんは、森岡です(^_^)

「分からない」という言葉。

皆さんも、一度は言ったことがあると思います。

「先生、今の説明分かりません。」

「あなたの気持が全く分からない。」

「意味分からない。」

日常生活でも、よく聞きますよね。

僕は、この言葉を使う時は注意しています。

「分からない」の意味には、2つあると思います。

1つは、

理解しようと極力努めたが、本当に理解できなかった。

もう1つは、

理解しようとする気持ちがはなから無い。

稀に、分かっていても、「分からない」という方もいらっしゃいますが・・・(苦笑)

これは「姿勢(気持ち)」の問題が重要です。

前者において使う場合は、言われた相手もさほど不快感を感じず、

むしろ、なぜ相手に伝わらなかったのかを考えることができる、

良い機会となると思います。

言った本人も、分からないことに対して、良い回答が得られれば、

更なる発展を望めます。

双方に良い訳です。

しかし、後者の場合は違います。

言われた側は、間違いなく不快感を感じるでしょう。

それが、もし、その人が真剣に学んだ知識だったり、

理解してもらおうと、一生懸命になって説明したことだったりした場合は特に。

そうなると「君、分かろうとする気がないんだろ?」となります。

そして言った側も、不快となります。

なぜなら、この言葉をよく使う人は、

自分が、「分かろうとする気が無い」ことに、「気づいていない」ことが多いからです。

むしろ、自分は「分かろうとして聞いている」とさえ、思っていたりします。

ですから、言われた側が不快感を示したことに、不快感を示します。

「何で、そんな態度取られなきゃいけないの?」

しかし、これは、明らかに相手に対して「失礼」に当たります。

こうなると、この先は何も発展は望めません。

双方に悪影響です。

ですから、僕は「分からない」を使う時は、その前に一度、自問自答をします。

「自分は分かろうとするための気持ちをもって、最善の努力をしたのか?」

この、

「分かろうとする姿勢」

を持つことが、非常に重要なんじゃないかなと思います。

たとえ、自分が興味のないことであっても、「分からない」を使う時には、分かろうとする努力をする。

この姿勢は、「積極性」「自主性」にもつながると思います。

また、言葉には不思議な力があります。

自分が発した言葉は、相手はもちろん、自分も聞いているのです。

つまり、

相手に言っているようで、その実、自分に言い聞かせている。

「分からない」とは、

自分に対して「分からなくていいんだ」

と、言い聞かせているのです。

これは怖いことです。

皆さんは、自分の姿勢を棚に上げ、内なる自分に、知らず知らずに、

「分からない」

を、発していませんか?

愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を!

↓↓清き1票を!   ↓↓清き1票を!
人気ブログランキングへ にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ


清明院オフィシャルホームページ(PC)

清明院オフィシャルホームページ(携帯)

清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その1)

こんばんは、松木です。

今日から「EBM:Evidence-based Medicine(根拠に基づいた医療)」について書いていこうと思います。

とは言いましても、私自身も勉強不足の部分が多々ありますので、間違いがありましたら、ご指摘頂きたいと思います。

まあこれはEBMに限らず、今まで書いた全ての記事に言える事ですが。

一般の方にはどの程度浸透しているのか分かりませんが、医療業界ではEBMという言葉、エビデンス(根拠)という言葉は、たいへんよく耳にします。

例えば、この治療法のエビデンスは〇〇で、とか、この治療法にはエビデンスがないからダメだ、などです。

エビデンスとは根拠のことですから、要するに「ある病気に対して、ある治療が効く理由」ということです。

医学なんだからそんなのあって当たり前じゃないか、と思われるかもしれませんが、EBMにおけるエビデンスというのは、その理由を説明する場合に決まりがあるのです。

EBMという呼称が最初に使われ出したのは、1991年のことです。
カナダのマクマスター大学でこの名称を与えられたそうです。

しかしEBMの手法自体は欧米では以前から普及していました。

では、EBMのどこが斬新だったかというと、手順が体系化されたことと、エビデンスの質に基準を示している点です。

このことについては、今後書いていきます。

次回はEBMにおけるエビデンスって何?ということについて書いていきます。

つづく

愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を!

↓↓清き1票を!   ↓↓清き1票を!
人気ブログランキングへ にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ


清明院オフィシャルホームページ(PC)

清明院オフィシャルホームページ(携帯)

清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ