東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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引っ越し

こんばんは、森岡です(^_^)

今日は朝から引っ越しのお手伝いをしてきました。

以前から、大変お世話になっている鍼灸師の先生が治療所を移転されるということで行ってきました。

その理由が、なんでも、

”大地震で、自分のビルだけめちゃくちゃ揺れたから”

だそうです(笑)

隣のビルに接触するんじゃないか、というぐらいの揺れようだったんですって・・・。

それはさておき・・・

最近、教育実習も始まり、パソコンに向かうことの多かった私・・・。

完全な運動不足になっておりました。

体、なまってました。

そして、久しぶりに肉体労働をしたわけです。

めちゃくちゃ暑かったんですが、身体を動かし汗をかくことでスッキリしました。

「因時制宜(いんじせいぎ)」


これは、気候や季節に基づいた治療原則を表した言葉です。

つまり、

四季の気候変化は必ず人体に影響を与える。

だから、その気候・季節に応じた治療や養生を考え、実践しましょう!!

ということです。

最近は暑さ+湿気という”日本の夏っ!!”といった様相を呈してきました。

院長や清明院スタッフも盛んにその対処法などをブログに書いております。

院長ブログ  「梅雨」と「湿」と「土」と「脾」   「ジメジメ」恐るるに足らず

スタッフブログ   梅雨について。   猛暑到来 

ジメジメ蒸し暑い夏は、

身体に熱がこもりやすく、かつ、余分なお水もたまりやすい季節です。

人間の熱やお水の排泄機構は、

発汗・排尿・排便

です。

この中で、自分でコントロールしやすいのは発汗です。

こんな時こそ外に出て、手足を動かし、汗水たらし、余分な熱やお水とサヨナラしちゃいましょう!!

体も心もスッキリ、サラサラです。

涼しい部屋でゴロゴロしてちゃいけないんです(笑)

ただし、東洋医学は極端に偏ったことは良しとしません。

何でもほどほどにです。

ちょうど良い塩梅ってやつです。

移動の車の中でも、先生から貴重な臨床のお話が聞けたし、

体はスッキリしたし、一石二鳥な充実した休日でした!!

明日からまた往診+教育実習の模擬授業なので気合入れてきます!!

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教育実習

こんばんは、森岡です(^_^)

来週より、私が現在通っている東京衛生学園臨床教育専攻科のカリキュラムにおいて教育実習が始まります。

教職課程を経ていらっしゃる方なら一度は通る道です。

私は母校である学校法人花田学園において教育実習を行います。

教員になるためのウォーミングアップってやつですね。

教育実習が始まる前に、授業において”模擬授業”というものを約3カ月かけて集中的にやってきました。

この模擬授業はクラスメイトの前に出て、

”仮想教員”、”仮想生徒”

として実際と同じように授業をやるわけですが、そこは所詮クラスメイトです・・・(苦笑)

顔見知りなわけですから、既にしてそこには”受け入れ状態”が必然的にあり、

多少、授業が失敗しても笑って許されるレベルです。

しかし、教育実習となると、話は別。

初対面の生徒さん、もちろん向こうからしても初対面の実習生ですから、そこには大きな壁があります。

身構えてくる生徒さんとどのように打ち解けていけるか。

ポイントの一つに”笑い”があると思います。

東洋医学において”笑う”は「喜」という感情に分類されていて、その作用として、「気を緩ませる」という効果があります。

院長ブログ 「喜」について 参照

つまり、生徒さんも僕も初対面同士であれば一定、「気が張っている」状態でいるわけです。

この「気が張っている」状態では、入り込むための余地なんてあったもんじゃありません。

ピーンと張っているんですから。

そこに、一瞬の隙を作るにはピーンと張ったものを緩めてやればいいんです。

緩めるには笑わせることが手っ取り早いですよね。

これは、鍼灸治療の臨床においてもよく使います。

初診の患者さん、痛みが強く辛い患者さん、病気であることに悲観的になり塞ぎ込んでる患者さん、

それまで受けていた治療が全く効かず、疑心暗鬼になっている患者さん、などなど・・・

臨床において「張り詰めた状態」にはよく遭遇します。

皆さん、心も体もピーンと張り詰めてガチガチになっています。

こんな時の救世主が”笑い”だったりします。

どのように笑わせるかは、その時のタイミングやリズム、言葉のチョイスや患者さんの性格など

様々な要素が絡んできますから、一様には言えませんが、

”笑い”が出たことによって、張り詰めた空気が一変し、そっぽを向いていた患者さんがこっちを向いてくれることはよくあります。

しかし、笑いの方向性を間違えると、より張り詰めた状態にしてしまうという

二面性ももちろんありますが・・・(苦笑)

そして、緩めたところで一気に攻め込む。

緩めっぱなしじゃだめですから、最後に締めるところを締めて、生徒の心を鷲掴み!!

ってうまくいけばいいですけどねぇ・・・(笑)。

まぁとにかく、楽しんでやってきます!!

先生が楽しんでやってない授業ほど面白くないものはありませんから。。。

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