東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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気の病⑪

 

 

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こんばんは。齋藤です。

 

 

前回の続です。

 

 

前回の話はコチラです。

 

 

前回は気鬱と心の関係について書いていきましたが、その続きになります。

 

 

心は「心主血脈」ともいわれています。

 

 

これは、心の臓が血や脈を主っているという意味です。

 

 

心の臓の血や脈が受け持つ働きが悪くなれば、意識や精神にも影響します。

 

 

反対に、精神の状態が悪くても、心の臓の気や血、脈にも影響します。

 

 

つまり、精神や意識は、血と深い関係があります。

 

 

前回も書いた通り、何らかの原因で、心が栄養不足の状態になり、心の臓が虚してしまい、精神的に不安定になることで、気鬱が起きる可能性があるということです。

 

 

中医学には、「血者、神気也」という言葉があり、これは、「血は精神である」という意味があります。

 

 

また、「心臓脈、脈舎神」という言葉があり、これは「心は血脈を受け持ち、精神は血脈に宿る」という意味があります。

 

 

どちらも、『黄帝内経霊枢』に記載されている言葉ですが、遠い昔から、心と血、精神との関係性を強調している訳です。

 

 

先人たちはすごいですねぇ。

 

 

奥が深いですねぇ。

 

 

 

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

 

 
 
 

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EBMの実践①

 

 

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こんばんは  謝敷です^^

 

 

今回は、「EBMの実践」に必要となる3つの要素をご紹介します。

 

 

これまで見てきたようにEBMの基本原則としては、以下の3つが示されていました。

 

 

 1.エビデンス・ピラミッド

 2.複数のエビデンスを包括的に参照し検討すること

 3.患者さんの価値観を考慮すること

 

 

 

エビデンスを参照する場合には、これらの基本原則がある、ということですね。

 

 

 

そのうえで、「医療の実践」においては、以下の3つの要素が必要となると述べられています。

 

 

 ① 利用可能な最善の科学的根拠

 ② 臨床的な専門技術や経験

 ③ 患者さんの価値観や期待

 

 

 

基本原則の1と2はこの、要素の①に含まれ、

基本原則の3は要素の③と同じですね。

 

 

 

しかしEBMはそれだけではなく、

 

②としての”医療者それぞれの臨床的な専門知識や熟練度”も

 

もちろん重要である、ということですね。

 

 

 

確かに振り返ってみると、初出論説においても、

 

医師の経験や先達の助言に「加えて」として、

 

適切なエビデンスの参照が述べられています。

 

 

 

EBMという言葉は、科学的でクリアカットな概念のように思えていましたが、

 

丁寧にひも解いてみると、

 

 

 

それは、単にそれらしい研究結果を参照し、患者さんに適用することではなく、

 

 

 

多種多様なエビデンスを精査・吟味し、

 

医療者の経験や技術も活用して検討し、

 

さらには患者個々人の状況や価値観も重視する

 

 

 

という、血の通った医療を目指しているのですね。

 

 

 

多くの人が知るようになった「EBM」という言葉。

 

 

 

漠然とした概念だけでなく、この深みや複雑性を再認識したうえで、

 

大学院での研究に繋げていきたいと思いました。

 

 

 

<参考資料>

・Sackett DL. Evidence-based medicine. Semin Perinatol. 1997 ;21(1):3-5.

・(3要素の日本語訳)厚生労働省医政局研究開発振興課 片岡穣「厚生労働行政の立場からの提言」

https://minds.jcqhc.or.jp/docs/forum/150308/pdf/03.pdf

 
 
 
 

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