東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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自立した生活②

 

 

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こんばんは、坂口です。

 

 

 

 

前回自立した生活が出来なくなってしまう原因は運動器によるものが多いと書きました。

 自立した生活

 

 

この運動器の障害により移動機能が低下した状態をロコモティブシンドローム(運動器症候群)と言います。

ロコモと略されることが多く、最近よく聞く言葉かと思います。

 

 

 

例えば骨折をしてしまい、痛みや筋力の低下、可動域の制限などが起こることにより歩行や立ち上がる動作が出来ない、真っすぐ立つことも出来ない。

 

 

 

こういう状態になってしまうと、どうしても歩くことが難しくなり、どんどん動かなくなってしまい、筋力低下や可動域制限がどんどん進んでしまうという負のサイクルに陥ってしまいます。

 

 

 

最終的には一人で立つことが難しくなり、自立した生活が出来なくなってしまうのです。

 

 

 

こうなる前に普段から少しでも運動をして体を鍛えたり、食事をしっかり摂って健康な体を維持することが大切です。

 

 

それでも骨折の後遺症や筋肉の衰えで歩行、立ち上がり動作などが辛くなった時。

 

 

 

 

そんな時は私たち往診事業部にご相談ください。
少しでも質の良い生活が出来るよう、お手伝いが出来ればと思います。

 

 

 

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瘀血とは

 

 

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こんばんは 浅田です

 

 

 

 

瘀血は現代医学にはない概念で、現代の人には馴染みがあまりない存在です。

 

 

 

 

今日は「瘀血」の字解きを通じて、「瘀血」とはなんなのか、簡単に書いていきます。

 

 

 

 

「瘀血」を調べてみると、

 

「血液の循環が悪くなって起こる病気」、

 

「古い血液」、

 

 

「流れずに滞っている血液」、

 

という説明があります。

 

 

 

 

瘀血の「瘀」だけ調べてみると、

 

 

「ふさがる」、

 

「停滞」、

 

「血の滞る病気」、

 

 

という意味がありました。

 

 

 

 

「瘀」は「淤」から由来するそうで、「淤」には、

 

 

「どろ」、

 

「にごる」、

 

「詰まったどろ」、

 

「どろが沈殿してふさがる」、

 

 

という意味があります。

 

 

 

 

「淤」の「さんずい」を、「瘀」の「やまいだれ」に変えて、「瘀血」という言葉を病症を意味する言葉に変化させたそうです。

 

 

 

 

現代語としては、ほぼ使われなくなっていますが、「蓄血」「留血」「積血」「敗血」「古血」「悪血」など、以前「瘀血」は様々な別名で呼ばれていました。

 

 

 

 

どれも、体内に溜まった血液の病理産物として認識されていたようです。

 

 

 

 

このように、「瘀血」という文字を解いて、「瘀血」の由来を辿ってみると、「古くて、流れない血液は身体に災いを来す」という考え方があるそうです。

 

 

 

 

続く…

 

 

 

 

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