東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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問診について⑫

 

 

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こんばんは。吉澤です!

 

 

前回に引き続き、「痛みの問診」について書いていきます!

 

J.弁病の決定 
 
 
 
 
基本的には、現時点(来院時)の情報となる、弁病を決めるための問診を行っていきます。
 
 
 
 
 
しかし、のちの既往歴~現病歴を問診していくに従い、別の弁病が浮き上がる場合もあります。
 
 
 
 
 
 
その場合は、病因病理に従い、適切な弁病に対してアプローチしていくことになります。
 
 
 
 
 
 
また、カルテの記入は、言葉だけでなく、人体図に記入したり、症状にて色分けしたりすると、より使いやすくなるので、工夫するとより良いです。
 
 
 
 
 
 
 1) 「主訴の増悪因子・緩解因子」
 
 
 
 
あくまで主訴に関わる因子を書いていきます。
 
 
 
 
主訴は悪化しないが、そのほかの症状が悪化するならば、主訴以外のどの症状が悪化するのかを別欄に明記しておくことが、後の情報の混乱を防ぐことになります。
 
 
 
 
例としては、雨天時は全身はだるいが、主訴は悪化しない場合などが挙げられます。
 
 
 
 
 
 2) 「環境・職歴・生活環境・家族構成・七情の乱れ」 
 
 
 
 
 
この項目は既往歴~現病歴と関連して問診していくと、環境などの外的因子と病との相関性が浮き彫りになり、わかりやすくなります。
 
 
 

「痛み(主訴の現病歴)」に関してのブログはここまでとなります。

 

 

 

次回からは「主訴の既往歴~現病歴の聴取」です。

 

 

 

次回へ続きます!お楽しみに!

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

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問診について⑩

 

 

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こんばんは。吉澤です!

 

 

前回に引き続き、「痛みの問診」について書いていきます!

 

 

 

F・痛みの増減・発痛のしかたによる分類

 

 

この項目は大きく6つに分類します。

 

1)卒痛:突然、発作的に痛み出し、激しく痛むものを指します。

 

 

卒痛は外邪、特に寒邪による影響が多いです。

 

2)緩痛:痛みが徐々に起こるもの、又は少しずつ重くなるものを指します。

 

 

多くは久病(長患い)、虚証、気血不足、温煦失調によるものが多いです。

 

3)時痛;痛みはずっとは続かず、痛みがないときが有るものを指します。

 

時痛は気滞や虚証に多く見られます。

 

 

4)劇痛 severe pain; 激しい耐えられない痛みを指します。

 

5)陣發痛paroxysmal pain;発作を繰り返す痛みを指します。

 

 

6)持續痛persistent pain;痛みは同じ調子で痛み、良くなる時が無い状態の痛みです。

 

多くは瘀血のものに見られます。

 

 

G.痛みの起こった原因

 

 

 

原因に関して問診する場合は、あくまでの患者さんの発言であるので、鵜呑みにしないようにすることが大切です。

 

 

それは、単に患者さん自身の思い込みである可能性も否定できないからである。

 

 

 

例えば、大工、労働者など、力仕事を常日頃から行っている人が、仕事で痛くなった!と聞くと「使い痛みや筋肉疲労」ではないかと思いこんでしまう。

 

 

 

たしかに、急な仕事が増えた場合の可能性も考えられますが、もう一歩踏み込んで質問すると他の要因も考えられることがあります。

 

 

 

例えば、前の日に飲み過ぎた、風邪をひいた、睡眠不足、あるいは奥さんとケンカしたなどの七情の原因が潜んでいる可能性もあるわけです。

 

 

 

あくまで患者さんの言葉は参考程度にし、“真らしき”原因は、術者側の問診能力による最終的な判断に委ねられます。

 

 

 

次回へ続きます!お楽しみに!

 

 

 

【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

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