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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
前回の話はコチラ。
以前も、記載しましたが、『素問・霊蘭秘典論』には、君主臣使を用いて、臓腑の機能を分別して列挙しています。
例を挙げますと、肺は「相傅の官、治節焉より出ず」、肝は「将軍の官、謀慮焉より出ず」といった感じで、位を用いて説明を行っており、心が一番偉いため「君主の官、神明焉より出ず」と記載されています。
身体には十二の臓腑があるため、当り前ですが合計十二官となります。
その十二官の機能を調整する通路を、『内経』では「使道」と呼んでいます。
この「使道」とは、気血が流通する通路と考えられており、『内経』では、「血気は神なり」(霊枢・営衛生会篇)、「経脈は、いわゆる血気をめぐらす」(霊枢・本臓篇)「心は全身の血脈を主る」(素問・萎論篇)などなど記載されています。
また、歴代の医家王冰も「使道とは、神気が行って、使いをする道」と説明しています。
この様な事から、考察すると「使道」とは、経絡を指していることが分かり、経絡は気血を運載する機能を有するだけでなく、各臓腑器官組織を連絡し、作用していることが分かります。
神の調節作用を担う中枢は心であり、十二経脈の別脈が体内では五臓六腑に属し、多くは心と相通じていると、『霊枢・経脈篇』『霊枢・経別篇』に記載されています。
このことから、心あるいは経脈の病変は、臓腑の機能失調としてあらわれて、心に影響を生じると考えられています。
その他の臓腑器官の病変も、経脈を通じて心神に影響を及ぼし、関連する部分の機能失調を引き起こします。
甚だしい場合は、全身の機能失調を引き起こし、生理的、心理的異常を生じます。
心身一如とはいったもので、心を中心として、その他臓腑は、経絡を通じて相互に繋がっており、影響をしあっていると、何千年前から考えられ、『内経』を中心とした古典に記載していたというから、本当に先人達は凄いですね!!
参考文献
『現代語訳 黄帝内経素問』 編著:南京中医薬大学 監訳:石田秀実、白杉悦雄 訳:白杉悦雄、松木きか、島田隆司、勝田正泰、藤山和子、前田繁樹 (東洋学術出版)
『意釈黄帝内経運気』 共著:小曾戸丈夫 浜田善利 (築地書館)
『素問 ハンドブック』 著:池田政一
『基礎中医学』 編著:神戸中医学研究会 (燎原)
『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『中医心理学』 主編:王米渠、王克勤、朱文鋒、張六通 監修:磯島正、高口眞一郎 翻訳:小野正弘、松永樹浩 (たにぐち書店)
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