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こんばんは。齋藤です。
とうとう十一月に突入しました!
時間の流れが早すぎて怖すぎますね。
中学生、高校生位の時は、一日が長く感じたのですが、こんなにも違うものなのですね。
それでは、前回の続きです。
前回の話はコチラ。
今回は、「魄」に関して、書いていきます。
「魄」は五行で見た場合、肺に属し、肺と魄は密接な関係にあります。
『霊枢・本神』に「精と並びて出入する者、之を魄と謂う」、『霊枢・経脈』に「人始めて生ずるに、先ず精を成す」と記載されているように、「魄」は人間が生来有するある本能的活動と関係しています。
『五行大義』では、「人が産まれた時は、耳目・手足がはたらき、声を出して大声で泣く。これはすなわち魄の霊である」
張介賓は、「魄の活動は主として能く動作行動し、痛痒はこれによって感知する」と、『類経・臓象類』に記載しています。
以上のことから、魄は人間が生来有する、本能的反応(動作)と感覚の機能を統括しています。
我々が普段何気なく行っている、聞いたり見たり、触覚なども、全て肺魄の働きになります。
鍼灸師は、指先の感覚が非常に大事になるので、体調管理が非常に大事になってきますね。
上焦にある肺は、腎の精・志に根ざしており、心の君命を受ける関係上、心との関わりも強いです。
したがってなにかしらの原因で、心神に異常が発生すると、肺魄の働きも異常をきたしやすくなります。
参考文献
『現代語訳 黄帝内経霊枢』 編著:南京中医薬大学 監訳:石田秀実、白杉悦雄 訳:白杉悦雄、松木きか、島田隆司、勝田正泰、藤山和子、前田繁樹
『意釈黄帝内経運気』 共著:小曾戸丈夫 浜田善利
『基礎中医学』 編著:神戸中医学研究会 (燎原)
『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
『中医心理学』 主編:王米渠、王克勤、朱文鋒、張六通 監修:磯島正、高口眞一郎 翻訳:小野正弘、松永樹浩
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こんばんは。齋藤です。
前回の続きです。
前回の話はコチラ。
今回は五神の「魂」に関して、書いていこうと思います。
『霊枢・本神』に、「神に随いて往来する者、これを魂という」と記載されています。
五行で見た場合、肝に属し、魂と肝と密接な関係にあります。
神はあらゆる精神活動の統率する役目があります。
魂は、神の次元より低い精神活動を主っています。
心には血を正常に流す働きがあり、肝には血を貯蔵する働きがあります。
身体に血が足りていて、心が血を正常に流していれば、肝は血を貯蔵することができます。
肝が正常に働くには、血を貯蔵し、肝自身が潤う必要があります。
肝が正常に働けば、肝は「疏泄の働き」を通して、体全体の気血の流れを良くし、肝も疏泄を通して、血の流す働きを補佐します。
また、心自身も血が足りなくなると十分に働くことができなくなるため、肝も心も血を活動の源としています。
このように肝と心は、密接な関係にあるため、心神と魂も同様に密接な関係にあると考えられており、心神が不安定になると、魂も不安定になります。
また、魂は睡眠と夢と密接な関係にあります。
その為、心神や魂が不安定になることで、睡眠障害や悪夢や多夢などの症状が出てくる、原因になることもあります。
参考文献
『現代語訳 黄帝内経霊枢』 編著:南京中医薬大学 監訳:石田秀実、白杉悦雄 訳:白杉悦雄、松木きか、島田隆司、勝田正泰、藤山和子、前田繁樹
『意釈黄帝内経運気』 共著:小曾戸丈夫 浜田善利
『基礎中医学』 編著:神戸中医学研究会 (燎原)
『鍼灸 臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)
『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)
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