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こんばんは 。二神です。(^0^)
なかなか天候が安定しない日が続いております。
本日も東京は30度近くになったそうで、外では半袖の人もちらほら見かけました。
かといって、夜はまだ肌寒い為どんな服装をすればよいのか迷ってしまいますね。
早く気候も安定して欲しいものです。
さて先日、厚生労働省は高齢者への多剤投与を減らすためのガイドラインを
2018年度末をめどに策定する方針を発表したようです。
これは、以前からとても問題視されてきた問題で、高齢者に多くの種類の
薬が処方され、副作用で体調が悪化するケースが今までも多くありました。
私が関わってきた患者さんでも、薬の副作用と思われる症状に
悩まされている方を多く知っています。
高齢者は薬を体内で分解する機能が低下しており、副作用が出やすいです。
また、複数の疾患を同時に抱えていることも多く、処方される薬の種類も
多くなりがちです。
実際に、高齢者が6種類以上の薬を併用すると副作用が出やすくなるという
データも出ているそうです。
私の担当している患者さんでも病院に行って処方箋を書いてもらい、
薬を大量に持って帰ってくる患者さんを知っています。
考え方によっては、結構恐ろしい話です。
今回、厚労省は薬の専門家から意見を聞きながら問題点を整理し、
患者が医療機関でどんな治療を受けたのかが分かる診療報酬明細書の
データベースの情報や、医薬品医療機器総合機構に寄せられた
副作用報告などを分析し、副作用や危ない薬の組み合わせなどについて調べ、
分析結果なども踏まえて今後の指針の策定を決定するそうです。
これだけ問題が起きている中で今更感はありますが、それでもこのような対策は
一日でも早く進めてほしいものです。
今後に期待したいと思います。
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こんばんは 。二神です。(^0^)
春らしい日もちらほらと出てきました。
ただ、明日も天候は雨の予報で、まだまだ天気は不安定な状態は続きそうです。
しっかり体調管理を行い、気持ちよく春を迎えられるようにしましょう。
さて、先日、嫁が睡眠薬が糖尿病に効くらしいと話をしていました。
その時は時間がなく、そこまでその話題を気に留めなかったのですが、
それからの数日間の間に、患者さんからも同様の話も2,3人から聞きました。
話を聞いてみるとテレビでそのような話をしていたそうで、
患者さんによっては、私も睡眠薬を飲んでいるから糖尿病に効くのかな。
と、睡眠薬を飲むことに肯定的になっている患者さんもいました。
気になったので、調べてみると、この番組の放送に関して医療現場からは
放送内容に問題があると厳しい指摘が相次ぎ、
後日、番組では内容が不適切だったと謝罪文が掲載されたそうです。
番組の中では、ある特定の睡眠薬を飲むことによって、血糖値を下げる
効果のある脳波の作用が強まり、糖尿病の治療ができるなどと説明があり、
また、非常に副作用が少なく糖尿病患者でも気軽に飲める。
睡眠障害の患者は糖尿病の発症率が2倍になる為、こういう薬剤を
使うことで糖尿病の予防にもなると紹介し、糖尿病、糖尿病予備軍の方は
これで安全に血糖値を下げることができると言っていたようです。
睡眠障害が原因の一つに糖尿病が関わっていることはありますが、
睡眠薬が糖尿病自体に作用し効果をもたらすという表現には疑問が出ます。
番組としても謝罪文に番組として説明が不十分だったり、行き過ぎた表現が
あったために、たくさんの方に誤解を与え混乱を招いてしまったとありました。
テレビの影響力って、とんでもないことを改めて痛感しますね。
このような表現により、実際に睡眠薬を本来の目的以外の不適切な目的に使用を
考える方も実際にいたので、とても怖いなと感じてしまいました。
テレビは当たり前のように目の前にあり、情報収集のツールとしてはとても
便利なものだと思いますが、すべてが正しい情報を提供しているわけではないことに、
今一度、理解をしなければいけないと思います。
どんどんと便利な物ができ、世の中は便利になる一方ですが、
それを使う側ではなく、使わされる側になった場合はとても怖いことです。
これからは自分自身で取捨選択して、自分に必要な正しい情報を
得ていかなければならないような気がします。
また、私も患者さんと関わっている以上、もっと言葉の一つ一つや
表現に注意して、誤解を与えないよう真摯に
患者さんに接していこうと思います。
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