東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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(一社)北辰会エキスパートコース大阪会場

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こんばんは 浅田です

 

 

 

先週の北辰会夏季研修会に続き、日曜日はエキスパートコースに参加してきました。

 

 

 

2週連続で大阪に行くのは初めてです。

 

 

 

支部からも多くの先生方がいらっしゃっておりました。

 

 

 

 

午前は、竹本先生、島内先生による臨床方剤学講義「芍薬から見た処方」

 

 

 

芍薬の種類、効能、歴代医家の見解を、色んな文献から引用し、わかりやすくまとめて下さいました。

 

 

 

各方剤の中で、芍薬がどういう役割をするのか、潤す為に加わっているのか、降ろす為に加わっているのか、それとも、腹に効かせる為に加わっているのか、

 

 

 

一つ一つの生薬が、何を目的として加わっているのか(時には抜かれたり、減らされたり)、考えるのが面白く、大変勉強になりました。

 

 

 

では、芍薬と同じ効果を鍼で出すには…

 

 

 

…これからの勉強課題ですね。

 

 

 

 

午後①は、竹下院長による2例の症例報告「乳幼児のアトピー性皮膚炎」「前置胎盤、再生不良性貧血」

 

 

 

9月の日本中医学会と、10月の伝統鍼灸学会で発表する症例を、当日の本番に合わせて発表して下さいました。

 

 

 

どちらの症例も初診後に、今までにない程の排便があり、身体に大きな変化が出ていると患者自身に実感してもらっていました。

 

 

 

患者によって、排便、排尿、発汗しやすくなった、睡眠が取れるようになった、食事が摂れるようになったなど、治療後身体に様々な変化があります。

 

 

 

患者からしたら、一見主訴に関係がないと思われる身体の変化でも、「私の身体、変わっていく」と思ってもらい、気持ちを前向きにさせることが重要なのだと思いました。

 

 

 

論理をしっかり踏まえた治療をしながら、患者の心理面のフォローできる対応、患者のココロを動かせる治療効果を出せるよう、日々勉強していきます。

 

 

 

 

午後②は、奥村先生による「日本における、中医鍼灸の受容とその役割」北辰会の立場から

 

 

 

三因制宜に従って、様々な流派が確立されている中で、北辰会はどういう立場なのか。

 

 

 

正直、私の勉強不足で難しい内容でした。

 

 

 

脾募、不容の話は、わかりやすくとても面白かったです。

 

 

 

不容には、水と火(水と油)を隔てるという意味があり、この境界には膜がある。

 

 

 

このことから、不容は隔膜という考え方ができ、ここに隔たりが無く、上手く交わっている状態が健康と言える、と。

 

 

 

一穴一穴にどんな意味があるのか、まずは経穴解説を完璧に覚えることからですね。

 

 

 

基礎を踏まえてから、応用です。

 

 

 

 

午後③は、新風先生による「各種鍼法の使い分け」

 

 

 

豪鍼、打鍼、古代鍼を用いる場合と特徴を、3種比較しながら説明して下さり、デモ実技を行なって下さいました。

 

 

 

普段臨床をやっていて、どんな状態の時に、どの鍼法を使うべきなのか判断するのが、難しい所です。

 

 

 

刺入に耐えうる患体なのか、実証、虚証があっても刺入可能レベルなのか、最終的には、患者の“気”を感じ取り、直感的感覚が重要になってくると仰っておりました。

 

 

 

今回のエキスパートコースでは、直感という話題が何度か出てきました。

 

 

 

直感の引き出し方は、「私利私欲を捨て、目の前人に心から治って欲しいと、全力で向き合うこと」と、弁釈鍼道秘訣集の心持ち之大事に書いてあります。

 

 

 

理論を軽視せず直感を引き出し、よりベストな鍼法を選択できるよう、精進していきます。

 

 

 

 

終わった後の飲み会では、

 

 

油谷先生、原先生、武田先生に大変勉強になるお話を伺い、

 

 

堀内先生には、コッテコッテの大阪ギャグで圧倒されました笑

 

 

 

 

月曜日は、玄珠堂で治療を受け、研修させて頂きました。

 

 

 

2週間連続で治療を受けると、身体が全然違います。

 

 

 

「毎日はよ寝ろ!」と生活指導して頂きましたが、寝なくてもバリバリ動けそうなくらいです。

 

 

 

エキスパートコースの講義内容も質問させて頂き、大変勉強になりました。

 

 

 

 

本部の先生方に顔と名前を覚えて頂き、色んな先生方に、「いつもブログ読んでます、刺激になります」と、お声をかけて下さいます。

 

 

 

勉強不足でお恥ずかしい文章ですが、今後とも清明院ブログをご愛読頂けたら幸いです。

 

 

 

 

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ビールについて④

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こんばんは。齋藤です。

 

 

 

梅雨明けしたと同時に、雨の日が増えてきましたね。

 

 

 

突然の大雨が増えているので、風邪をひかないよう気を付けてください。

 

 

 

前回の続きです。

ビールについて

ビールについて②

ビールについて③

 

 


お酒の弱い人はお酒を飲んだ時をイメージしてください。

 

 


顔が赤くなる、動悸がする、頭が痛くなる、全部、胸から上の症状かと思います。

 

 


お酒を飲んで体に余分な熱が入ると、体の上半身に熱がこもってしまい、こういった症状が出てくるわけです。

 

 


寒い季節に、エアコンで暖房を入れても足元が温まらないかと思います。

 

 

 

熱は上に上に行ってしまうものだからです。基本的には身体の上の方で症状が起こるわけです。

 

 


では『湿』とはなんでしょうか。

 

 

 

少量ではすぐに動きやすい『熱』の性質に隠れてしまいがちですが、『湿』は6月のジメジメを思い出して頂ければイメージしやすいと思います。

 

 


お酒を飲み過ぎた翌朝は、身体がだるい、頭が重い、やる気がでないことがあるかと思います。『湿』とは身体の中に溜まってしまった余分なお水のこと
なのです。

 

 


お酒は『湿』と一緒に『熱』も入っているので、『熱』によって水分が放散され身体は脱水状態です。

 

 

 

その時、体内にある液体はどうしても粘度が高いドロドロ状態になります。

 

 


この状態を東洋医学では『湿熱』がたまると表現します。なので、こうならないようにお酒を飲んだら同量の水をと言われるわけです
 

 

 

 

お酒の考え方で悪い例を先に出してしまうのが、鍼灸師の悪いところです。(東洋医学では通常『湿』と『熱』を外邪(がいじゃ)、つまり外から入ってくる、よろしくないものとして扱います

 

 


お酒の良い部分として

 

 


嫌いでなければ、ストレス発散になり、気分が高揚し、楽しい気持ちにしてくれます。

 

 

 

これは、体に滞った気を巡らせ、無意識にしている緊張などから、体を解放してくれます。

 

 

 

飲んでいる相手にもよるとは思いますが、、、、。

 

 

 

東洋医学では人の生まれ持った体質をいくつかのタイプに分類して考えます。

 

 


例えば、頑張り屋さんタイプはついつい働き過ぎて肩や首が凝ったり、寝付きも悪くて便秘しがちなどの考え方です。

 

 

 

そのようなタイプに合わせて身体にあったお酒との付き合い方があると言うのがその答えです。

 

 


お酒は『百薬の長』ですが、〜すぎは『百毒の長』になってしまいます。

 

 

 

悪すぎはもちろん、良すぎもきっと何かの反動ですので、何事も適量を超えると禁物と言った考え方です。

 

 

 

これは、お酒との付き合い方に関しても一緒です。

 

 

 

先日、適量のお話をしましたが、東洋医学は現象の医学、そもそもヒトの丁度いい飲酒量は○○mlなんて言い方はしません。

 

 


是非とも皆さんも自分にあった、ほどほど(中庸)を見つけてみて下さい。

 

 

 

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